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いま写真が撮りたい!

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写真とカメラを楽しむためのマガジン 今はひとりかも知れないけど、きっと仲間が集まり未来は開ける!
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フイルムカメラで街を撮る

フイルムカメラで街を撮る

街を撮る。

良いカメラである必要ないし。

主役の様な人も無くて良い。

ちょっとピンボケでも良いし。

綺麗である必要もない。

技術も知識もたいしていらない。

逆にこうあるべきと縛られない。

そんな遊びがちょっとだけ楽しい。

minolta REPO
LomoChrome Purple Pétillant 35mm

印象的なモノクロームの風景写真

印象的なモノクロームの風景写真

セバスチャン・サルガドの風景写真を何枚か見て気になっていた。

逆光で撮った様な前景。
大きく人物や動物がいて、輪郭が光っている。

中景は見通しの良い大地、沢山の人や動物。
どれもとても奥行きがある。

あと背景。
背景の空と雲。
セバスチャン・サルガドに雲ひとつない青空のイメージはない。
また、空はあんまり明るくなく、前景と重なった場合に合成写真の様な違和感を感じる。
これが、前景を際立たせて

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映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」

映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」

映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」をアマプラで観た。

最初に違和感を感じたのは邦題かな。
もちろん、フォトグラファーのドキュメンタリーだからそっちに寄せるのは理解するが、「The Salt of the Earth」で良かったかな。

個人的にはね。

邦題の様な甘ったるい内容では無い。
報道写真家だからね。
有名になり内容も過激になってくる。
美しいモノクロームとは言えども死体

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写真と紙

写真と紙

白は印刷出来ない。

当たり前のことだけど言葉を聞いてハッとした。
シアン、マゼンタ、イエローを混ぜると黒に近づくので白は作れないし、うちのプリンターには白色インクは入ってない。
白色は印刷できないので、紙の色がそのままハイライトに反映される。
そんな所に注目して色々な紙を使ってみた。

パールが入った紙や、光沢のないコットン紙などを試す。
どれが良いかではなく、それぞれの感想を言葉にしてみる。

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小説「キャパの十字架」

小説「キャパの十字架」

報道写真家 ロバート・キャパを有名にした一枚の写真の謎を追ったノンフィクション。
深夜特急の沢木耕太郎さんの本です。

面白かった。

写真に付けられたキャプションによって真実は歪められた。
そう思っている。
キャパはそれに同調しただけ。

写真だけでは、兵士を誰が撃ったかわからないし、死んだかどうかもわからない。

前後を切り取った言葉みたいだなと思う。
そもそも、写真は瞬間を切り取ったものだか

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瞳AFをはじめて使う

瞳AFをはじめて使う

ポートレートではじめて瞳AFを使ってみた。

便利だね。

ずっとMFレンズ使ってきたから、あんまり信用してなかったのだけれども、結果は思ったより良かった。

失敗しない。

しかしオートフォーカスは、ファインダーを見ながらフォーカスリングを左右に回すだけの操作を複雑にしてるのも事実だね。
モードだけでもシングル、コンティニュアス、DMFなどがあり、エリアにはスポット、トラッキング、ワイド、ゾーン

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ネガとRAW

ネガとRAW

最近ニュースで、フイルムカメラを使う若者が増えたというのを見た。
その話題で最も驚いたのが、写真は画像ファイル(Jpeg)に変換し、ネガは要らないと言うらしい。

そんな私もネガを活用しているかと聞かれると、タンスの奥に保管しているだけなので気持ちは判らなくもないが、やっぱりネガが原本と言う感覚が残る。

その次に頭に浮かんだのが、Jpeg撮って出し。
フイルムで言うネガは要らないと言う感覚と同じ

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映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」

映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」

映画を観て安心した。

最近、スナップ写真を撮ることを芸術的に表現をする方が増えている気がしたので、そっちじゃなくて安心した感じかな。

Saul Leiterは、写真は芸術に値すると言っていましたが、自身の事となると控えめでしたね。
自虐的に雨粒が好きなんだとも(笑)

撮影スタイルは、お散歩しながら気になったものを撮る。

そんな感じだね。

当時は知らんけど、映画の中では、どう見ても撮られて

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写真とAI(RAW現像)

写真とAI(RAW現像)

仕事では、報告書作成でAIを活用している。
誤字脱字が無くなるし、自分だけでは出てこない言葉の言い回しに非常に助かっている。

AIは、写真の世界では敬遠されがちではあるが、LightroomのAIも使い方によってはかなり強力なツールだと思う。

例えば、ISO感度の問題でノイズがのりまくった写真。
ノイズ軽減機能を使うと、AIが自然にノイズを消してくれる。
まぁ最近のデジカメならISOを上げても

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コンデジRX100M3はカメラっぽいカメラ。

コンデジRX100M3はカメラっぽいカメラ。

とてもカメラっぽいカメラです。

カメラなので当たり前の様な気がしますが、コンパクトカメラってファインダーがなかったり、ちょっと奇抜なデザインだったりしますが、RX100M3はカメラをそのままコンパクトにした感じなのです。
ちなみにファインダーが付いたのはRX100M3からです。

RICOH GRIIIxも持っていますが、RX100M3の方が撮っている姿が良いね。
コントロールリングがポイント。

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写真集(アートブック)に感化される

写真集(アートブック)に感化される

最近、古い写真集(アートブック)にハマっていたので、色々な写真家に感化されていると自分でも感じる。
特に表現方法については、観て学ぶしかないと思ってる。私はね。

この写真は、あの写真家のパクリだとか、言っていただけると、それはそれで楽しい。
もちろん、本家には足元にも及ばないのですが・・・

カメラセンサーの取れないチリ

カメラセンサーの取れないチリ

空を撮っていますか。

何処にいても撮れる空。
良い天気で撮った時に限って現れるのは、カメラセンサーのゴミとかチリです。
普段から屋外でレンズ交換はしないし、レンズ交換時は、室内でホコリが入らない様に注意を払っています。

そんな私に新たな試練。

カメラSONY NEX-7のセンサー中央下くらいに角度を変えるとやっと見えるくらいの小さな点を発見。
これをスワブで拭くが困ったことに取れない。

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レンズの常識に囚われ過ぎてる自分

レンズの常識に囚われ過ぎてる自分

franco fontanaさんが写真撮影している所をYouTube動画で観た。
Canonのカメラに望遠レンズを付けて風景写真を撮っていた。
白いレンズだったので200mmはあるかと思われる。

風景写真は、「ダイナミックにパースを活かして広角レンズで撮る」という常識みたいなものに囚われすぎてたと動画を観ながら思った。

franco fontanaさんの写真は、広大な風景から1本の樹や、色彩を

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Rollei 35 Tは手間のかかる子なのです。

Rollei 35 Tは手間のかかる子なのです。

かわいいカメラなのですが、その見た目とは裏腹にめんどくさい子でもあります。
しかし、使い方をマスターしたら、きっとカメラLIFEは楽しくなる!
そんなカメラです。

Rollei 35 T

これでも、1970年代の高級コンパクトカメラなんです。

嫁さんの実家で長い間使われていなかったのですが、シャッター、絞り、露出計は生きていました。
ファインダーに少し曇りがあるくらい。
さすが機械式カメラだ

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