「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」
つまり、寂しさは「誰かとのつながりを作り出すために必要な感情」なのです。
ー根本裕幸著「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒す本」よりー
寂しさや孤独を抱えている、すべての人たちに、
この一文はとてつもない安心感と救いを与えるんじゃないだろうか。
寂しさがあるからこそ、人は誰かと繋がることを求め、そして「愛」を知ることができる。
この本のテーマは寂しさと孤独感そして、その癒し方だけれど、
わたしには「愛とつながる方法」が記されている専門書のように感じた。
著者は私の師匠である根本裕幸氏。
師から心理学を学び始めてから今現在まで、ずっとその教えの中に流れているテーマは「愛」だと私は思っている。
この本の中でも、読者が「愛」と繋がれるよう、そして、著者である根本裕幸氏本人から読者へと与えられる「愛」が溢れていた。
本の前半はまるで「寂しさ」と「孤独感」の図鑑のように、ありとあらゆるモデルが書かれており、
おそらくそのどれか、もしくはいくつかに、
「これは自分だ」と、きっと当てはめることができる。
そして、中盤にはその感情が作り出される心理が丁寧に書かれ、
後半まで読み進めば、「寂しさ」の癒し方や心の満たし方が、辞書のようにいくつも記されている。
自分の中の「寂しさ」に気づき、
その正体を知り、
向き合って自己充足するまでの全てが、
この本を読み終えるまでに、スルスルと自然な流れで理解できる。
そして、読んだ人のほとんどが、自分の中にある「愛」に気づけるのではないかと思う。
コロナ禍でこれまで以上に「寂しさ」を感じる時代。
きっと、世界中の誰もが繋がりを求める時代。
「愛」を感じ、「愛」と繋がるための指南書として、ぜひたくさんの人に読んで欲しいと思った。
根本裕幸師匠と。
ご本人はとてもシャイで、カメラを向けるといつもこんな風にふざけたポーズを決めてくれます。
師匠、いつも愛に溢れた教えをくださり、ありがとうございます。
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こんにちは、心理カウンセラーのスズキチサです。
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