【自意識過剰で悩む人必見】若林正恭著「社会人大学人見知り学部 卒業見込み」に見い出した苦悩と希望
こんにちは、すいっちです。
「人見知りだから社会で生きていくのがつらい…」
「自意識過剰で周りの目が気になって生きづらい…」
と悩んでいませんか?
そんなあなたに読んで欲しい本があります。
それが、オードリー若林さんが書いた「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」というエッセイです。
■このnoteの概要
この本はエッセイと言いつつも、自己啓発や仕事術などの側面も持っていると僕は思っているのですが、
今回は人見知りや自意識過剰の人が読むと、心が軽くなるという面に注目して紹介したいと思います。
人見知りや自意識過剰の人にとっては、共感できる部分が数えきれないほど出てきます。思わず「うんうん」と頷き、気づいたら赤べこ状態になっているはずです。
そして、何より若林さんなりの答えやヒントを自力で導き出しており、それを知れるというのがこの本を読むメリットです。
僕は落ち込んで「何もしたくない」「何をしたらいいか分からない」とこまで追い詰められたとき、この本を読みます。僕はこの本に何度も救われてきました。
「救われる」というと大げさな気もするのですが、やっぱり「救われる」という表現が一番しっくりくるのです。
「助けられた」「ためになった」「参考になった」などの表現でも間違ってはいないのですが、それでは軽い気がしてしまう。
それは、若林さんが”本気で”悩んで”本気で”考えて”本気で”導き出した答えに対するリスペクトが足りないと感じてしまうからかもしれません。
「なんか怪しい宗教なのかな」と感じるレベルの入れ込みようですが、
大丈夫です笑
ちょっと熱がこもりすぎてしまいました笑
さて
このnoteでは、
人見知りや自意識過剰で悩んでいる人が
「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」を読むべきメリットを4つ紹介し、
この本を読むべき人はどんな人なのか?を書いていきたいと思います。
このnoteを読めば、「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」の魅力に触れ、自分はこの本を読むべきなのかどうかを判断することができます。
もし最後まで読んで、興味を持っていただけたのなら、ぜひ若林さんの本を読んでくれると嬉しいです。
では、「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」のポイントを紹介していきます。
■悩んだ時の具体的な対処法を知れる
「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。」
この本の一節なのだが、すごく響く。
この言葉がTwitterでバズっているのをたまーに見かけるが、この言葉は普遍的に世の中の人にも響くんだなと思った。
なぜ、若林さんはここまで本質を突いた言葉を出せるのか?
それは、若林さんがそれだけ悩んで悩んで悩み抜き、それでも逃げずに考え続けたからだと思っている。
人は、苦しいとき思考停止することで、苦しさを感じることを止めてしまう。
だけど、そうすることを止めなかった若林さんが、もがき尽くした結果として本質を突いた考え方が生まれるんだと思う。
このnoteで、
「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。」
に至った経緯を書くと長くなってしまうので、気になった方は本文「ネガティブモンスター」を読んでみてほしい。
論理的な思考の合間に、ユーモアの利いた笑えるエピソードも交えて綴られているので是非。
■モヤモヤを言語化してくれる
など、自意識過剰や、社会の形式的な社交に対しての違和感に
思わず「あるある!」と頷いてしまう。
ただ「あるある!」だけで留まらずに
「なぜなんだろう?」
と追及していくのが若林さんの凄いところ。
この姿勢に感心する。
例えば、
先ほどの手酌の話では、
とある。
普通の人は思考停止して「そんなもんなのか」としぶしぶ受け入れてお酌するのだが、若林さんは違う。
「本当にそれでいいのか?」と考えることで、自分が納得するまで受け入れようとしない。
そして、ただむやみに批判するだけでもない。実際に図書館に行って調べるという行動まで起こしている。
若林さんは一見「ひねくれている」と捉えられがちだけど、そうじゃなくて「恐ろしいほどまでにピュア」なんだと思う。
物事をフラットな目線で見ているからこそ、理屈に合わない形式的な社交に対して疑問が沸くのだろう。
そうやって、自分のアタマで疑問を持ち、考え、導き出した答えだからこそ僕らの心に響く。
共感の上に成り立つ提案は、自然にスッと腑に落ちる。
結局、若林さんがどんな結論に至ったのかは、本文の「馬鹿の定義」を参照してほしい。
■事例が豊富&手軽に読める
この本は雑誌「ダ・ヴィンチ」の連載を基に構成されているため、短編形式でまとめられている。
だから、幅広いテーマを堪能できるし、一編が4~5ページ程度に収まっているので手軽に読める。
しかし、本全体に「人見知りや自意識過剰の悩み」というテーマが根底に流れているので、そのテーマで悩んでいる人にとっては本当に濃い一冊になっている。
■自分に希望が持てる
本の後半に近づくにつれ、
「成長」と呼ぶべきか
「社会への諦め」と呼ぶべきか
自意識や形式的な社交への拒絶感が若林さんの中で薄れていくのがわかる。
自分の価値観と社会の価値観とのギャップに打ちのめされていたのが、
社会に揉まれ、生活していくうちに折り合いの付け方を少しずつ学んでいったのだと思う。
若林さんが”大人”になっていく過程は、僕にとっての「希望」だ。
人見知りや自意識過剰、社会の通念に悩む僕も、いつか若林さんのように折り合いを付けられる日が来ると感じるから。
同じ悩みを持ち、苦しんできた人の言葉は重く、
心の支えとなるのだ。
きっとこれからも様々なことで悩むだろうけど、それでも”道標”となる存在がある。
それだけでどれほど救われるか…
”大人”への成長の過程を感じることができるので、
是非、一冊全体を通して読んで欲しい。
■読むのに向いている人・向いてない人
ここまで、このnoteを読んで共感してくれたのなら、もう今すぐ買って読んだ方がいいです。それ以上の共感が得られるはずです。
逆に、現時点で人生が楽しくて仕方ない人は
読んでもピンとこないかもしれません。
色んなことを気にしすぎて「人生楽しくないな…」と感じている人にはめちゃくちゃ刺さると思いますのでおすすめです。
■まとめ
この本を読むメリットを以下にまとめます。
自分と同じように苦しんでる人がいて
それでもあがいて、もがいて、
どうにか解決策を見つけようとしてる人がここにもいる。
それを知れるだけでも
「自分もあと少しだけ頑張ってみてもいいかな」
と思えるはずです。
この本を読むことで、人見知りや自意識過剰で悩む人が、少しでも心が軽くなってくれたら嬉しいです。
若林正恭著「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」はこちらから↓
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