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「アニメーターが下請けにならないようにしたい」ゲーム会社のアニメーターの魅力・やりがいとは

こんにちは、イラストレーターの森田です。(アニメーターじゃなくてごめんなさい)

弊社には「アニメーター」という職種があります。具体的にどのような仕事をしているのか、またタイトルにまつわるお話を実際に活躍されているアニメーターチームの和田さん(写真左)、岡田さん(写真右)へのインタビューでまとめてみました。

むりやり二人

仕事の内容

ーお二人の普段のお仕事を教えてください。
和田:アニメーター全員のクオリティ管理と、マネジメントをしております和田です。
岡田:新規プロジェクトのアニメーション演出周りを担当しております。

ー岡田さんは転職してサムザップにもう5年以上在籍されていますが、前職はなにをされていたんですか?
岡田:デザインスタジオで働いていました。
できることを何でもやる職場だったので業務的には半分イラスト、25%デザイン、25%アニメ制作くらいだったかな・・

▼岡田さんに「できること送って!」と言って送られてきた羅列。性格がでますね(岡田さんは私のこと「まあまあ絵うまいじゃん」と褒めてくれます)

できること

「動くもの、全部やる」

ー今アニメチームは社員・有期雇用形態含めると15人在籍していますが、皆さんそれぞれ他の仕事をもっている印象です。

和田:今弊社では「エフェクト」「演出」「動画」「モーション」など、人それぞれに一つは自分の「専門」があるので、スキルセットに合うタスクをお願いしています。

岡田:チームとしては「動くもの全部やる」って感じですね!

画像3

ー「アニメーターはチームプレイ」と聞くのですが、どういう意味でしょう?

和田:アニメは一人で作りきるところがほぼないんです。
デザイナー、エンジニア、イラストレーター、プランナー、外注さんなど他業種の人とのすり合わせが必須になります。工程でいうとちょうど真ん中くらいになるので、コミュニケーションが得意な人が輝きやすいかな、と。

岡田:自分だけでって考えず、人と関われる人がいいですよね。
あとは新規プロジェクトも含め、開発している作品のテイストも様々なので、表現の幅が広い人のほうがサムザップには合うのかも?と思います。

やりがいのある仕事にする秘訣

ーアニメーター視点で、サムザップで働いていく利点って、端的にいえばなんでしょう?

岡田:うちはディベロッパーとパブリッシャーを兼ねているので、0からコンテンツを作れるところはやっぱり1番いいところじゃないでしょうか。
どうしてもアニメーターは下請けになりやすいので…自発的なアイデア出しもかなり意識してやってます。プランナーさんの仕事を奪い取れば、そのぶん他の新しい施策を考えてもらう時間も生まれるかな〜と。

和田:マネジメントとしては、各々に「責任ある仕事」をお願いようにしています。最終責任はもちろんディレクター、プロデューサーが担っていただくものですが、制作工程の権限はなるべく各々にお任せしています。責任とやりがいはセットなので。
また、スキルアップできる環境を整えるように気をつけています。「この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ」のSpineリーダーも、元々は「戦国炎舞 -KIZNA-」のFlashアニメーターとして採用した方でした。開発中にSpineスキルを身につけてくれたんです。
アニメは2年くらいするとどんどん最新の技術が出てくるので、会社に入ってからも柔軟に新しい技術に対応してくれる方が活躍してくれていますね。

和田さん

まとめ

ー弊社の求めるアニメーターさん像が見えてきた気がします。

和田:弊社はバランス重視ですね!
先ほど話していたように、「得意なツールまず1つ」「コミュニケーションが取れる人」だと、安心してお願いできます。
ひとつのツールを極めるのも全然良いことですが、様々なことチャレンジしたい人も大歓迎です。

©2019 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会 ©Sumzap, Inc.

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