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神無月|October



コラム |スポーツの日

東京オリンピック開催を記念して制定された「体育の日」は2020年に「スポーツの日」へと変更されました。運動が身体に与える効果とは?たとえば、30分の軽い運動でも「脳の掃除屋」と呼ばれるグリア細胞が活性化し、脳内の不要な物質を取り除くことができます。これにより、記憶力や集中力が向上に効果があります。さらに、運動後には「幸せホルモン」セロトニンが分泌され、気分がスッキリとする効果も。普段の生活に小さな運動を取り入れて、脳と心をリフレッシュしてはいかがでしょう。

医療情報|50歳からの睡眠のコツ

年齢を重ねて、眠りが浅くなったり、夜中に何度も目が覚めたりすることが多々あります。 特に50歳を過ぎると、「よく寝た~」といったような熟眠感を得ることが困難になります。そこで、睡眠の問題点とその原因、そして改善策について、まとめてみました。
1. よくある睡眠の問題点

  • 夜中に何度も目が覚める

  • 朝早く目が覚める

  • 寝ても疲れが取れない

2. 主な原因

  • ホルモンバランスの変化:男性のテストステロン減少、女性の更年期によるホルモンの変動が睡眠に影響します。

  • 夜間多尿と前立腺肥大症:男女とも、加齢とともに就寝中に尿を作ってしまうようになります。また、男性は前立腺が肥大することで夜間のトイレで目が覚めるようになります。

  • 生活習慣:うたた寝・昼寝、運動不足、過度なカフェインやアルコール摂取。

3. 改善策

  • 規則正しい生活リズムを

    • 毎日同じ時間に起床

    • 寝る前の1時間はリラックスタイムを確保。(スマホは厳禁)

  • 適度な運動を日常に取り入れる

    • 昼~夕方に軽い運動を行うと、夜の眠りが深くなります。

    • 寝る直前の激しい運動は避ける。

  • 食事や飲み物の工夫

    • 就寝前のカフェインやアルコールの摂取を控える。

    • 就寝の3時間前までに夕食を終える。

50歳からの睡眠の質は、心身の健康に直結しています。 今回ご紹介したコツを参考に、少しの工夫で毎日の睡眠を改善してみてください。

健康オタク |「秋の花粉症」


【原因】
秋の花粉症の主な原因は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの雑草の花粉です。これらの植物は、夏の終わりから秋にかけて花粉を飛散させます。特にブタクサは都市部でも生育しやすく、多くの人々にアレルギー症状を引き起こします。
【症状】
秋の花粉症の症状は、春の花粉症と似ていますが、特有な症状もあります。春のスギ花粉の場合は、花粉粒子径が大きいため、鼻粘膜に留まりやすく、下気道への影響は少ないとされ、一方、秋の花粉症の原因のひとつ、ブタクサ花粉は粒子が小さいため、気管に入ってぜんそくのような症状を引き起こすケースもあります。また、ブタクサやヨモギの花粉症の症状として喉のかゆみやイガイガ感を特に強く感じることもあります。
その他、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、咳、皮膚のかゆみ、湿疹など
【対策】
花粉症の対策には、花粉の暴露を最小限に抑えることが重要です。

  • 外出時の対策:マスクやメガネを着用する。

  • 帰宅時のケア:家に入る前に衣服の表面についた花粉をよく払い、すぐにシャワーを浴びて、衣服や身体に付着した花粉を洗い流す。

  • 室内環境の改善:窓やドアを閉めて花粉の侵入を防ぎ、空気清浄機を使用する。

  • 洗濯物の管理:花粉の多い日は、洗濯物を室内に干し、外に干した場合はよく払ってから取り込む。  

【治療】
花粉症の治療には、医療機関での診断と適切な薬物療法が必要です。

  • 抗ヒスタミン薬:くしゃみや鼻水、目のかゆみを抑える。

  • 点鼻薬・点眼薬:ステロイドを含む点鼻薬は、特に効果がある。

  • 免疫療法:アレルゲンの暴露を徐々に増やして免疫をつける治療法で、長期的な効果が期待できる。


広く知られているスギ花粉の症患者の70%の人が、季節を問わずアレルギー性鼻炎症状が現れるといわれています。症状が続く場合は医療機関を受診しましょう。

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