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代替療法で“うつヌケ”を目指そう│#13

なんとかうつ状態から抜け出したい……! と考えていたころ、薬(=西洋医学)だけで治すことに限界を感じていたわたしは、さまざまな治療法をためしました。

いわゆる代替療法や、民間療法と呼ばれるものです。

この記事では、実践してみてよかったことやおすすめの本などをご紹介します!


人生を変えてくれた本との出会い

たまたま本屋さんで見つけて、休職中のバイブルとして読んでいたのは、服部みれいさんの『SELF CLEANING BOOK―あたらしい自分になる本』そして同シリーズ第2弾の『SELF CLEANING BOOK2 自由な自分になる本』という本です。

著者のみれいさん、こちらの本を書く前は雑誌の編集者としてとてもハードな毎日を過ごされていたそうですが
あるとき国の難病に指定されている大腸の病気が発覚し、そこから“心身をクリアにする”ための探求をはじめられたそうです。

本のなかには、さまざまな代替療法にチャレンジされたみれいさんの体験談がぎゅっと詰まっています。

自力で心とからだを浄化したい、甘く軽やかに生きていきたい……と感じていらっしゃる方はぜひ読んでみてください。
(余談ですが、みれいさんのような文筆家になりたい! という気持ちでライターを志しました)


血流を増やして「冷え」をとる

古くから頭寒足熱という健康法があるように、頭を冷やして下半身をあたため、効率よくからだのエネルギーを循環させることはとても大切です。

おすすめは、堀江昭佳さんの『血流がすべて解決する』という本。出雲大社参道にある老舗の漢方薬局の4代目である堀江さんは、「心とからだの全ての悩みの原因は血流にある」とおっしゃっています。

血をつくり、増やし、流すためのしくみや生活習慣が詳しく解説されています。

他にも、みれいさんが編集長をつとめているマーマーマガジンの冷えとり特集をよく読んで実践していました!

特に女性は男性に比べて筋肉がすくないので、筋トレや生活習慣の改善だけでなく、グッズに頼ることも大事だとおもいます。

わたしは冷えとり用の綿と絹の靴下を重ねばきしたり、夏でも腹巻を巻いたりしていました(有名どころだと、楽天市場の冷えとり靴下の841の商品がオススメです)。
あとは毎朝白湯を飲み、水筒にいれて持ち歩くこともしていました。


マッサージでからだに直接アプローチ

からだにエネルギーをいれる、気の流れをよくするという意味ではマッサージも効果がありました。

インドの伝統療法である、アーユルヴェーダのセサミオイルマッサージをはじめ
中国の気功、ハワイのロミロミ、アメリカのレインドロップなど、本当にいろいろなものを試しました(笑)

継続が大事なので、ご自身にしっくりくるものかつ、経済的に続けられそうなものを試してみてください!


フラワーエッセンスを飲む

気分の落ち込みなど、精神状態の改善にはフラワーエッセンスが役立ちました。

フラワーエッセンスは自生する花々のエネルギーを水に転写したもので、1930年代にイギリスの医師であるバッチ博士により開発されました。現在では世界60ヶ国以上で使われているそう。

日本だと、女性に人気のニールズヤードレメディーズの店舗などで買うことができます。直接舌下に落としたりお茶などに混ぜて飲んだりします(エッセンス自体は無味無臭ですが、保存料のブランデーの香りと味がします)。

最近では、女性誌でモデルさんが「私のポーチの中身」として紹介していますよね。植物の力が心の調子を整える手助けをしてくれますよ!

わたしは元気になってからも、「必要だな」と感じたタイミングでエッセンスを調合してもらって飲んでいます。


ヒプノセラピーを受ける

これはみれいさんの本でも紹介されていた「催眠療法」と呼ばれるもので、心理療法のひとつです。

日本にはまだ浸透していませんが、イギリスやアメリカの医師会では有効な治療法として認められているそう。わたしは大学(母校)の先生のすすめで出会いました。

セラピストの誘導で一時的に催眠状態になり、無意識層である潜在意識に入って、現在抱えている問題(=幼い頃のトラウマ)などを癒していくというものです。

催眠と聞くとうさんくさそうとか、怖そうと思われがちですが、実際これがいちばん効果があったような気がします!

「いま自分は息をしている、椅子に座っている」などの意識ははっきりしているのですが、自我がなくなるというか、違う時間軸に飛んでしまうというか……。
見えなかった(目をそらしていた)内面の奥深いところにもぐりこんで、過去と和解・統合していくような感じがします。とっても不思議な体験です。

人間のデリケートな部分に触れるので、信頼できるセラピストとの出会いが重要だとおもいます。

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わたしは倒れるまで、「西洋医学がすべて」だと考えていましたが、実際に体調を崩してから「薬は対処療法でしかないのだ」と痛感しました。

体質改善など、根っこの部分にアプローチすることってすごく大切だし
伝統療法には自然の叡智がたくさん詰まっているのだなあと、考え方が変わりました。

もちろん薬も回復の手助けになってくれるので、自分をサポートしてくれるもののひとつとして、これらをバランスよく取り入れてみてください!

たいへん励みになります!心のなかでスキップをしつつ、チョコとアイスを美味しくいただきます!