毎年6月と12月はボーナスの時期。
それにあたり、半期に一度の人事考課が行われます。
人事効果ってまじで根深い。
特集していきます。
これまでの私(社協)の人事考課
だいたいBとかB+、75点とか84点とか意味分からない数字をつけられます。誰やねんと思って聞いています。
時々、地域福祉の進め方をよく分かっている、真摯に取り組んでいるなど、褒められることもあります。ありがとう。
ただ、どちらかというとネガティブなことを言われることが多いなぁと言う印象です。
これまで言われたのは、
上司のフォローが足りない
→上司の仕事の進捗を気にして、とまっていたら手伝ってあげなさい。荷物を持っていたら代わりに持ちなさいなど。知らんがな困ったら自分で言ってこいよ上司なんだから。
根暗
→あなたがいたらチームが暗くなる。
いやシンプルな人格否定。このとき残業しすぎて寝れなくて精神科行ってたんですけど。
生き急ぎすぎ
→希望の配属を聞かれたので答えたら相手の思うところと違ったよう
知らねぇよじゃあ聞くなよ〜。
人事考課ってなんだろう
あくまで賞与の支給バランスと昇格を調整するものでしかない
結局はパフォーマンス。
やっとかないとなんか時代的に年功序列もなぁー的な感じです。
そもそも直属の上司の純粋な評価ではなく、会ったこともない人事委員会の人間に最終調整される時点で終わってます。
人材育成を目的とした考課にしよう
フィードバックの際は、よかったことと改善点が告げられます。しかし、これらについての具体的な対策は話されません。
言いたいことを一方的に言ってあとは投げっぱなしの昭和のモラル欠如なフィードバックです。
会社をよくしようとか人材を育てようと言う意図での考課ではないなら、人事は破綻しますよ。
福祉業界の人事考課のより良い在り方とは
福祉業界は他業界と異なり、ノルマや目標達成が質的にならざるをえません。
それゆえ、人事考課という仕組みは恣意的になりがちです。
というか調整が効く時点でもう公平ではないです。
福祉に目標達成を盛り込みすぎると、ニーズに基づいた支援ではなく、こちらの成果物作成支援になってしまいます。
福祉業界の人事考課は、人材育成考課であるべきだと思います。
平たくいえば、賞与や昇格とは関係がない考課が仕事の特性に望ましいと思っています。
そうなると頑張らなくなるだろうという反論もあると思いますが、残念ながら今の人事考課も、モチベーションをあげるほどの魅力はありませんし、ほかで仕組みを用意すればいいです。
人が人を評価する仕組みです。
ハラスメントなんて簡単に起こる内容ですので、しっかり理論を整理して、実情にあった考課にしていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?