裸踊りと氷点の結論
いつもの凡人の手習い、ヤフーニュースからネタ探しでも思うと、どうやら酩酊した人物や酩酊した人物が好む話題が多いようです。県議だの社会学者がこの半年の期変わりの稼ぎ時に…と思いましたが、ヤフーニュースは確かフィルタリングしておかないと検索者の興味が有るニュースばかりが表示される仕組み。去年 #立浪和義 の #米騒動 の記事ばかり表示された時期の事を思い出しました。そして腹が減って、白飯をカップ蕎麦と喰った。
#夏目漱石 #吾輩は猫である に「月並」を連呼するシーンが有ります。
苦沙弥先生が話しているのではなく友人の迷亭と奥方の会話。そして #森鴎外 とは全然切り口の違う同氏の作風 、奥方のあくまで一角の文化人の教養を変人のアレに扱うという視点が冴えます。
その後迷亭、
馬琴の胴にメジョ一オ・ペンデニスの頭を付けて一、二年欧州の空気に包んでおく
中学校の生徒に白木屋の番頭を加えて二で割る
だの例えますが、納得を得られません。そうでしょうよ、この超高水準縁側会議の連続である小説は内実こういうトンチンカン問答のみで構成されています。展開を動かす、動いた視点を届けるのは「吾輩。」猫氏のみで、月並を嫌うお師匠方が真剣に動き出してしまうと後の「こころ」や「それから」の様に結構、あるいは十分に真剣な人間ドラマを書かなければいけなくなるでしょう。三毛猫ホームズみたいなのがいい人には薦められません。
今ここに発表から百と二〇年ほど経って(経ってるなあ!)迷亭先生の月並講釈と後の猫氏の冷静な、もしくは愛嬌のある月並みたる人物への覗き見視点を追うと、今ネットニュースだのsnsだので繰り広げられる論争は押しなべて月並が支配してる様に推察します。まるで、苦沙弥先生を煙たがって、要らぬ嫌がらせをして胃痛のタネを巻く市政の人々の跋扈。超有名人になる前の「何だが偉いが学生におちょくられる程度」であった漱石の苦悩と日常の再現の様。旧中学の現高校の皆さん、「こころ」の真ん中だけ教科書で読まされても漱石は楽しめませんよ?自分で読んで見て下さい。
月並、お嫌でしょう? #甲本ヒロト とか #新庄剛志 の様に含蓄あってめげない、人を責めない変人になりたいでしょう?今直ぐどう考えても浅学非才なネットへのコメントを止めて火星なり水星なり、太陽なり他の銀河系の恒星なりの事を考えて、月並を脱するのです。脱したら、逸脱したら #誹謗中傷 されないかって?
昔ショムニでもキッズ・リターンでもない森本レオが出ていた月並なトレンディドラマのセリフを教えてあげましょう、
「小さくまとまんなよ!」
#映画にまつわる思い出 『 #それから 』 #森田芳光 制作、出演者は #松田優作 。月並で無い、俺が1歳の頃の映画か…
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