見出し画像

SV(スーパーバイザー)研修の学び


先月、SV研修があった。

研修は年2回。
久しぶりに仲間たちと会え、
情報交換のお話をし、嬉しい気持ちになった💕


研修の目的は、不登校・児童支援についての支援を深める。
情報交換とSVより事例に関して助言や指導をいただく!


研修の中で話されていた、支援のポイント書き留めた。

メモ程度の簡略な説明ですが、参考にしてみてください✨



〜備忘録〜



【中学校での事例


<小学校でいじめられ、中学校でもいじめにあうのではないかと不安>

怖さを理解してあげる。(被害体験は記憶に残る)
目の前にいじめた本人がいなくても、その時を想起してしまう

その気持ちに共感をして聞く!

いじめた子ではないから大丈夫だよなど
大丈夫!と言ってしまいがちだが、
その子にとっては同じに体感されていて
大丈夫ではない。



<HSCやHSPは診断されるものではないが、感覚がとても細やか>

否定しない!(気になるということに共感する



<離人症(解離)(←脳を守るため自分を飛ばす)>

背景にPTSD
⇒理解(まるっと受け止めてもらうことをしてあげる)

居場所を作る
安心して来られる場所を提供する


<通常級と特別支援級の間にいるような子>

⇒将来の自立についての支援が大切
(好きなことは何か、何が得意か、何ができるか)


◆保護者のニーズは高くなりやすい
子のベネフィットになるように

保護者の水準が高いと
自己評価が低くなる

自己評価が低くなっている子は
目標設定は低くていい!

スモールステップで!

何のために勉強していくのか?家庭学習しているか?
⇒自立するため
子が選んだことについて支持していく!


・不登校傾向な子は
体を動かしたりすることの機会が少なくなる

健康的なものを学校で提供していくことも大切!
週3回は負荷をかけていけるといい
陽を浴びる、歩くなど、ほどよく体を動かす時間をつくる)


・面倒臭い、だるい、かったるいは、
症状の場合もある
⇒背景に抑うつが隠れていないか?
⇒目標設定が適切か?

朝、どのようにして通学してきているのか?

どういう風にした時にうまくいったか?
⇒普段の活動を記録をとる(状態把握)

(心理士などへ情報をつなげる時に提供しやすくもなる)


⭐️「学校は来ないよりも来た方がいい」をつくる!


十分に話を聞いてくれる人がいてくれると
その後の捉え方がついてくる。


・自己肯定感が下がったことをそれを回収しようとすると大変
⇒保護者のアンビバレントな気持ちがある

親の気持ちの安定と関係づくり!

自己肯定感が下がらないようにさせるには
どうしたらいいかを考えていく。


・ゲームばかりして昼夜逆転
夜チャカチャカしたものを見ないようにする
⇒それができない状況を考える

・学校に協力的でない保護者は、過去に嫌な思いがあるかもしれない。
⇒それを聞き取る人がいてくれるといい

・子に無関心な保護者
⇒よい隣人くらいの関係をつくる
耳障りなことを言わない
(アドバイスも指示的なこともしない)


・疲れ、やりたいけどできない、症状が出ている
⇒気持ちを整える
⇒自分を語れるようにする

バイタル的なことをメモをとる(医療に情報をすぐ伝えられるように)
(起床、就寝、就寝にかかる時間、睡眠、中途覚醒はないか、食事など)

・母子分離について
⇒母への支援(母親が別のことを抱えている場合が多い)
家族の事情を吐き出すところを!



【小学校での事例】


学校に行きたくない!と思う子
学校へ行ってほしい!と思う母

登校のときに
どのようなプロセスを取って来ているか?

学校へ来る羽目になったことを聞く。

(親が行けっていうから)
(親に怒られるから)
(ご褒美をくれるから)など
親とどのような話をして登校したか?

どのような気持ちでいるか
思いの丈を聞いてあげる
吐かせてあげる


学校へ行きたくないという子を
学校へ行かせていいものか???
学校を休ませた方がいいのか???
保護者は悩む・・・

子どもの気持ちや尊重を考えると
どのような対応をしたらいいのか?
どのように支援を考えたらいいのか?


SVはこのように私たちへお話された


子どもが、学校へ行きたくないといっても、
学校へ来てもらえたら、支援することができる!

学校には、支援をする私たちがいます!

家にいたら支援ができない
学校に来れば支援ができます

そのように話されました!


機会を与えられる

社会のつながりの機会
コミュニケーションの機会

支援の場が与えられるということだ

子どもの心を支援するという自覚を
再認識いたしました!


そのような子どもは
学校へ来ただけで花丸なのです✨

学校に来たくないのに来た
どんなに嫌だったか
十分に言い分を聞いてあげる

話をたくさん聞いてあげる


子どもは親との関係性で消耗をしていたりする

親が怒らないように
親ががっかりしないようになど


子は、見えにくいもので
心理的に親を支えている!


小学校の3〜4年生以降ならば、

母親の人生なのではない!
子の人生なのだ!

ということをわかってもらう必要がある。

酷ではあるけれど
それは真実

真実を親にわかるようにしていく

踏み込むことができないのだということを……


母の人生で起きていることではない
子の人生で起きていることだ


伝え方は

諭すでもなく
アドバイスするでもなく

つぶやく


親に知らせ、わかってもらうようにしてゆく

と話されました。


私たちが行う支援は、

子どもが学校に来たら、花丸で帰ってもらうこと✨

自分の話を聞いてくれる人がいる
その存在がいる安心

十分話を聞いてくれる人がいてくれると
学校の嫌なことを聞いてもらおう
家の中の嫌なことを聞いてもらおう

嫌なことがあったら
聞いてもらおうと、
その後の捉え方も変わってくる


そのような安心する存在になったらいいと……
スーパーバイザーは話されました✨☺️


とても理解できます。
大事な支援を担っています。


だが、

学校の考えとの折り合いが難しい。
学校には学校の役割と立場があります。

そこの折り合いを
どのようにしていけば良いのですか?

私たち不登校児童生徒支援員が一番苦悩する部分です……


スーパーバイザーの先生は答えます!


だから、それも
つぶやくのです!と。


先生方には先生方の役割、立場がある
立場がそれぞれ違う

直接伝えることは難しい


つぶやく


高度な技術ですね😅


心理士さんって
つぶやきが上手です✨


諭すでもなく
アドバイスするでもなく

つぶやく


技術ですね!

頑張ってみよう✨



親のニーズと子のベネフィット✨



うまくまとめられていないけれど
何か少しでもヒントとなったら嬉しいです✨


〜仕事に誇りを持っています〜




・・お読みいただきありがとうございます・・





この記事が参加している募集

スキしてみて

気に入っていただけましたら、よかったらサポートをよろしくお願いいたします!✨あなたと気持ちを共有できたら嬉しいです💕