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ドイツはAfDを選べるか

「難民政策は「日本モデル」を手本にする…ドイツで悪魔扱いされている極右政党の支持率が倍増しているワケ」
(PRESIDENT/川口 マーン 惠美)


 左翼メディアが一斉に何かを批判し始めたら、実際は良い事が起きており、それを叩き潰そうとしている可能性が高い。
 特に、「極右!」などと言い出そうものなら即座に反応しなければならない。「何かあるな!?」と。

 日本において左翼メディアと言えば、殆どすべての報道機関を指すが(※補足①)、これはドイツでも同様である。
 左翼というのは、突き詰めて考えれば極少数である。
 大衆から搾取し、自分達だけが富を独占しようというのだから当然の事で、多ければ話にならない。全員が詐欺師になったら社会は成り立たないという事である。
 詰まり、保守以外の政治家・政治団体を支持する殆どの者は、左翼でも右翼でもリベラルでも中道でも中道右派でも中道左派でも極左でも極右でも無く、或いは社会主義者でも共産主義者でも自由主義者でも民主主義者でも無い。単に騙されているだけである。
 この様な騙されし者を何と呼ぶか。単体を指す場合は「愚図」、多数を指す場合は「愚図共」、社会全体といった規模感の場合は「愚衆」である。

 左翼は思想の一つとされるが、もっと実用的に考えるなら、詐欺師の一形態と看做すべきであろう。
 「国」「世界」という大きな枠組みにおいて、もしも政治が左傾化した場合、最終的には必ず「騙して支配し搾取する極少数」と「気付かずに支配され搾取される大多数」という形に行き着くからである。
 保守と左翼をして「右と左」と言われるが、私に言わせれば、これがもうプロパガンダである。「上と下」だろう。
 保守を「上」と認める訳にはいかない左翼が、保守を「右翼」と呼び、更に強い攻撃を仕掛けたい場合は「極右」と呼ぶ。これが基本構造である。

 さて、ドイツにおいてAfD(ドイツのための選択肢)という政党が、左翼メディアや左翼政治家の集中砲火に曝されながらも支持率を拡大させているという。
 左翼≒詐欺師がこぞって攻撃する。しかも、「極右」呼ばわりする。この様な状況を目の当たりにしたならば、冒頭に記載した知識の出番である。
 即ち、「何かあるぞ!」という事である。


 以前、下記URLに示す記事の中で、「ドイツは狂っている」という様な説明を行った。

 緑の党というのは共産党な訳で、その様な詐欺集団が政権与党を襲ってしまったら、脱原発の様な悲劇の一つや二つ簡単に起こるに決まっている。
 私としては、もうドイツという国は崖から転落してしまい、全身複雑骨折の満身創痍。自力では立ち直れない状態にまで至ってしまったものと思っていたが、どうやらクビの皮一枚で繋がっていたらしい。
 崖の上から見てみると、縄が一本だけ崖上に引っ掛かっている。そこにぶら下がり、ギリギリで転落はしていなかったという事である。

 社民党や緑の党や自民党の狙いとは何か。
 ドイツを一人の人間に例えて、縄一本でぶら下がっていると書いたが、落ちたら社民党や緑の党や自民党にとっても不都合ではないか?
 いや、そうでは無い。
 奴等は支配し搾取したいのであって、国を成長させたり大衆を幸福にしたいのでは無い。社会全体の経済が強固になればなるほど、広く一般大衆が富む。そうなればより多くの税収が期待出来るし、搾取出来る量も増える訳だが、事はそう単純では無い。
 広く一般大衆にまで富が行き渡れば、多くの者が政府の補助を必要としなくなる。結果、利権の旨味が減る。
 支配して搾取したい者にとって、一般大衆は適度に貧しく、適度にバカでいて欲しい。
 「放射能は怖い」
 「脱炭素は喫緊の課題」
 「再エネで国が優位に立てれば、国民は皆裕福になれる」
 この様な戯言を盲信していて欲しい。その様な状況を強固に出来るなら、国益を損なう事も策の内という事である。

 日本のバカメディアは、前首相のメルケルとかいう巫山戯たババアをやたらと褒めちぎっていたが、こんな事をやっているから「バカメディア」などと呼ばれるのである。
 このBBA(=ババア)が左傾化させたから、緑の党(=共産党)がハバを利かせる土壌が出来上がってしまったのではないか。
 そんなドイツで、保守政党足るAfDが勢力を伸ばしているという。「死んでなるものか!」という、人間の底力を見せつけられる思いである。


 2023年6月11日、チューリンゲン州ゾンネベルク郡にて、候補者4人を対象に選挙が実施された。
 ここでは、誰もが過半数を獲得出来なかった為、2週間後の6月25日に決選投票が実施された。詐欺集団たる緑の党(=共産党)曰く、恥辱の日である。
 決選投票の結果、AfDが擁立したロベルト・ゼッセルマン氏は得票数 52.8 % の結果により、現職のユルゲン・ケッパー氏を破って当選した。

ロベルト・ゼッセルマン氏その人の勇姿

 ゼッセルマン氏の発言をいくつか取り上げてみる。

・ドイツ政府は米国の操り人形になるな!

出典:ゼッセルマン氏の発言を要約

 これは当然の事であるが、主にはバイデン政権に追従し、ウクライナ支援に精を出している事を指摘したものだと思われる。
 西側諸国によるウクライナ支援は、支援している国々の一般大衆に大きな不利益を齎している。勿論、そこには米国も日本も含まれる。(※補足②)
 ドイツの政治家としてウクライナ戦争の停戦を主張するのは当然であり、だからこその「支援をするな」「米国に追従するな」である。

・国境を防衛せよ!
・イスラムから女性を守れ!

