水の音を愛でる 水の流れる様子だけではなく、音を鑑賞する行為は『徒然草』にも読み取れま…
水を太鼓で表す 雨の感覚を音に表し、様式美を確立させたのが歌舞伎かと思います。演劇学者…
時の太鼓 夏至を迎える季節となりました。今年もはや半分が過ぎるのですね。今年は梅雨入り…
涼味を味わうこと 今、この時代に氷を手に入れることはいとも容易なことです。しかし、言う…
能「氷室」をみる 清々しい緑のなかに、湿度を帯びた暑さが感じられます。水道の蛇口から流…
<切る>ことと<生きる>こと なるほど、私も花をいけるときは、なるべく花が庭で咲いていた…
<切れ>という概念 <切れ>とは大橋良介氏によると、 とあり、書道や生け花、茶道、作庭等…
出世は仏教用語 鯉のぼりは立身出世を表象するものですが、私達が使う「出世」という語義も…
狂言台本にみる「鯉の滝登り」 言語の面から「鯉の滝登り」の探索をすると、この語句の初出は…
鯉のぼりの始まり 端午の節句が近づき、庭先やベランダに鯉のぼりの姿が見られます。近頃は…
庭の花 緑が目にあざやかな季節となりました。季節のめぐりの中で、植物もそれぞれの時宜を…
はじめまして。 わこと申します。noteを始めました。 テーマは、さしあたり 時の雫|《しずく…