フランコ・本棚

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フランコ・本棚

神戸に住んでいます。フォローよろしくお願いします。 カメラと写真について不定期にそして適当につぶやいています。

マガジン

  • いま写真が撮りたい!

    写真とカメラを楽しむためのマガジン 今はひとりかも知れないけど、きっと仲間が集まり未来は開ける!

最近の記事

Cloudyなレンズ

オールドレンズの中には、くもりやバルサム切れになりやすいレンズがある。  私の手元にある「minolta M-ROKKOR 28mm f2.8」がそうである。 私は曇っているのを分かってて安く買った。 あわよくば、直せるのでは無いかと思ったりもしたが、やはり直すことは出来なかった。 そして、そのまま使うことにした。 曇ったレンズも使い方によっては個性になる。 自分自身も人間のピークを過ぎている所もあり、オールドとなったレンズを見過ごせない、そんな感じでもある。 コント

    • スマホがカメラやレンズをシミュレーションする日が来るかも。

      スマホがカメラやレンズをシミュレーションする日が来るかも。 Leica LUXアプリを使っていてそんな事を思っていた。 例えば、エレキギターの世界では、名機と呼ばれるアンプやエフェクターをデジタルアンプで再現している。 カメラだと富士フイルムのフィルムシミュレーションがありますが、レンズまでは今まで無かったと思う。 スマホ一台で、様々なカメラやレンズをシミュレーションする、そんな時代がやってくる様な気がします。 レンズの年代毎に羽の枚数、コーティングとか再現したら面白

      • 写真と個性

        「これからはじめる写真フィルム」 この本の大和田良さんコラムに 「写真は選択の芸術である」 と言うところに、そうだよねと 思うところです。 無数の選択の結果が写真であり、 自分らしさなど考えなくても その選択は自分のルーツや感性が プロセスとして反映されるのではないか と思う。 色々な人と話をして そんな事を考えてる。

        • MACで行うネガポジ変換

          MACに対応した色々な画像編集ソフトを使ってネガポジ変換を試してみました。 結果から言うと、「RawTherapee」が一番私に合ってました。 フリーソフトだし。 データ元は全て同じRaw画像です。 データ化に関しては、スライドコピアで撮影しています。 【設定】 Aモード、F9.0 ISO100 SS 1/200-1/250 EV-3 WB蛍光灯+2 LEDライトを使ったのでWBを調整しています。 追加2024.6.24 ネガを撮った時のWBがSILKPIXでは影

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        • いま写真が撮りたい!
          49本

        記事

          ネガポジ変換をしてみました

          スライドコピアでネガフイルムを撮りネガポジ変換をしたが色の再現は面倒になりその結果がコレ。 Lightroomでトーンカーブを反転させればネガポジ変換は出来るが、ホワイトバランスはフイルムの色が影響し全体的に青っぽく被る。 カラーは、色合いとしっかりした黒を出すのが難解で逆になった調整スライダーで四苦八苦する。 それで面倒くさくなった。 モノクロの場合は反転と明暗だけなので楽ちんな訳です。 ネガをガラスに挟んで撮影 【機材】 Nikon ES-1 スライドコピア ガ

          ネガポジ変換をしてみました

          スライドコピアで写真をコピーする

          スライドコピーアダプターの話です。 最近ではデジタル化するのでデジコピアと言うらしいですね。 リバーサルフイルム(スライド)をカメラで撮影してコピーするアダプターの事です。 昔はオートベローズ(蛇腹)とセットで販売されていたのでオートベローズスライドコピアなんて名前でもありますね。 いまさらどうしてコピアを使い出したかと言うと、フイルムを現像に出してデータ化するのだけれども、データ化されたJPEG画像のコントラストがキツかったり、200万画素でA4印刷するには画像が小さい。

          スライドコピアで写真をコピーする

          スライドプロジェクターで楽しむ

          ソール・ライターの映画を観ながら、あんな小型のスライドプロジェクターが欲しいなと思っていた。 それで偶然見つけたのがminolta mini35な訳。 小さくてイメージと近かったのが決め手。 あとで映画を見返したら全然違うやんとなりそうですが、それはそれ。 50年代から60年代の、このロゴとかデザインがツボにハマってしまった訳です。 【変形メカ】 映写するためにトップカバーをパカっと開けるとレンズ部分がスライドする。 ワンアクションなのも良い。 こう言う変形メカに大好き

          スライドプロジェクターで楽しむ

          フイルムカメラで街を撮る

          街を撮る。 良いカメラである必要ないし。 主役の様な人も無くて良い。 ちょっとピンボケでも良いし。 綺麗である必要もない。 技術も知識もたいしていらない。 逆にこうあるべきと縛られない。 そんな遊びがちょっとだけ楽しい。 minolta REPO LomoChrome Purple Pétillant 35mm

