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“自己PR”で自分を知ろう!

こんにちは!

株式会社サプルにて広報を担当しております、橘です!

前回お話しした『志望動機』と混同しやすく、こちらもまた悩んでしまうポイントでもある『自己PR』。今回はそれについてお話していこうと思います。

『自己PR』といえば名前の通り、“企業に対して自分の長所をアピールするための欄”。自分の長所…それなりに何個かあっても、それが“履歴書用”となるとまた話は違ってきますよね。「確かに長所ではあるけれど…これでいいの?」なんて思い悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

『採用につながる自己PR(長所)ってどんなもの?』

誰もが抱えるその疑問に今回はお答えしていきたいと思います。


確かに重要!でも考えすぎないで!

たしかに自己PR欄はとても重要。ですが企業側がこの欄で求めているのは「長所を知ること」という単純なものではないのです。

では、なにを求めているのでしょうか?

「自己分析」という言葉を聞いたことはありますか?自己分析とは『自分のこれまでの経験や考えを整理し、自分の能力や性質、長所、短所、そして今後のありたい姿などを理解すること』を言います。難しく聞こえるかもしれませんが、要はあなた自身が“あなた”をしっかりと理解しているかどうかを見ているのです。


『長所』という素材を磨いて『武器』にしよう!

少し思い浮かべてみればいくつかは思い浮かぶ長所。「なにもないよ」なんて寂しいことを言わないでくださいね。これがすきだとか、あんなときほめられたとか、こんな自分を知ってほしいだとか。まずはそんなものたちを頭の中に用意してください。まだこの時点ではそれらの事柄は“あなたの長所”ですが、これからそれを『あなたを企業へと売り出す武器』に変えていきましょう。


自己“PR”であり、自己“紹介”ではない

思い浮かんだ長所をただ淡々と並べて書くだけでは、それはPRではなくただの自己紹介になってしまいます。大事なのはそこからの変化。その長所でどんな風に企業側に貢献することができるのか、その長所がどれほど企業に有益になるのか。そこまでセットで考えるのがポイントです。また、自己評価だけでなく他者からの評価で具体的なエピソードがあればそちらも活用していきたいですね。

例えば「他者とのコミュニケーション能力が高く、明るい性格の自分」をアピールするとしたらどんな風に表現するのが有効的でしょうか。ここでまた前回でもポイントになった「応募する会社ごとに内容を変えた方がいい」というアドバイスが役に立ちます。


業務ごとに求める人物像は違う

基本的に志望動機は応募する会社ごとに内容を変えた方がいいと言えるでしょう。例えば飲食系と事務系のお仕事では業務内容が全く違いますよね。そうしたときどちらも同じ内容の履歴書を提出し、まったく同じ志望動機では、かみ合わない面がたくさん出てくるからです。

前回の記事でこう書きましたが、自己PRでもこの点は全く一緒。あなたが希望する職種を踏まえたうえで、あなたの長所を“その業務内容に特化した長所”へと変えていきましょう。

「他者とのコミュニケーション能力が高く、明るい性格の自分」であれば…

飲食業や販売業など「接客スキル」が求められる職場であればこの長所はかなりの強みになりますよね。もし前職で経験があるとするならば、その際に得た客観的な評価も入れておくことでより説得性のあるものになります。

接客スキルを求められる場面が少ない業務でも、職場でのコミュニケーションや電話や来客対応などに当てはめてみれば、十分に魅力を感じさせることができるアピールポイントになります。


“短所”で自己アピール!?

コミュニケーション能力はたしかに大事な要素ではありますが、「人と関わるのは苦手、人といるよりも一人の方が気楽」と考える方ももちろんいらっしゃると思います。そしてそれを「自分の短所だ」と感じてしまう方が多くいらっしゃるようにも感じます。しかし、そうとも限らないのです!

確かに“接客スキルを求められる職種”であれば、あまり適していないかもしれませんが、そうでない職種であれば逆にそれがあなたの武器になることもあるんですよ!

例えば工場や倉庫での作業、運搬ドライバーやデータ入力のお仕事などほかと比べると他者とのコミュニケーションが少ない職種はたくさんあります。このときに「一人で黙々と作業することが好き」という部分は「忍耐力」にも結び付きます。そんな風に自分の長所や短所を様々な角度から見ることで、自分を『企業が求める人材』に近付けていきましょう!


次回は『本人希望欄・備考欄』についてお話ししたいと思います!


「こんなことが知りたい!」や「こんなときどうしたらいいの?」など記事のご希望もお待ちしております。

読んでいただきありがとうございました!


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