住まいナレッジ公式

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築20年以上の不動産に強い会社「住まいナレッジ」のnoteです。築年数を重ねた不動産を正確な知識で適正に評価し、魅力を訴求します。当社では、買主様が安心して購入できるようインスペクションの実施や設備保証の付保等を積極的に行っております。noteでは不動産に関する情報を配信します。

最近の記事

設備保証とは?

設備保証とは、購入した住宅の設備や機器に関して、自然損耗による修理、交換を保障してくれるサービスです。設備保証は、住宅購入において安心を得るためにあるサービスで内容を理解して契約することが大切です。 住宅設備には例えばキッチン(コンロ、水栓、換気扇) 浴室(水栓、浴室乾燥機) トイレ(温水洗浄便座、換気扇)洗面化粧台、給湯器等があります。 以下に、設備保証に関する知っておくべき重要なポイントをいくつか紹介します。 保証の内容と期間を確認する 設備保証は製品や機器ごとに異な

    • 住宅購入後のランニングコストについて

      住宅を購入後にどんなお金がかかるのか不安に感じる方もおられると思います。住んでいく中でかかる費用についてまとめてみましたのでご参考になれば幸いです。 住宅ローン返済 住宅ローンを組んで購入した場合、毎月一定額の返済が必要です。返済額は借入額、金利、返済期間によって異なります。返済額は元金返済と利息返済から構成されます。 固定資産税・都市計画税 不動産の所有者が毎年地方自治体に支払う地方税です。不動産の評価額に基づいて計算され、固定資産税・都市計画税として徴収されます。通常

      • 住宅ローンの選択肢:固定金利期間選択型住宅ローンについて

        住宅ローンを検討する際、注目するポイントに金利タイプがあります。その中でも今回ご紹介する「固定金利期間選択型」は、借り入れ当初から一定期間(例えば5年や10年など)金利が変わらないという特徴を持ちます。 金利タイプの種類 住宅ローンの金利タイプは大きく3つあります。 まず、「変動金利型」は金利が半年ごとに見直される一方、「全期間固定金利型」は借り入れから完済まで金利が一定です。そして、「固定金利期間選択型」は借り入れ当初の一定期間が固定金利となります。 メリットとデメリッ

        • 2024年に中古住宅を購入してリフォームすると減税を受ける事が出来る!

          リフォーム減税(固定資産税)の概要 またリフォームを行うことで、翌年度の固定資産税が減額される制度もあり、「固定資産税の軽減措置」と呼ばれています。この制度は、2024年度の税制改正により、2025年12月31日まで延長されることになりました。この制度では、リフォーム減税(所得税減税)で指定されたリフォーム工事と同様の工事が対象となります。工事の種類によって異なる減額率が設けられており、例えば耐震リフォームでは固定資産税が半分に、バリアフリー改修や省エネ改修では3分の

          不動産仲介業者を利用するメリット・デメリット

          不動産購入において仲介業者の利用は、多くのメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。まずはそのメリットから見ていきましょう。 仲介業者を利用するメリット 不動産情報の精査をしてくれる 近年はインターネットの普及により、物件情報はWeb上で検索するのが一般的です。インターネット上での情報収集は容易ですが、仲介業者は独自のネットワークによる情報網を持ち、購入者のニーズに合った物件を的確に提案してくれます。 キャンセル情報の確認が早い 人気物件では内覧や申し込みが競

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          木造戸建ての寿命・実態

          耐用年数について 法定耐用年数は固定資産税や都市計画税を決めるための計算用の耐用年数であり、物理的な要素は全く関係ありません。ですが日本の不動産の市場価値は法定耐用年数によって評価される傾向にあるので経済的耐用年数は短くなる傾向にあります。 木造戸建ての耐震性  日本の耐震基準は大きな地震の発生から少し経過したころに更新されることが多いです。(表作成旧耐震新耐震2000年基準) 阪神淡路大震災を元に現在の2000年基準が設けられております。 主に耐力壁の増加や筋交いの接

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          住宅ローンの変動金利と固定金利について知っておきたいこと

          住宅ローンを組む際には、返済方法や金利の種類を選択することが重要です。その中でも、変動金利と固定金利は大きな選択肢の一つとなります。今回は、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。 変動金利のメリット 金利が低い時期には低い金利で返済できるため、返済額が抑えられる。 市場金利が低下すれば、ローンの返済額も低下する可能性がある。 変動金利のデメリット 金利が上昇すると返済額も増加するため、返済の予測が難しい。 安定感がなく、将来の金利変動に不安を感じる人もい

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          換気の重要性について

          自宅の換気は非常に重要です。良好な換気が確保されていることは、健康や快適性に大きく影響します。以下に、自宅の換気がなぜ重要なのか、および換気方法について説明します 空気の質を維持する 室内にはさまざまな有害な物質や微粒子が含まれています。これには家具や建材から発生する揮発性有機化合物(VOC)、花粉、ホコリ、カビ、細菌などが含まれます。定期的な換気によって、これらの有害な物質を排出し、室内の空気質を改善します。 湿気や結露の防止 不適切な換気は、湿気や結露の原因となり

