トランプ、銃撃、黙示録
前回の時事分析から三日と経たず、本記事を執筆している。
本マガジンとしては異例のことではあるが、仕方があるまい。
というのも、極めて重大な事象が生じたが故である。
前置きは無しとして、早速だが分析を始めよう。
まず、米国ペンシルベニア州にて大統領候補者と目されているドナルド・トランプが、2024/7/13に、何者かに演説中に狙撃され、暗殺されかけた。
ということは、既にご存知の読者が多いことであろう。しかし、この事件、何か妙なのである。第一に、ライフルで狙撃され、銃弾が耳を貫通したにもかかわらず、耳が形を保っている点。
Xユーザーのジェネ男、「マトモナゼニ愛」研究所 所長さん: 「ライフルで耳を撃たれたら耳は粉々に粉砕する。自分で、ライフル+威力 で調べて下さい。 https://t.co/n0paL1AdRp」 / X
第二に、狙撃犯を目撃した市民が演説前にSPに通報したにもかかわらず、それを無視されたという証言がある点。
第三に、これは明らかに先の情報が正しいと仮定すると、SPの不手際によって生じた暗殺未遂事件ということになるが、当の被害者であるドナルド・トランプはSPに感謝を述べている点。
https://x.com/XNezmy/status/1812458107995672801
以上、不可解な点を挙げれば切りが無い程、怪しい事件であるのだが、本当に挙げれば切りが無いため、一応本記事ではこれまでとしておきたい。読者諸賢にも、以上の情報から、この事件の異常性がご理解いただけたことだろう。
さて、この様なトランプ暗殺未遂事件だが、複数の見方が並立している様だ。代表的な見方を以下に示そう。
①黙示録説
これは新約聖書『ヨハネの黙示録』に記述された預言が、今回果たされたのではないかと見る説である。
特に黙示録13章3節と関係が深いようだ。以下にそれを引用しよう。
この後に獣は42ヶ月間、支配者の座に君臨することとなる。
実際に考えてみれば、狙撃事件の発生日時は7/13であり、13が含まれること、そして本来であれば吹き飛ぶ筈の耳が残り、そこに傷跡がついたという点、さらに、トランプは耳を狙撃された際に「Fight! Fight! Fight! 」と述べた様だ。Fightの頭文字Fはゲマトリア変換すれば6である。このことから、Fightの頭文字だけを見ると666が浮き上がって見えてくる。666といえば、黙示録における獣の数字である。
以上からしてみれば、今回の事件の解釈としては、黙示録成就のための預言成立の一過程である、というのが妥当であろう。トランプは黙示録における獣であり、この出来事の後に来るのは、666の印が無ければものを売り買い出来ない超管理社会、という訳だ。
どうも、ネズミさん氏の一連の投稿を参照する限り、この可能性は高いかも知れない。
②黒幕はバイデン陣営説
これははっきり言えば、与太話の一環であろう。
バイデン陣営が仕組んでいたとするならば、確実にトランプを殺しただろう。態々、銃弾が耳を掠める様に撃つ必要すらない。ただ脳天に撃ち込めば良い。そして、トランプを狙撃した犯人だが、過去にブラックロックの広告に起用された人物であるようだ。
ブラックロックとは即ち、ロスチャイルドである。トランプ政権を顧みれば、政権内にウィルバー・ロスやキッシンジャーが居たことからも分かるように、ロスチャイルドがバックにいたのだ。まあ、バイデンもトランプも、殆ど背後の勢力というのは、政権の動向から見ても分かるように、変わらないと思われる。したがって、これは彼らの派閥による自作自演と、見ることも可能であろう。或いは、この様な記事もあった。
無論、フランス革命を起こしたのは、支配層赤派閥であり、トランプは青派閥の代理人と見られることが多い。しかし、彼の大統領在任中にRed OctoberというQanonの投稿があったこと、また上記した様に、ロスチャイルドが政権の後ろに控えていた可能性があることから、彼は隠れ赤派閥なのではないか、と筆者は考えている。丁度、その様な記事をしたためたこともあった。
赤から青へのデコイは、トランプであったのかも知れないと、今さらながらに思う。
以上、二つの見解を述べてきたが、所詮二つである。まだ事件発生から時間が経っておらず、情報の精査も間に合っていないため、取りこぼしも多いだろう。例えば、ゲマトリア数秘術の観点から見れば、
137と関係がある事件のようであり、137はカバラでは「光」を表すらしい。楽観的に考えれば、この狙撃事件が「光差す」きっかけとなるかも知れない、ということらしいが。即ち、この一連の投稿を見る限りでは、「ケネディジュニアの復活」という訳だ。
或いは、この137を足して11、7/13を足して11と見ることも可能である。11のゲマトリア的意味は
①始まり
②混沌
③無秩序
④裁き
であるが、この事件がなにかの始まりであることは明らかであろう。上記①の見方と繋がると思われるのは、筆者の誤認であろうか。まあ何れにせよ、11が大いに意味を持っている可能性は高いと思われる。次の記事をご覧いただこう。
この記事、2024/7/15付けの記事だが、良く読んでみると
となっている。何故、狙撃事件が起こっていない7月11日に石原良純氏が、トランプ狙撃事件に言及出来るのか。そして、記事題の『ゴルゴ13』ではトランプ狙撃事件が予言されていたようである。
明らかに、全てが繋がっている。このことからして、上記の記事の11日は、単なる間違いである可能性はあるものの、その可能性は極めて低いだろう。何が起こるか、我々はしっかりと予測しておかねばならない。
以上が、トランプ狙撃事件に関する分析である。まさか、このようなことが起こるとは、予想していなかった。本マガジンがあと連載2回で第50回を迎えることとなるから、記念としてドナルド・トランプとグノーシス主義との関係について幾らか物しようとしていたのだが、実に凄まじい時機である。
恐らく、筆者の杜撰な予想であるが、今年の大統領選にて、トランプは晴れて大統領として選ばれるであろう。その選ばれた末路を、今から述べよう。
アメリカは、分裂するか、少なくとも覇権を維持できない程に衰退する。
これは、グノーシス主義を調査してきた筆者の得た結論である。
これに関する説明は、第50回記念記事に於いて為すこととしよう。しかし、原稿作業が難航しているため、記事として読者諸賢にお見せするには、一ヶ月か、或いはそれ以上の期間がかかるかも知れない。けれども、必ず大統領選までには完成させる。
乞うご期待、である。
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