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モチベーションが低いから行動できないの嘘。”作業興奮”を利用しよう。

な~んとなくやる気が出ない。
気が乗らないなぁ・・・。

ぼんやりとした感情が足かせになってしまい、早く着手しなければいけないことも先延ばししてしまうことってないですか?

僕もかつては先延ばし王だったので、お気持ちはよくわかりますよ。

でもね、多くの場合、やる気が出ないことが原因と決めつけて、モチベーションを上げることばかりに専念してしまう。

本を読む、セミナーを受講する、人に喝を入れてもらう、カフェでリフレッシュするなどなど。。。

で、一瞬はモチベーションが高まるものの、その”消費期限”は短く、何日か経てばまた元の木阿弥に。

ということは、原因をモチベーションと捉えていることにミスがあるはずですよね。であれば、ここは逆転の発想をしてみませんか?

1.本当にモチベーションが原因か?


× モチベーションが上がる→行動する
〇 行動する → モチベーションが上がる

そうです、「先に行動するからこそモチベーションが上がる」の視点を持ってみるのです。

でも、これを話すと多くの人は反発してきますよ。

「いや、だからねぇ、モチベーションもないのにそもそも行動に着手できないでしょ?」と。

本当にそうでしょうか?

百歩譲ってモチベーションが低い状態だったとしましょう。でも、物理的に何か作業をすることは可能ですよね?

たとえば、今回のnoteへの投稿ですが。。。

今日の僕の心模様はこうでした。

今日は何を書こうかな?面倒くさいなぁ・・・。でも、やっぱりnoteの投稿を習慣にしたいし、生活のリズムにしようと決めているので書こうとは思うけど・・・

え~っと、なかなか気持ちが進まないかも。。。それに特に書きたいネタが今日はないし。。。あれ、今日の俺、モチベーションが低いのかも。(;^_^A

そこで、僕は逆転の発想をしてみました。

なんでもいいから物理的に作業に着手してみよう!と。

パソコンを開き(SNS投稿はスマホを使っていません)、何を書くのか決めてないのに、キーボードをただ叩いてみて文章を書くフリだけしてみたのです。

するとどうでしょうか?

頭の中にはどんどんと言葉や書きたいネタが降りてくるではないですか!しまいには、キーボードをたたく音に妙な興奮を覚えてきて、これを執筆している今現在、モチベーションは最高潮に!

何だったんだ・・・さっきまでのモチベーションの低さは。

つまり、これは仮説にすぎないといえばそれまでですが、モチベーションが低いから”何もできない”というのは勝手な決めつけだったということです。

2.作業興奮を引き起こせ!


というわけで、今後も投稿に対して腰が重くなった時のために、自分への教訓として言語化してみました。

文章を書きたければ、内容が思い浮かばなくても、とりあえずキーボードをたたけ!

英語を勉強中の方であれば、とりあえず覚えなくてもいいから単語帳を開け!という意味です。

これって僕の個人的な感覚なのかなと思い、少し調べてみました。

すると、ちゃんと理論としても存在することを発見!

「作業興奮」 といって、精神医学者 エミール・クレペリン氏が、こう唱えていました。

人間の脳はいったん動き始めると止まるにもエネルギーを消耗するため、していることを続けるのが合理的だと判断する説。

なるほど!

だからこそ、内容が無い行為であってもとりあえず物理的に手をつけ、作業興奮を引き起こしておけば、必ずやり始めてしまう(やり続けてしまう)し、結果としてモチベーションが上がるという理屈なんですね。

はじめからちゃんとしなければいけない、先々はどうなるのだろうか・・・

そんなことを考える暇があれば、グダグダでもいい、結果が出なくてもいいから、先に着手をしてみよう。それでも行動できないのであれば、最悪、着手するだけで終わってもいい。

それくらいの割り切りこそが、行動を促すコツなのかもしれませんね。

3.作業興奮はAIを使ってもいい


今日は、キーボードを叩くだけという作業興奮を引き起こしましたが、興味本位の心理を使うなら今流行りのChatGPTを使ってAIに相談したり、指示を出すことで引き出してもいいかもしれませんよ。

余談ですが、ためしにChatGPTに聞いてみました。

<指示内容>
読者が喜びそうなブログのネタを考えてください。

<回答>
読者が喜びそうなブログのネタをいくつか紹介します。

ハウツー記事」
読者が知りたいと思うことや、役立つ情報をまとめたハウツー記事は、人気があります。たとえば、日常生活での便利な生活術、仕事や勉強に役立つスキルやテクニック、旅行や食べ物に関する情報などが挙げられます。

「エンタメ情報」
映画や音楽、本や漫画などのエンタメ情報に関する記事も、読者に喜ばれます。最新の話題や感想、おすすめの作品やアーティストの紹介など、様々な角度から取り上げることができます。

「インタビュー記事」
業界の専門家や有名人など、興味深い人物へのインタビュー記事も、読者に喜ばれるネタの一つです。その人物の人生やキャリア、考え方や哲学などについて、詳しく取材し、自分なりの視点でまとめることで、読者にとって新しい情報や刺激を与えることができます。

「ニュースやトレンドに関する記事」
最新のニュースやトレンドに関する記事も、読者にとって興味深い情報となります。たとえば、社会的な問題や政治的な動き、ビジネスやテクノロジーなど、時事ネタを取り上げることで、読者に新しい視点や知識を提供することができます。

「自己啓発や健康に関する記事」
自己啓発や健康に関する記事も、読者に喜ばれます。たとえば、ストレスや不安の解消法、健康的な生活習慣やダイエット方法など、読者が実践しやすい内容をまとめることで、役に立つ情報を提供することができます。

まぁ、だいたい予想通りの回答でしたが・・・

それでもいいんです!

目的は内容そのものよりも、インスピレーションを受けたり、行動のキッカケになればいいのですから。

というわけで、気軽に着手できるものを選び、「とりあえず手をつけるだけ」も大切にしましょう!というお話でした。

おしまい。

さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

P.S.

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