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【MEMBER'S VOICE #7 田中裕太】アジアの時代は間もなく来る。日本の経済にはグローバルな視点やビジネスが必要

 私たちSports X Initiative(SXI)の一番の特徴ともいえるのは、メンバーの多様性です。実績に限らず、事業開発、ブランディング・マーケティング、各種制度設計、データアナリティクスなど、多様な専門性を有したSports Xのアルムナイメンバーを、リレー形式でご紹介させていただきます。

田中裕太(Tanaka Yuta)
◎経歴

国士舘大学 → United States Olympic Committee FLAME Leaders Program → University of San Francisco the sport management master’s program → 慶應 SDM Sports X Leaders Program → Quantic School of Business and Technology Executive MBA →
Global Athletics & Marketing → Google Japan
◎私にとってSports X Leaders programとは…
「スポーツ界の革命児集団」

アメリカでの勝負から五輪開催国の日本へ帰国

 アメリカの大学院(University of San Francisco)でスポーツビジネスを学び、本気でアメリカで勝負して学びたいと思ったから現地就職を決めました。

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 選手のマネジメントやスポンサーシップ営業、チケットセールス、マーケティング戦略、イベント、事業開発など多岐にわたる業務を経験できました。そこで作ったグローバルなネットワークは、今でもキャリアの財産と思っています。

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 ニューヨークのタイムズスクエアでイベントをやったり、ウサイン・ボルト選手を大会に招待したり、世界145カ国に放映されるダイヤモンドリーグのイベントスポンサー獲得に奮闘したり、日本ではなかなか味わえないスケールとスピード感を経験する事ができました。

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 日本でオリンピックが開催がされることが決まった段階で、日本に帰りたいと思っていました。

 テクノロジー企業のスポーツの産業にできることやデジタルの可能性を当時から信じていて、Google Japanに入社を決定。現在は、Sports Partnership ManagerとBrand Marketing Managerを担当しています。

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 当時Googleで世界で初めてスポーツビジネスに特化したチームの立ち上げを任され、幅広い業務を経験する事ができました。東京2020のスポンサーシップの締結に奮闘しました。

スキルはマーケ、事業戦略、パートナーシップ全般

 現職でもそうですが、前職の時からゼロからパートナーシップ戦略を描き、さまざまなステークホルダーをマネジメントして交渉することなどを経験してきました。

 特にアメリカで外国人(マイノリティー)として働きながら、マーケティング、事業戦略、パートナーシップ全般などのスキルや力がついたのは今でも日々の業務で生きていると感じます。

優秀な人材を日本だけで完結させたくない

 日本は優秀な人材が沢山いると思うのですが、海外、特にアジア圏の経済的成長はすさまじいものがあります。

 今後グローバル化が進む中で、その優秀な人達が日本だけで完結していたら、日本の経済成長は無いと思っています。少しでもグローバルの視点や、ビジネスを育てる事が重要になると思っています。それを加速させるのがスポーツビジネスだと信じています。

 Sports X Leaders Programではそのような事に一緒に危機感を持ち、挑戦できる仲間を作りたいと思って参加しました。

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グローバルな視点を持つスポーツビジネス集団に

 SXIでは、東南アジア諸国および東アジアで事業をすることで、スポーツマーケットの拡大を図っていきたいと思います。

 グローバルな視点を持つスポーツビジネス集団になりたいです。

 人口やGDPの観点からも、アジアの時代は間もなく来ると思います。

 そこで地理的にも文化的にも、欧米諸国より近い日本は欧米諸国よりビジネスチャンスがあると思っています。アジアでは、スポーツのインフラがまだまだ成長の余地があります。仕組みという意味では、日本のスポーツシステムは東南アジア及び東アジアでのスポーツシーンの発展に寄与できると思っています。

 日本のシステムを移管することで、アジア時代の到来を加速するようなクールなプロジェクトをしたいです。

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 迷ってる人より行動をする人が道を切り開く時代となります。SXIは一緒に切り開く仲間を探しています!

※本稿は個人の意見であり現所属とは独立した見解となります

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