"少"論文003:作品鑑賞=作り手の内面に0.1ミリ触れること
たとえば、カレーを作らせたら右に出る者は居ないと言われるほど、絶品のカレーを作れる料理人が居たとします。
その人の作るカレーは確かに美味しいし、他では味わえない良さがあります。
ここに、僕らが勘違いしてしまいやすい落とし穴があります。
「この料理人は、これまでずっとカレーだけを作っているんだ」
「長年カレーひとすじで作り続けてきたからこそ、この味が出せるんだ」
というふうに。
これは、大きな間違いなんです。
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