Social Worker-Black Sheep@ソーシャルワーカーから見える世界
記事一覧
日常生活自立支援事業を考える
「福祉サービスを利用したいけど、認知症が進んできていて、自分で考える自信がない」
「電気代の支払いや年間の管理が自分では難しくなってきた」
こういう時に支援者が検討するものとして、日常生活自立支援事業があります。
略して日自とも呼ばれますが、この制度はとかく分かりにくい、使いにくいという声が多いです。
少し、解説していきます。
日常生活自立支援事業とは認知症・知的障害・精神障害などにより、
子どもを持つメリットはないのか
Xでこんな記事を見つけて感動したので紹介です。
子どもを持つメリット。考えることありますよね。
デメリットはたくさん思い浮かびます。
自分の時間がなくなる、仕事との両立が難しい、体力が削られる…など。
一方メリットは…?
この記事にある通り、そんな小さな言葉ではおさまらないほどの圧倒的な幸福があります。
職場によくいる、旦那の悪口を言う女性。それをみていると結婚っていいものではないんだなと
"子持ち様"と"独身貴族"
SNSで見られる、子持ち様叩き。
子持ちからすれば目も当てられない書き込みがたくさん見られます。
一方、独身貴族という言葉もあります。
1人で生きる自由を謳歌する人を指すことが多いでしょう。
子持ち様と独身貴族。
どちらもあまり綺麗な言葉ではありません。
元は同じ人間で、一緒に社会を作るメンバーであるはず。
ここまで分断を広げるのは、やはり余裕のなさという現代病でしょうか。
"会社のせ
衣服が変えた認知症生活
医療ソーシャルワーカーをしていると、多くの認知症患者さんに出逢います。
主症状は肺炎や骨折などでも、認知症を伴う方もたくさんいらっしゃいます。
そんな中、入院中の認知症患者さんへの対応でいつも問題にされるのが、看護の大変さ。
不穏になる、せん妄が現れる、ケアが大変・・・さまざまな声を聞きます。
色々なエピソードがある認知症の方の入院生活ですが、実は私には、医療ソーシャルワーカーとして担当させて
社会福祉協議会の仕事(コミュニティソーシャルワーカー)
社会福祉協議会は、全都道府県と市区町村に設置されていますが、何をしている団体かはあまり知られていません。
この声は、住民だけでなく、同業者や専門職からも聞かれます。
社協の仕事については、これまで"住民主体".という言葉を用いて説明されてきました。
これはとても大切な概念ではありますが、イマイチ分かりにくいのもまた事実です。
この住民主体という言葉に代わる今日的な社協のキーワードは、"コミュ
社会福祉士国家試験 解説 ~ICF~
このカテゴリーでは、社会福祉士の国家試験の過去問を解説しています。
ICF(国際生活機能分類)第36回
問題2 事例を読んで、国際生活機能分類(ICF)のモデルに基づく記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
【事例】
Aさん(78歳、男性)は脳梗塞を発症し左片麻痺となった。室内は手すりを伝って歩いている。外出時は車いすが必要で、近隣に住む長女が車椅子を押して買物に出かけている。週1回の
お金がない高齢者の相談に触れて思うこと
「夫が亡くなって遺族年金だけになり、家賃が払えなくて引越しを考えているんだけど、貯金もなくて困っている。年金は月に13万程度で、生活保護にも該当しないと言われて。ものが多いから引越しや処分に50万はかかりそう。引越しのお金を貸して欲しい。」
(事例を加工しています)
こういう相談を受けると、
「先のこと考えて生活してこなかったのかな」
そう思うことも正直あります。
でも、ふと自分ごとで考え
お酒が弱いソーシャルワーカーの飲み会での立ち回り
新年度に入り、歓送迎会シーズンになりました。
ソーシャルワーカーの職場でも、飲み会は増える時期です。
社会福祉を勉強し、より良い支援のためにソーシャルワークに励む私たちソーシャルワーカーでも、お酒に弱い方もいらっしゃるでしょう。
私もお酒は弱いです。
酔うことができず、体調が悪くなるタイプです。
でも大丈夫。
そんな方におすすめの飲み会の立ち回りを、ソーシャルワークの視点でご紹介します。
医学モデルと生活モデル
ソーシャルワークや福祉を学ぶと必ず出てくる言葉、生活モデル。
その対の概念として出てくる医学モデル。
ソーシャルワーカーにはものごとがどう見えているのか、医学モデルと生活モデルをベースに考えてみます。
医学モデル・生活モデルとはそもそもモデルとはなんでしょうか。
コトバンクによると、モデルとは「ある事柄の手本や見本となるもの」「模型」とのことです。
医学モデルと生活モデルにおいてのモデルは
こんにちは。Social Worker-Black Sheepです。
はじめまして。Social Worker-Black Sheepです。
ソーシャルワーカーの視点から、福祉に関するさまざまなことをXでつぶやいています。
noteの方では、140文字では表せないところまで、ソーシャルワーカーとして福祉を執筆したいと思っています。
私のライフワークは、福祉とはを追求すること。
福祉を福祉の世界に閉じ込めず、オープンなものにしていきたい。そう思っています。
ソ