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スライドコピアで写真をコピーする

スライドコピーアダプターの話です。
最近ではデジタル化するのでデジコピアと言うらしいですね。
リバーサルフイルム(スライド)をカメラで撮影してコピーするアダプターの事です。
昔はオートベローズ(蛇腹)とセットで販売されていたのでオートベローズスライドコピアなんて名前でもありますね。

いまさらどうしてコピアを使い出したかと言うと、フイルムを現像に出してデータ化するのだけれども、データ化されたJPEG画像のコントラストがキツかったり、200万画素でA4印刷するには画像が小さい。
それで自分でやってみようと言う訳。

今でもスライドコピアは売っていて、意外と良いお値段です。
それでNikon ES-1を3千円ちょっとで購入しました。

スライドコピア Nikon ES-1


レンズはNikon製の焦点距離55mm-60mmマクロレンズが対象なんだけど、52mmのフィルター径ならどんなレンズでも付く。
残念ながらNikonのカメラもレンズも無いので、SONY α7R IIとSIGMA 70mm f2.8 dg MACRO Artでそれで試してみることにしました。

49mmフィルター径なので、49mm-52mmステップアップリングをつけて、ES-1を装着。
やっぱりだけど、ピントが合わない。

それでKenko レンズメタルフード 49mm-52mmを購入。
ステップアップリングの代わりにもなるし、20mm延長にもなる便利なレンズフードをかますと、ちょうど1:1.1でピントが合う。

おしっ!
大抵がこう言うケースは失敗するのだけど、今回は上手く行ったと思う。

こんな感じで撮影


撮影に関しては、USBケーブルをMACにつないで、SONY純正ソフト「Imaging Edge Desktop」でリモート撮影を行った。
この方が、フイルムの位置やゴミが確認しやすい。
今回は自然光で撮影しました。

【機材】
SONY α7R II
SIGMA 70mm f2.8 dg MACRO Art
Kenko レンズメタルフード 49mm-52mm

写真の黒い部分はマウントになります。
ちょうど良い感じです。
印刷はA4で余白を付けて印刷する程度ならまだマシな感じです。
レンズや露出が適正なら、もっと良くなりそうな気がします。

やってみて、SNSに公開するだけならデータ化を写真屋に依頼した方が良いと思います。

花に自分が写っている
やっぱりコントラスト濃いめにした
ホワイトバランスで緑が強め

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