不機嫌な起業家を変えたモノの見方とは?
ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木と申します。
普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。
まずは、冒頭に少しだけご案内をさせてください。
14冊目の新刊が出ます!
それでは、本題です。
今回のキーワードは「プロセスに着眼」してみよう!です。
どんな方も目標を立てたら、目標だけを一直線に見据え、達成のことだけが頭を占めると思います。
ただし、注意しておかなければいけないことがあります。
それは・・・
結果ばかりを考えていてはいけないということです。
目標達成にこだわり、しっかりとゴールを見据えることは大事です。まずはこれが大前提。
ただね、頑張ろう!という気持ちの一方で、「達成できるかなぁ」「不安だなぁ」とネガティブなことが頭をよぎった瞬間に、一喜一憂してしまって頭の中はいっぱいいっぱいに。
これでは、なかなか前進できなくなってしまいますよね。
結果やゴールにこだわることは大事なのですが、先々のことばかりを考えてみても、自分で実際にコントロールできることは目先の第一歩目だけです。
結果やゴールは単なる推測や思い入れだけであってコントロールすることはできません。
また、既にコントロールはできなくなっていても、自分が見えている範囲はこれまでの道のりだけです。
つまり、結果やゴールに至るまでの第一歩やこれまでの道のりなど「プロセス」を意識的に見ることに重点をおき、まだどうなっていくのか分からない結果やゴールのことばかりを想像するのはやめませんか?というお話なんです。
そこで、一つのエピソードをご紹介します。
起業して3年ほどの僕のクライアントでIT系の30代経営者Cさんは、高く掲げた目標まで現状が遠く及ばず、不機嫌な様子。
イライラは社員にも伝わり会社の雰囲気は最悪でした。そこで、先々のことばかり考えて一喜一憂せず、これまでを一度振り返ってみましょうよ。
私はこう持ちかけました。
いったん立ち止まって冷静になってもらうことが大事だと思ったのです。
がむしゃらにゴールだけを見据えていた時は、一喜一憂して捉われていただけではなく、3つのことに追い込まれていました。
とにかく頑張る!だけで陥った状況だったのです。
はたして、立ち止まり振り返ってみた結果、何が起きたか。
ゴールばかりを見据えていてそこに至っていない現状を憂うことがなくなり、これまでの道のりで出来たことを評価し(自分の現状を受け入れ)、目先の第一歩目だけに集中するプロセス思考に変わることでストレスが減ったというのです。
つまり、結果を見るよりプロセスを見ることに視点を切り替えたというわけです。
先のことばかり考えても不透明で、意味がありません。
✅ これまで何ができたか?
✅ 目先は何をすべきか?
この2つの視点を持つだけで意外に将来に対する不安は払しょくできるものです。
なんで皆、先のことばかり考えて一喜一憂しているのだろう・・・
もっと見えている部分も大切にしませんか?
これを不機嫌だった起業家のクライアントにも共有し、今回はnoteでも共有しようと思って書き留めておきました。
視点が変われば思考パターンが変わり、結果的に成果が上がる。
この図式をしっかりと覚えておきましょう。
さて、今回の内容はいかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
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