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WBCダルビッシュが語る!大谷翔平の真実

ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木と申します。

普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。

他人はもちろん自分の思考を整理し、常に「何が本質的なことなんだろうか?」を探求する”思考の性癖”があるため、時々、快感を求めてnoteにも放出したくなるというわけです。

というわけで、今日は今注目のWBCと大谷翔平から、人生で大切な成功の鍵(本質)を読み解いていこうと思います。

いま、WBCにハマりにハマっているので、そこはご容赦を。('◇')ゞ


1.ダルビッシュが語る大谷翔平の真実


実は、今回投稿しようと思ったテーマには理由があります。それは、以下の動画を目にしたからなんです。

もう観ました?

たった15分の中に濃ゆい話が山盛りですので、あなたが野球に興味がなくてもまずはご覧ください。(6分48秒あたりから5分間ほどがオススメ)


簡単に大切な箇所のエッセンスを整理するとね、こういうことなんですよ。

みな、日本代表に入るほどの既に一流選手たちが”チームメイト”である大谷翔平の練習や試合でのホームランを見てすごーい!と驚いている。ファンの目線で。

そして、どこか自分たちと大谷は違う次元だと異人(偉人)扱いをしているよね。一方では、大谷選手にあこがれバッティングやピッチング姿から学ぼうとしているよね。

でも、そんな表面的なことを見ていたって一生追いつけないよね。

一番大切なことはバッティングやピッチングの技術ではない。技術の部分は水面上で見えているノウハウにすぎず、その技術の土台となる水面下の取り組みを見ないと意味ないよね。

個人的な私見を入れて解釈するなら、ダルビッシュは本質をえぐるように秀逸なインタビューの受け答えをしています。

大切な箇所は、”水面下の取り組み”の部分です。

たとえば、どんな栄養を摂って、どんな睡眠をとり、どんなトレーニングをし、どんな会話をしているのか。

球場でプレーする以前での生活やふるまいが土台となってバッティングやピッチングの技術になるのであって、その土台を洞察しないと大谷翔平から本質を学び取ることができないというわけです。

2.成功の鍵は水面下にしか落ちていない


ベタな自己啓発書のタイトル風にいうなれば、こうなってしまいますよね。

「成功の鍵は、水面下にしか落ちていない」

これはアスリートの世界だけではまったくないはずです。

一般論として、多くの人が見ている部分やマスコミから流れてくる情報は、表面的な可能性が高いですよね。

水面下で偉業を成し遂げた人がどのような努力や工夫をやり続けていたかなんて地味で映えませんから。

また、水面下がどうだったか?を知るにはよほど丁寧に調べ、話を聴き、想像しなければ分かりっこないため、はっきり言ってその作業が面倒なわけです。

結果として、表面にしか見えてこないノウハウを安易に求めにいってしまう始末。ひどい人になると、ノウハウコレクターになって、自分がなんでも精通しているつもりになっている。。。

僕のクライアントでも能力が高く、頭が良いといわれている人ほど、このサイクルに陥ってしまい、伸び悩んでいます。

僕たちは、偉業を成し遂げた人から何かを学び取ろうと思うのであれば、まずは水面下を洞察するところから始めること!に尽きると思うのです。

この人は何を想い、何を考え、普段どう過ごしているのだろうか?と。

そこを外して、近道しようとしたって、永久に追いつけないというのが真理ではないでしょうか?


クライアントには、よく2階建ての図にして説明するのですが・・・

偉業を成し遂げたお手本になる人の水面下の土台を”解読”し、実践しつづけ、足腰を強くしないと、仮にノウハウだけを仕入れても賞味期限は短いことでしょう。

たとえるなら、OSが低品質で不安定なのに、アプリばかりインストールしても機能しない!ということです。

あなたは今、OSとアプリのどちらを強化すべき?OSは入っている?

結局、結論はありきたりになってしまいますね。
 ↓↓↓

成功に近道は存在しない

いかに、水面下で”平凡なことを非凡なまでやり通すか”が命運を決めるのではないでしょうか?

3.自分でも検証してみた


自分の場合はどうかな~って、少し振り返ってみました。

すごく小さなレベルでも思い当たる節はたくさんありますね。

ここからのお話は、僕は何者でもないし、成功者でもまったくないという前提でのお話ですが・・・

数年ぶりに会うような友達から、ちょくちょくこう言われることがあります。

「お前は20代で起業して、サラリーマン特有のストレスも抱えていないし、なんでも自分で物事を自由に決められていいよな。普通のサラリーマンよりも稼いでいるようだし。俺も起業しようかなぁ」と。

いつも腹の中ではこう思いますよね。

「は???」

「お前は、俺の水面下の部分を見たことあるのか?」と。

その後、水面下の黒歴史と悪戦苦闘の経緯をばーっといつも紹介するわけです。

起業して20年以上といっても、累計すると10年ほどは年収300万未満だったと思うよ。お金がなくて生命保険の解約返戻金を生活の足しにした時もあったよ。

2000社に自らDMメールしてアポは1件しかとれないとか、月1万円でお前をこき使ってやるよ!と言われたこともあるよ。その上、お前のノウハウなんて今更ありきたりでいらんわ!と言われたり…

あまりにも仕事がなくて、ストレスから全身蕁麻疹に。体がかゆみなどで腫れあがり、半年間お風呂の湯船に浸かれないことも、また突発的難聴になったこともあったよ。

一方では、経歴や実績がなかった分、勉強しては勉強ノートをつくり、それを実践して仮説検証を腐るほどやってきたよ。毎日、自分のコンテンツを1年間SNS用に執筆したよ。

少しでも話が上手くなるように、毎日著名な人の講演会のビデオを見続け、ノートに文字起こし、ひとりロープレを3年間続けたこともあったよ。

リーマンショック後に、借金は残り、社員は全員退職、事務所を引き払って友人の会社に居候したこともあったよ。

出版したいと思って、大阪から上京して出版社に飛び込みで売り込みにいったり、企画書を30社ほど送ったりしたけど、全て全滅。結局、出版デビューまでに9年もかかったよ。

有名企業からのオファーにギャラを数百万円前払いしてくれなきゃ仕事やらねーよ!と足をブルブル震わせながらハッタリかまして受注したこともあったよ。残高13円の時に。

ネタを話し始めると、3日3晩話せるので今日はこの辺でやめておきましょう(-_-;)

この黒歴史から始めて、水面下での努力と工夫、お金がなく明日もまったく見えない状態の時でも自分の未来へ投資し続けて、やっとお前とこうしてお酒を飲める日を迎えたんだよ。

要するに水面下も含め”清濁併せ吞む覚悟”がある?

大切なことは「水面下」にあるんだよー!と。

結局ね、人は安直に表面だけを見すぎというわけです。

だからこそ・・・

しっかりと頭を整理し、水面下を見つめ、今何をなすべきか?今何に集中すべきか?を見極める思考の習慣も大事だよね!

と、自分に喝を入れ直したところで、水面下の選手たちの努力がどういう結末を迎えるのかWBC決勝の試合開始を楽しみに待ちたいと思います。

さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

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