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          不動産相続の手続きと流れ:スムーズな相続をめざして

          不動産の相続は突然訪れることがありますが、事前に手続きや流れを把握しておくことで、スムーズに進めることができます。親が健在のうちに不動産の相続対策を考えることが重要です。以下に、不動産相続の手続きと流れを紹介します。 遺言の有無を確認 まずは相続人が遺言を残しているかを確認します。遺言がある場合は、その内容が不動産の分割に影響を与えることがありますので、確認しておきましょう。 相続財産の調査・確定 不動産を含む相続財産を調査し、その価格を確定させます。土地や建物の評価には

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          やっぱり持ち家がよい?それとも賃貸?持ち家がもたらすメリット

          住宅関連で度々話題になるテーマはやっぱり「持ち家VS賃貸」どちらか論です。この度は、住まいナレッジが考える「持ち家のメリット」を金銭面だけではなく、生活や精神面までを含めて解説していきます! 持ち家のメリット①金銭面 1優遇された税制 日本では2024年現在も持ち家に付帯する税制の優遇が複数あります。住宅ローン控除を筆頭に、 固定資産税の軽減措置や、相続時の相続税の計算上の評価額減など様々な優遇を受ける事が出来ます。さらに昨今では環境に配慮した住宅の取得やリフォームなどで

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          リフォームすると補助金がもらえる!?リフォーム補助金の活用と申請方法②

          一定の要件を満たすリフォームであれば補助金を活用して、リフォーム代金を抑える事が出来ることをご存じでしょうか? 特に昨今の環境配慮の観点から、省エネにつながる住宅の性能向上に関わるリフォームは、国や自治体が補助金制度をつくってバックアップしてくれています。 住まいナレッジでは、リフォームの内容を決める際に一度補助金活用ができないかチェックすることをお勧めしています!本記事では、リフォーム補助金制度2つの概要と、それぞれの要件や申請方法について紹介します! リフォーム補助金の活

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          リフォームすると補助金がもらえる!?リフォーム補助金の活用と申請方法①

          一定の要件を満たすリフォームであれば補助金を活用して、リフォーム代金を抑える事が出来ることをご存じでしょうか? 特に昨今の環境配慮の観点から、省エネにつながる住宅の性能向上に関わるリフォームは、国や自治体が補助金制度をつくってバックアップしてくれています。 住まいナレッジでは、リフォームの内容を決める際に一度補助金活用ができないかチェックすることをお勧めしています! 以下、主要な補助金制度2つの概要と、それぞれの要件や申請方法について紹介します! ――――――――――――

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          阪神淡路大震災における旧耐震マンションの被害状況をデータで確認してみた

          旧耐震マンションの購入検討するにあたって、一番気になるのはやはり耐震性だと思います。価格と広さのバランスは良いが、震災が起こった時の安全性を気にされておる方は多くいると思います。  そこで今回は、阪神大震災の際に、新耐震マンションと比較して旧耐震マンションの被害状況はどうだったのでしょうか。 阪神淡路大震災時の建物被害の多くが、旧耐震建物であったというのは事実なのでしょうか、またその割合や差はどの程度なのでしょうか。  阪神淡路大震災が発生したその月に建設省住宅 局および

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          マンションの鉄骨造(S造)とは

          マンションの鉄骨造(S造)はどのようなものか マンションを探す際に基本的には鉄筋コンクリート造(以下RC造)が一般的ですが、築古マンションの中には鉄骨造(以下S造)のマンションがあります。どういった違いがあるのか説明します。 RC造とS造の違い 大きな違いは建物を構成する躯体部分(柱、梁)になります。 RC造は鉄とコンクリートお互いの弱点を補う構成になっています。 また、鉄筋は火と錆に弱い特性をコンクリートで覆うことにより補っており耐火性に優れています。 S造は躯

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          旧耐震マンションのメリット・デメリットを比較してみた!

           旧耐震マンションに対してネガティブなイメージを持たれている方も多いと思いますが、実際には毎年相当数の不動産取引が行われているのも事実です。取引があるということは旧耐震マンションにメリットを感じている方もいらっしゃるということですので、旧耐震マンションのメリットについて整理してみました。 ▼そもそも旧耐震マンションって何?という方は下記の過去記事をご覧ください。 旧耐震マンションの魅力は下記2点に集約されると思います。 ①価格の安さ  最大のメリットはやはり価格ではない

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          旧耐震マンションとは?

          ■旧耐震マンションとは  1981年(昭和56年)5月31日までの建築確認において適用されていた旧耐震基準に基づいて建築されているマンションが旧耐震基準マンションと呼ばれております。 築年数だけで判断すると間違っている可能性があるので注意が必要です。 1982年建築のマンションでも、確認申請が1981年5月以前に行われていれば、旧耐震マンションの可能性がございます。  旧耐震基準は、震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準とし

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