目標達成には”石の上にも3年”か”石の上にも10年か”の最終決着!?
ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木です。(^-^;
普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。↓↓↓
あなたは、”石の上にも3年”という言葉を信じますか?もしくは、”石の上にも10年”だと思いますか?
コトバンクによれば、「冷たい石の上でも、三年もすわり続けていれば石が温まってくる。最初は辛くとも、三年も辛抱すれば報われることのたとえ」と定義されています。
実体験で言えば、3年で報われた経験がなく、起業から食えるようになったのは5年を経ってから。出版デビューしたいと思ってから、本当にデビューしたのは9年経ってから。
出版デビューまでの悪戦苦闘は以下にもまとめてありますので、ご参照ください。
これは、僕だけがカメのような成長スピードというのが要因かもしれませんね。(>_<)
僕自身は3年どころか、少なくとも5年、本当の意味では10年ほどかかるような気がしています。
もちろん3年目で報われる”兆し”だけは出てきます。しかし、それで成果が出ているとは一切言えないレベルの感覚。
5年目くらいで、やっと基盤ができて自信ができてくる。
そして、成果が出て、自分の方向性にも確信が持てるのは、やはり10年はかかる気がするのです。
もちろん、分野にもよるし、人にもよるので、”何年”かを規定することはナンセンスなことくらいは理解しています。
しかし、この自分なりの体内感覚を言語化しておくことで、仮に成果が出ずに焦る時でも「そんなもんでしょ・・・」とある種、冷静に達観できるのではないか。
究極の思考の整理とは、「自分の中に整理するための物差しを持っておくこと」ではないか。こう考え、今回は恥をしのんで暴論を投稿しております。(^^ゞ
実際のところどうなのでしょうね?
あなたは何かに挑戦してからどれくらいで報われ出したと感じることが多いですか?
ちなみに、話は変わりますが、ちょうど10年前に僕はこの本を書きました。通算3冊目。
思考整理家と名乗る僕自身の活動は、10年前から”勝手バイブル”を世に出してスタートしたのだと、最近になって気づきました。
言い換えると、”布教活動”は10年継続中。
まだ何もなし得ていないし、社会はびくとも動かない。自分の非力と
無力さだけを痛感する日々。
10年経って思うことは、すべては心の弱さでしかないということです。
それでも、10年経った今、もしかしたら”さざ波”くらいなら立てられる
環境になってきたかもしれない。時代の波が来たからだ。
時は来た!
風も吹き始めた!
また一つ弱さを乗り越え、ノイズを気にせず突き進んでいく。すべては3冊目のこの本から始まりました。
こう考えると、コトを成すには10年かかることは珍しくない。逆に言えば、10年以上かけてでも成し遂げたい信念があるかどうか。発信し続けたい世界観やポリシーがあるか。
この視点こそ、大切なのではないかと思うようになりました。
だから、ちょっと努力したくらいですぐに「向いていない」と決めつけて止めてしまったり、すぐに結果が出ないからと焦ってしまったり・・・
これらは全て無意味なスタンスです。
あくまでも、僕の個人的な物差しに過ぎませんけどね。
ただ、個人的な物差しを10年に規定したことで、目の前の荒波に一喜一憂せず、結果が出るかどうかはともかく、まずは10年続けよう。この一点の曇りもないモチベーションが自分にインストールされたことは、人生にとっても大きなエンジンとなってくれた気がします。
信念は必ず時を越えていく。
カメのような歩みでも止めずに続けていく。それが全てですね。
今日は、整理がつかないまとまりのない話をしてきましたが、「石の上にも3年」は僕の物差しにはならなくて、「石の上にも10年」という物差しをもったことが自分の軸足になったという個人的な話です。
その一方で、「石の上にも10年」とは、「”意思”の上にも10年」であることも確認できたことは、大きな気づきとなりました。
いかがだったでしょうか?
自分の物差しを持つことで、頭がごちゃごちゃした時でも、目標達成に向けてスッキリと整理ができる。これが僕の持論というわけです。
著者・思考の整理家 鈴木 進介
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