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エンジニア歴20年のエキスパートが見つけたワークライフとしての社会貢献/社員インタビュー

*Interview in English is available here on Medium.

今回のインタビューはフルスタックエンジニアとして働くマキシムさんです。長年プログラミングの世界に携わってきた彼の働き方改革とは?


- サステナブル・ラボ入社前の経歴を教えてください。

フランス・マルティニーク島で育ちました。1980年代には珍しくコンピューターのある家庭だったので、幼い頃からプログラミングを始めました。パリのエンジニア学校を卒業した後、フランス大手のITサービス会社で5年ほど勤務しました。

その後2010年に人生の新たな挑戦のため日本に移住しました。子供の頃から柔道をやっていたこと、10代の頃にアニメが好きだったことで、日本の言葉や文化に興味を持っていました。私は静かでシャイな性格で日本人に親近感を持っていたので「いつか日本に行かないと!」と思っていました。最初はワーキングホリデービザで来日し、その後数社でソフトウェアエンジニアとして働きました。2022年に転職活動をしてサステナブル・ラボの面接を受けました。

- サステナブル・ラボにジョインした理由は?

前の会社は夜も休日も仕事で激務でした。「何のために仕事しているのか?」「社長のための仕事なのか?」と疑問を持っていて、仕事への意味を見出せずにいました。子供が生まれてからは社会の一員として「どうやって自分のスキルを使ってもっと良い世界を創れるのか」と考えるようになりました。

仕事探しを始めてすぐにサステナブル・ラボからジョブオファーがありました。サステナビリティについてはよく知りませんでしたが、調べてみると意味のある仕事だとわかり興味を持ちました。

社内の人たちと面接で話してみると、みんなが自分と同じように「意味のある仕事をしたい」という想いを持っていることがわかりました。2回目の面接でエンジニアの人たちと話をして、IT技術を使ってどうやって持続可能な世界を創るのかという話を聞けたのが面白かったです。自分のプログラミング技術とサステナブルな世界がつながるイメージができました。さらにサステナブル・ラボのエンジニア陣の経歴やスキルを聞くと優秀な人ばかり。自分の将来のキャリアのためにもこの人たちと一緒に働きたいと思い、ジョインを決めました。

サステナブル・ラボは日本の会社でありながら、伝統的な日本企業の雰囲気ではないですね。CEOの考え方がモダンでリモートワークやワークライフバランスが守られていてとてもいい会社です。サステナブル・ラボに入ってからは週末に仕事をすることがなくなり、子供と公園に行ったり一緒に宿題をしたりする時間を持てるようになりました。

- 会社ではどんな業務を担っていますか?

フルスタックエンジニアとしてメインプロダクト「TERRAST」を開発しています。スタートアップの小さいチームなのでとてもフラットな組織です。Bizチームから届くお客様のニーズに対して、どうやってソリューションを作るのかをチームで考えます。コードを書くだけではなくアイデアを生み出すことも大事な仕事です。

私はIT経験が20年と長いので、他のエンジニアをリードする立場でもあります。特にスキル面でどんなITのフレームワークを使うのがいいのか、クオリティを上げるためにどんなワークフローがいいのかなどのアドバイスもしています。英語スキルとマネジメント経験があるので海外メンバーにタスクを指示することも私の役割です。

- 働く環境どんな感じですか?

基本的にリモートワークです。メンバーに会うために時々オフィスにも行きます。オンラインミーティングが毎日ありますが、コミュニケーションはリモートでまったく問題ありません。

他の人が困っている時は私に連絡をもらって、オンラインでトラブルシューティングします。時差のある国に住む海外メンバーもいますが、チームとしてのプロダクトはクオリティの良いものが仕上がっています。

私自身がわからないことがあるときは、プロダクトマネージャーとすぐに連絡を取ります。技術的な疑問は自分でソリューションを調べて解決します。

最初はサステナビリティに関する知識がなかったので、自分でサステナビリティのサイトなどで勉強しました。エンジニアとしてはデータベース上のサステナビリティ関連の用語はあまり重要ではなくて、あくまでデータとして捉えます。でも意味のある仕事をしたいと考えていたので、自主的にサステナビリティの勉強をしました。

サステナビリティの勉強以外には、顧客のことや顧客へのアプローチ方法などビジネスサイドについても積極的に学びました。このあたりは自分で調べるというより社内メンバーに直接話を聞いてキャッチアップしていきました。サステナブル・ラボは個々の自律性が求められますね。

- これから会社でやりたいことは?

入社して約1年になりますが、今後はもっとお客様のニーズを理解できるようになりたいですね。今は他のメンバーからタスクのインプットをもらっていますが、これからは他のメンバーに自分がインプットしていきたいので、Bizチームのマネージャーともっと近くで仕事したいですね。

ITエンジニアは技術が重要なので、常に成長しなければなりません。他のエンジニアとキャッチアップして新たな情報を仕入れたり学んだりすることにも注力したいです。

会社のミッションは「データサイエンスの力でサステナブルな世界を創る」です。エンジニアとして自分の知識が大きくなればなるほど、世界を変えることができると信じています。

- 今注力しているプロジェクトは何ですか?

今は「TERRAST for Enterprise」を担当しています。このプロダクトはデータが複雑で、難しい課題が多いのですが、チャレンジが好きなので私は難しいほうがいいですね。中学生の頃からチャレンジ精神を持っていて、簡単すぎると飽きてしまってつまらないんです。私にとって最も難しいチャレンジは日本語です。笑

- タスクが簡単だとモチベーションが下がってしまうって、以前に言ってましたよね(笑)。どんな時に仕事の楽しさを感じますか?

新しい機能を作るときは楽しいですね。「TERRAST for Enterprise」のプロジェクトでは日々新しい機能の話が出てくるので、みんなで頑張ろう!という気持ちになります。

- プライベートでは、サステナブルな取り組みはされていますか?

自分の子供たちが通う学校で週に1回プログラミングを教えています。大人向けのプログラミング指導は経験がありましたが、子供向けは未経験だったので、本を読んで子供向けのプログラミング教育を学びました。CEOの平瀬さんにこの活動の相談をしたら、快く許可をいただき、うれしい気持ちでプログラミング教室をスタートしました。子供たちへのプログラミング教育を通じて、与えられた問題に対する解決策を自分で構築する練習の機会を提供できていると思います。今の子供たちは頭が良くてスマートホンやタブレットなどのデバイスをすぐに使いこなしてしまうので、私が教えられることがあるのかと思うほどです。

子供達へプログラミング教育を行うマキシムさん。

- どんな人にメンバーとしてジョインしてほしいですか?

スキルがある人に来てほしいのはもちろんですが、意思が強い人、自分の頭で考えられる人と働きたいですね。私たちはスタートアップなのでサバイバルのような条件の中でやっています。みんなが同じ考え方では他の会社と同じプロダクトになってしまうので、いろんな人のアイデアが必要です。
リモートワークが中心なので、自律的に仕事ができて信頼できる人であることも大切です。サステナブル・ラボはインターナショナルな環境なので、いろんなバックグラウンドを持った人にもぜひジョインしてほしいですね。

- サステナブル・ラボに興味がある人にメッセージをお願いします!

意味のある仕事をやりたい人、会社のビジョンに興味がある人、才能ある仲間と仕事がしたい人、世界を変えるためにあなたのスキルが必要です。ぜひサステナブル・ラボにジョインしてください!

- Maximeさん、ありがとうございました!

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