出典:ゼッセルマン氏の発言を要約

 スウェーデンは最近になって少しずつ正気を取り戻しつつあるが、彼の国を「Rape-friendly Country」に貶めた主たる要因こそ、移民受け入れの基準を大幅に緩め、大量のイスラム系移民に国境を越えさせた事である。
 先ず第一に、イスラムはカルト宗教である。
 という事を言うと、「キリスト教も同じだ」とのたまう物知らずが多いが、キリスト教の場合はキリスト教徒が教義を拡大解釈する事で戦争を正当化したのに対し、イスラム教は教義そのものが侵略を是としている。この違いは大きい。他にも、ハラールやら女性の扱いなど、教義そのものに多くの疑義を抱えている。
 この様な宗教は可能な限り排除すべきであり、これこそ政治家の仕事である。

・風車よりもディーゼルを!

出典:ゼッセルマン氏の発言を要約

 西側諸国が脱炭素という自傷行為に邁進しており、これによって一般大衆が受けた不利益は計り知れない。
 ハナクソにもならない風力発電を増やし、返す刀で「電気自動車ァァーーーッ!」と叫ぶのでは無く、原油の開発を推進し、ディーゼル車やガソリン車に対する無駄に高い規制を緩和せよという事である。
 CO2ゼロを早急に実現せねば、気候変動により大変な事になる?
 だったら先ずは、IPCCの査読ごっこに依らない真面な根拠を提示しろ、NIPCCやハートランド研究所の主張と真っ向から戦ってみせろ、という事である。


 日本にも保守政党というのは存在する。幸福実現党であり、新党くにもりである。(※補足③)
 特に幸福実現党の扱いなど、ドイツのAfDと酷似している。基本的に無視され、極稀に真っ当な発言で叩けそうなものだけ取り上げて、本人の意見は聞かずに批判だけの報道を行うといった具合である。

 そう言えば、幸福実現党の母体である幸福の科学だが、2023年3月2日に総裁の大川氏が亡くなられており、その後の現状がどうなっているか知らない。
 バカメディアが何やら嬉しそうに幸福の科学の内紛を報じていたり、大川氏の長男で勘当されたバカ息子がいて、YouTube で三崎優太というもの知らずと頓珍漢な宗教論を駄弁っている動画(※補足④)があるが、幸福実現党がドイツAfDの様に勢力を伸ばせないのは、日本人の多くが宗教の「し」の字も理解出来ていないという面もある様に思う。

 宗教の存在意義とは何かと言えば、道徳の根源足り得るか?という事に尽きる。その宗教の教義が、自由であり民主的であり完全な資本主義社会の構築を目指す上で、必要とされる道徳観を内包出来ているか?という事である。
 キリスト教の十戒にはそれがある。幸福の科学がどうかは知らないが、少なくとも人間が起こすゴタゴタは切り離して考えなければならない。
 バカメディアにとって、日本人が宗教の「し」の字も理解していない事、数少ないまともな主張を繰り返す政党足る幸福実現党が、幸福の科学という宗教を母体としている事、これらは左翼にとって僥倖であったと言えるだろう。

 ドイツは緑の党という共産党が政権与党の座を襲い、脱原発をやらかしてしまうくらい狂っている一方で、AfDの様な保守政党が勢力を伸ばせている。
 日本は共産党が政権与党になる可能性は今のところ低いが、肝心の保守政党は勢力を伸ばせる気配が微塵も無く、保守という体になっている社会主義政党の自民党が政権与党に居座り、徐々に共産化していっている。
 ドン底から少しずつ上がって来ようとしているドイツ。かなり低いところから更に堕ちようとしている日本。何方がマシなのだろうか・・・。


※補足①

 日本の場合、殆どすべての報道機関が左翼なのは他国と同じだが、更にその多くが反日だったりする。
 だが、それは最早大した問題では無い。
 左翼というのは詐欺師の一形態と言える。詐欺師が反日だったからと言って、今更である。

※補足②

 日本にとってロシアは敵性国家である。
 ウクライナ軍がロシアに打撃を与えてくれる事は日本の国益に直結するから、日本はウクライナを支援すべきである。
 ロシアが西に注力している今は北方領土を奪還する絶好のチャンスである。即ち、ロシア極東の軍事拠点を巡航ミサイルで沈黙させつつ、北方領土の諸都市を絨毯爆撃し、樺太北端まで接収するという事である。
 だが、現実はそう単純では無い。
 その様な武力行使の準備を日本は一切してこなかった。これではロシアを挟撃する好機を活かす事など不可能である。
 であるならば、ロシア・ウクライナ戦争はさっさと停戦してくれた方が良い。

※補足③

 今の日本の国政政党は全て保守では無い。

・自民党:社会主義(一部は共産主義)
・公明党:社会主義
・立憲民主党:共産主義且つ反日
・国民民主党:社会主義
・日本維新の会:社会主義
・日本共産党:共産主義且つ反日
・社民党:共産主義且つ反日
・れいわ新選組:馬鹿(共産主義の成り損ない)
・NHK党:馬鹿(社会主義の成り損ない)
・参政党:社会主義

※補足④

 三崎優太氏と大川宏洋氏(故、大川氏に勘当されたバカ息子)の動画を見た事がある。
 コイツらの動画は両名ともこれ以外に見た事が無く、見たのも偶々であるが、もう両名とも見る事は無かろう。
 その動画の中で、バカ2人がこの様に発言していた。「宗教法人の役割とは人助けだ」と。こういうのをバカ丸出しと言う。

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