「SAFe Day Japan」に参加してアジャイルについて考える
今回は、6/3に開催されたSAFe Day Japanの参加レポートになります。
近年、スケールドアジャイルとして日本で注目を浴びている「SAFe」。
日本でのイベント等は少ない印象でしたが、今回は基調講演や導入事例を始めとする大規模なイベントということでさっそく参加してきました!
SAFe Day Japanとは
Scaled Agileが主催したバーチャルイベントです。
タイムテーブルは以下です。
※引用元のリンクから詳細を確認することができます。
(引用元:https://safedays.com/japan/agenda/)
ちなみに1000名以上の参加申し込みがあったようです(私自身も自社のセミナーに登壇したりしますが、1000名はすごい、、、)。
SAFe Day Japanに参加してみた感想
イベントは以下の内容がメインだったと思います。
・SAFe考案者の考え(必要性)について
・国内および海外の事例紹介
・Q&A
個人的にセミナー通じて思ったことは、アジャイルな組織を作るうえで上層部の理解は重要だということです。事例紹介を含め、総じてこの重要性を説いていたように感じました。
組織変革するうえで上層部の理解がないと進まないというのは、当たり前といえば当たり前です。
しかし、実際のところアジャイルの導入は、いきなり現場からスタートするケースが多いと思うのです。よくあるのは、DXに対応するべく〜とかいって、とりあえずスクラムチーム組んでそれっぽいアジャイルを目先のプロジェクトでやってみるケース。
これが悪いということではなく、このケースでも環境が整えば、試行錯誤しながらプロジェクト単独でアジャイル導入できると思います。これを契機にアジャイルを社内浸透していくことも可能だと思います。
とはいえ、いつか組織面や予算面などで高い壁に直面すると思います。特に予算や事業計画なんて大きな話になれば自分でどうこうできる話じゃなくなると思います。
このとき、いかに上層部がアジャイルについて理解しているかが重要だと思うのですね。アジャイルの理解が進んでいれば、スムーズに進むでしょうが難しいことがほとんどだと思います。
アジャイルを実施するうえで重要なのは、いかにマインドセットを理解するかと言われます。これはアジャイルメンバーに限った話ではなく、上層部もってことですね。
アジャイルな組織になるためには、組織全体としてアジャイルのマインドセットを理解し、環境を整備しないといけないってことです。
こういう点でSAFeは上層部へのアプローチを含めて組織全体をどうアジャイルにしていくかについて体系立てられているようです。
(引用:https://beta.scaledagile.com/what-is-safe/)
セミナーのなかでは、SAFeは企業にビジネスアジリティを持たせるためのナレッジベースであり、ゆえにスクラムなどのアジャイル手法について言及されているものではないということを言っていました。
そういう意味で事例紹介は面白かったですね。経営層をSAFeのトレーニングまで持っていく話や、現場の苦労話などは目に見えるようにイメージできました。
とはいえ、国内のSAFe事例はまだ少ないようです。アジャイルをなかなか導入できないという話を私もよく聞きますが、SAFeは有効なアプローチの1つになるかもしれません。
SAFeについては、研修を受講する予定なので受講したらまたご報告したいと思います。
アジャイルについて、よければ以下の記事も合わせてご覧ください。
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