          フイルムカメラで街を撮る

          印象的なモノクロームの風景写真

          セバスチャン・サルガドの風景写真を何枚か見て気になっていた。 逆光で撮った様な前景。 大きく人物や動物がいて、輪郭が光っている。 中景は見通しの良い大地、沢山の人や動物。 どれもとても奥行きがある。 あと背景。 背景の空と雲。 セバスチャン・サルガドに雲ひとつない青空のイメージはない。 また、空はあんまり明るくなく、前景と重なった場合に合成写真の様な違和感を感じる。 これが、前景を際立たせている様にも感じる。 この三層をきっちりと撮られていて、興味が手前から奥に行く所

          印象的なモノクロームの風景写真

          映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」

          映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」をアマプラで観た。 最初に違和感を感じたのは邦題かな。 もちろん、フォトグラファーのドキュメンタリーだからそっちに寄せるのは理解するが、「The Salt of the Earth」で良かったかな。 個人的にはね。 邦題の様な甘ったるい内容では無い。 報道写真家だからね。 有名になり内容も過激になってくる。 美しいモノクロームとは言えども死体を見たい訳ではないが、創世にテーマを変えた写真には美しさはあるが、なんか物足りた

          映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」

          写真と紙

          白は印刷出来ない。 当たり前のことだけど言葉を聞いてハッとした。 シアン、マゼンタ、イエローを混ぜると黒に近づくので白は作れないし、うちのプリンターには白色インクは入ってない。 白色は印刷できないので、紙の色がそのままハイライトに反映される。 そんな所に注目して色々な紙を使ってみた。 パールが入った紙や、光沢のないコットン紙などを試す。 どれが良いかではなく、それぞれの感想を言葉にしてみる。 余白の白色や手触りなんかも含めて観ているうちに、料理と器の組み合わせみたいだなと

          小説「キャパの十字架」

          報道写真家 ロバート・キャパを有名にした一枚の写真の謎を追ったノンフィクション。 深夜特急の沢木耕太郎さんの本です。 面白かった。 写真に付けられたキャプションによって真実は歪められた。 そう思っている。 キャパはそれに同調しただけ。 写真だけでは、兵士を誰が撃ったかわからないし、死んだかどうかもわからない。 前後を切り取った言葉みたいだなと思う。 そもそも、写真は瞬間を切り取ったものだから仕方がないね。 小説では、一枚の写真の前後を丹念に検証しながら補完した。

          小説「キャパの十字架」

          瞳AFをはじめて使う

          ポートレートではじめて瞳AFを使ってみた。 便利だね。 ずっとMFレンズ使ってきたから、あんまり信用してなかったのだけれども、結果は思ったより良かった。 失敗しない。 しかしオートフォーカスは、ファインダーを見ながらフォーカスリングを左右に回すだけの操作を複雑にしてるのも事実だね。 モードだけでもシングル、コンティニュアス、DMFなどがあり、エリアにはスポット、トラッキング、ワイド、ゾーン、中央、瞳。 こんなにも設定が多い。 昔やっていた中央で合わせてズラすみたい

          瞳AFをはじめて使う

          ネガとRAW

          最近ニュースで、フイルムカメラを使う若者が増えたというのを見た。 その話題で最も驚いたのが、写真は画像ファイル(Jpeg)に変換し、ネガは要らないと言うらしい。 そんな私もネガを活用しているかと聞かれると、タンスの奥に保管しているだけなので気持ちは判らなくもないが、やっぱりネガが原本と言う感覚が残る。 その次に頭に浮かんだのが、Jpeg撮って出し。 フイルムで言うネガは要らないと言う感覚と同じなのかな。 私はRAWとネガは同じ感覚で捉えてるが、デジタル世代はその考え方すら

          映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」

          映画を観て安心した。 最近、スナップ写真を撮ることを芸術的に表現をする方が増えている気がしたので、そっちじゃなくて安心した感じかな。 Saul Leiterは、写真は芸術に値すると言っていましたが、自身の事となると控えめでしたね。 自虐的に雨粒が好きなんだとも(笑) 撮影スタイルは、お散歩しながら気になったものを撮る。 そんな感じだね。 当時は知らんけど、映画の中では、どう見ても撮られてる相手は気が付いてて、無視してる感じだね。 さすがNYC。 写真を撮った後に

          映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」

          写真とAI(RAW現像)

          仕事では、報告書作成でAIを活用している。 誤字脱字が無くなるし、自分だけでは出てこない言葉の言い回しに非常に助かっている。 AIは、写真の世界では敬遠されがちではあるが、LightroomのAIも使い方によってはかなり強力なツールだと思う。 例えば、ISO感度の問題でノイズがのりまくった写真。 ノイズ軽減機能を使うと、AIが自然にノイズを消してくれる。 まぁ最近のデジカメならISOを上げてもノイズは少ないけどね。 カラースプラッシュ作成でマスクする場合も、AIがマスク

          写真とAI(RAW現像)