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698.中小企業は「採用広報」に力を入れるべきという話。

ここ最近、採用広報に注目が集まっています。
人事や採用担当者の方はご存知かもしれませんが、まだまだ知らない方が多いので今後の採用施策の1つとして役に立つ内容だと思います。

生産労働人口労働人口が減少している中で、採用活動を成功させるのは極めて困難な状況です。資金が潤沢にある会社は採用予算を投じて母集団形成している、全ての企業が同じ戦略を取れるわけではないので資金勝負で負けてしまうことが多いです。
(悔しいですけど、致し方ないです)

資金勝負だけではなくなってきたのはインターネットが発達しSNSが登場したことによって、頑張って発信をバズらせれば資金投下している企業よりも母集団形成できたり、優秀な人材を集めることができます。

今回のテーマは、採用ターゲットに刺さるコンテンツを作り、企業側からどんどん発信することで効果的な採用活動につながる話をしていきます。特に中小企業にお勧めの内容となっておりますのでぜひ参考にしてみてください。

※人材紹介、求人媒体とはまた別の施策として注目されています。


採用広報とは?何がメリット?

採用広報をざっくり説明すると、

採用広報とは、企業が人材採用を目的として行う広報活動のことです。具体的には、企業の魅力や採用情報を効果的に伝えることで、優秀な人材を引きつけることを目的としています。

採用広報をすることで得られるメリットは、人を集めることもそうですがコンテンツの資産化、企業ブランディングを高めることに繋がりますので単に人を集めるだけの広報活動ではありません。


資産を作る活動をどれだけしているか?

僕も大事にしていることですが、企業活動の取り組みをどれだけ資産にできるかを考えることです。

広告の出稿や無闇やたらのテレアポは資産にならず活動した残ります。もちろん広告で獲得したユーザーやテレアポで商談したお客様は資産になるのですが、活動自体を資産にすることは難しいです。

結果的に資産になっただけであり、活動を行うことで活動自体が資産になることは何なのかを常に意識して行うとあらゆる施策が資産となりストックされていく企業としてはめちゃくちゃ有難いことです。

難しいのが資産を蓄積する活動は直近で成果を出すことは極めて難しいです。

長期保有前提の投資は成果が出るのに時間が掛かるのと同じように、コンテンツマーケティングや企業ブランディングは一朝一夕で成果に繋がることはないです。

ただ、中長期的に考えると作り上げた資産が爆発的な成果を生む可能性があります。

ラグジュアリーブランドは時間を掛けて今の地位を築いており、1年やそこらで今のブランドを確立することは難しいでしょう。

「時間」や「歴史」を活かすのも資産を作る活動です。

50周年記念!とかまさにそれです。
うわ、なんか凄そうって感じます。

時間や歴史以外にも個々人のキャラクターや実績、事例なども資産です。

人が、すごい・いいな・欲しいと価値を感じられる度合いを上げるものが、企業が蓄積すべき資産だと思っています。

こんな風に書いてますが、それが中々難しいのが現実で、できるのであればやりたいものです。僕もせっせと頑張ってます笑

僕の採用広報は、noteでの発信やその他SNSの発信です。

自社の魅力や僕が考えていること、思っていることをコンテンツにすることで興味を持ってもらえる母数を増やす、面接前のギャップを減らすことに繋がっています。

何をやっている会社なのか、社長はどんな人なのかを理解した上で話を聞いた方がお互いにメリットあると思います。

なので、僕は必ず面接前に僕の考えをまとめた記事を送るようにしています。
この施策、めちゃくちゃ良いなと思ってます!

これは僕自身が積み上げた資産だと思っていて、採用広報の施策として非常に活用できています。

この記事が参考になりますので時間がある方は是非読んでいただきたいです!

まとめると、中小企業こそ採用広報を取り入れるべきだと思っています。
採用活動に潤沢な資金を投じられない、的確なノウハウを持っていないからこそ、自社の魅力や社長の考えをコンテンツにまとめ発信していく。そのコンテンツが直近の母集団に繋がらなかったとしても定着率改善やミスマッチを防ぐことに繋がるかもしれません。

それが、資産が持つ強みだと思います。

何かしらに大きな影響を与えると僕は思っていますので、ぜひ採用広報力を入れて欲しいです!

今日もお疲れ様でした。
また明日からも頑張りましょう。

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