【お悩み相談】6歳下の彼に恋をしています。期待しない片想いはどうしたらできますか？
○【お悩み相談】6歳下の彼に恋をしています。期待しない片想いはどうしたらできますか？
【みかんさんからのご相談】
半年前に入社した派遣先で、6歳年下の上司を好きになりました。ですが、会話もそっけなく、まったく脈がないので、期待しないで片思いを楽しもうと思いました。でも、いつの間にか期待していて、辛いです。期待しない片思いはどうしたらできますか？
【スズキからみかんさんへ追加でお聞きしたこと】
・なぜまったく脈がないと感じられているのですか？
・上司の男性のどんなところに惹かれたのですか？
・彼に期待をしてしまうのはどんな時ですか？
・みかんさんは片想いのままでいたいですか？それとも、彼と仲良くなっていきたいですか？
・なぜまったく脈がないと感じられているのですか？
仕事で必要な話をしていてもまったく目を合わせてくれません。また、会話が続かず、私への質問などもないことから、私に興味を持ってくれていないと感じています。
・上司の男性のどんなところに惹かれたのですか？
面倒見がとても良いところです。私が仕事をしていて、困るだろうなということを予測して、先回りして教えてくれたり、助けたりしてくれます。
・彼に期待をしてしまうのはどんな時ですか？
会話が続かないながらも、
「オレは人の気持ちがわからない。」
「仕事を辞めたいと思っている」
などの弱音とも聞こえる事を、私に打ち明けてくれることから、「もしかしたら、、、。」と感じてしまいます。
・みかんさんは片想いのままでいたいですか？それとも、彼と仲良くなっていきたいですか？
本当は2人の距離を縮めて仲良くなりたい。
でも、傷つくなら、片想いのままの方が良いと思ってしまいます。
彼と仲良くなれるかも、と、期待する事で、一喜一憂して心がザワついてしまうのも嫌です。
お話しをお伺いしていて、まず真っ先に感じたのは、
彼がみかんさんに興味がないとは言い切れないんじゃないのかな、という事です。
人は（特に男性は）全く興味のない、どうでも良い人に自分の弱音を話さないんじゃないかと思うのです。
男性は仕事と自己肯定感が直結している方がとても多いです。
仕事ができる人であること、信頼されること、働いてお金を得ること。
そうなることで、自分の存在を肯定します。
お仕事がとてもできて、仕事がうまく回るようにと目を配れる彼は、やはり仕事をとても大切にされている方なのではないかな、と思います。
仕事や職場を大切で重要な場所と感じている場合、その場での自分の立場を守りたいと考えると、容易に愚痴や弱味は見せられないと思うんですね。
でも、みかんさんに弱音や愚痴を話すということは、その彼はみかんさんを信頼しているのではないのかな？？と、感じました。
また、「目を合わせない・会話が続かない・ランチはいつも1人」という点から、彼は極度の恥ずかしがり屋か、もしくは、人と親密になる事を避けたい、もしくは親密になる事が怖いのかも、ということが読み取れます。
そうなると、この恋はみかんさんにとって耐久戦になることも想像されます。
こういうタイプの男性は「心を見せてくれたかな？少し距離が縮まったかな？」という喜びを感じさせてくれた後、
次の瞬間には、こちらが「え、何で⁈」と驚いている暇もないくらいのスピードで、心のシャッターをガッチリ下ろすという技の持ち主です。
みかんさんが自分軸をしっかり持っていないと、ぶんぶんに振り回されて、疲れ果てる可能性があります。
と、いうことで、みかんさんにはぜひ、自分軸を大切にして頂きたいな、というのが私の想いです。
さてさて、心理学的な観点でこの恋についてひとつお話しをさせてください。
心理学には「投影の法則」というものがあります。
自分の心の中が、心の外の世界（現実）へ投影されて現れるというものです。
例えば、心がイライラしていると、自分の周りにイライラしている人たちばかりが目につく。
イライラしている人が多いなあ、と感じるようなら、実は自分がイライラしていた、なんていう風に逆にも見れます。
みかんさんの場合、
彼が自分には興味がないように見える、ということは、なぜなのでしょう。
私が思うに
【彼が私に興味がない】→
【それなら深入りする前に、心のブレーキをかけられる】→
【なぜ深入りしたくないの？】→
【傷つくのが怖い】→
【彼が私に興味を持っていないといいな】
この最後の心理が、彼に投影されて、
「彼は私に興味がない」ように見えているのではないでしょうか？
実はみかんさんが傷つくことを恐れているため、そのような現実を作り出しているという見かたができるんです。
なので、「もしかしたら、彼は私を好きになってくれるかも」と、感じているみかんさんの気持ちも投影されて、
愚痴や弱音を話してくれる彼が現れている＝「私に気を許してくれている」という、期待を生む現実が現れているのかもしれません。
要約すると、みかんさんご自身が「彼との関係が、どうなりたいか」ということへの、はっきりとした自分軸を持っていないので、
諦めようと感じさせる現実と、期待を持つ現実の両方が現れているのではないでしょうか。
なので、どちらの現実が濃厚か、正しいか、という事ではなく、
まずはみかんさんが「彼とどうなりたいか」を自分の心に聞いてあげるのがいちばん大切なことかな、と思います。
まさに、自分軸というやつですね。
でもその声は、すぐには聞き取れないと思うので、ゆっくり向き合っていくのが良いと思います。
そうやって、自分への聞き取り調査をしながら、
「自分は彼にどうしてあげたいか」も自分軸で感じて、
【私が】愚痴を聞いてあげたいから、聞く。
【私が】仕事を手伝いたいから、手伝う。
【私が】彼とご飯に行きたいから、誘う。
というような感じで、
【私が】どうしたいか、そして、だから、そうする。というところまでで感情から行動を完結させてみてください。
そこから先の答えは【彼が】【彼の考え】で、どうしたいか決めることだ、と、彼に委ねましょう。
結果をあれこれ想像しても絶対に分からないですし、良い結果にしたくても、彼の行動をコントロールすることはできません。
みかんさんができることは、自分がどうしたいかを聞いて、そしてそれを行動に移すか、移さないかを決めることまでです。
恋でもお仕事でも、どんな人間関係においても、【期待をしない】というのは、自分軸で生きることです。
難しく感じるかもしれませんが、
どんな時も「私はどうしたいの？」
を自分に聞くだけです。
そうして、自分に聞いて、
「片想いのままがいい」でも、
「もっと仲良くなりたい」でも、
どちらでも、
みかんさんが自分軸で導き出した答えが、正しい答えです。
私は、誰かに恋する事ができることって、とっても素敵だと思うんですね。
だから、せっかく「素敵だ」と、思える男性に出会ったのですから、
その彼と縮まったり開いたりする距離を楽しみながら、自分磨きをしていくっていうのも、
ひつとの選択肢としてアリじゃないかなあ、と思います。
ぜひ、素敵な恋になりますように、応援しております(*^▽^*)
こんにちは、心理学スタイリストのスズキです。
片想いだって、自分軸が大切だよ。ということを回答させていただきました(o^^o)
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