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【コラム】アインHDの業績予想から垣間見る、薬局・ドラックストア業界の最新動向
調剤薬局やドラッグストアなどのチェーン展開する大手薬局企業、株式会社アインホールディングス(以下、アインHD)が9月5日付で、2025年4月期 第1四半期決算を発表しました(アインHD.2024.09.04)。
同社の第1四半期における売上高は1036億300万円で、前年同期比9.5%の増、営業利益は27億5700万円で前年同期比23.6%の減と、増収減益決算です。特に営業利益の減少が目立
【投資日記:2024年9月9日】第2のブラックマンデーはいずこ!?
8月9日の午前8時、日経平均先物は1200円近く下落しておりました。米国雇用統計の結果を受けての下落です。第2のブラックマンデーを覚悟していましたが、同日の日経平均終値は前日比175円安と、そこまで大きな下落とはなりませんでした。それでも、前場の下落幅は1100円を超えていたタイミングもあり、銀行株を中心とする僕のポートフォリオも、それなりのダメージを負っています。
今日の取引は、新規に買
【投資日記:2024年8月31日】8月の振り返り
8月も、あっという間に終わりますね。個人的には、とても密度の濃い1か月だったように思います。株式ポートフォリオも8月5日を境に大きく入れ替えました。
8月5日に、銀行株を集中的に買い付け、一時はポートフォリオの7割を占めていましたが、一部について利益確定を行い、当該資金を東リとオンワードHDに振り分けています。
とは言え、ポートフォリオに占める銀行株の割合は、セブン銀行を含めて6割超で
【投資日記:2024年8月24日】隠れインバウンド銘柄!?投資対象としての「東リ」の魅力
銀行株を大量に仕込んだ8月前半でしたが、直近では東リ株式会社の株を新規で買い付けています。もともと、同社の株は監視対象としており、株価が400円を下回ったら買おうと考えていました。
そのような中で発生した令和のブラックマンデー(?)で、僕は銀行株の買い付けに必死であり、東リの存在をすっかり忘れておりました。
現状の運用ポートフォリオは銀行株に偏りすぎており、リスク分散も兼ねて、東リの
企業のブランド戦略に惑わされるな!? 鎮咳/去痰薬の有効性と実務上の対応
「コンタック」ブランドの新しい鎮咳薬、新コンタックせき止め液ダブルアタックが2024年8月1日より全国で販売されています。
鎮咳成分としてデキストロメトルファン、去痰成分としてグアイフェネシンを配合した同薬は、「有効成分を承認基準内における最大量配合」というコピーで差別化を図り、「咳中枢に直接作用」「たんの排泄を促す」といった作用機序の言語化で、効果的な薬効感のイメージを作りだしています。