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鈍足の紀行史

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車を乗り回していて徒然思うことを書いてます。
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#コラム

県立大磯城山公園



海を見たいな、でもクネクネした峠道も走ってみたいなと欲張りなドライブをするべく、箱根へと車を向ける。
自宅から箱根の往復は自分の中では『定番コース』になっている。
箱根峠までをスルスルと走り、折り返して帰る道すがら、1国(国道1号線の通称、そう呼ぶのは神奈川県民だけらしい)を上る。
『どこかで休みたいな...』と思い立ったのが二宮を過ぎた大磯町辺り。
『城山(じょうやま)公園前』と信号の標示を

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はじめての車検

日本で車を動かしている以上は避けて通れないことがいくつかある。
その中の一つに『車検』がある。
二年に一回だが、結構な金額がかかるゆえに、買うことや持つことを諦める要因になっていることに、どうして自動車業界は何も言わないのだろうかと不思議に思う。
いやいや、車検そのものにはさほどかかってなくて、付帯する自動車重量税云々がかかるにしても高くかかるのは間違いない。
『よろしかったらうちで...』と大手

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あなたと越えたい天城越え



初めのうちは『ちょいと遠出』だったが、今ではもう『標準』となってしまった。
ひたすら国道135号線を南下して下田まで何も考えずに走らせる。
『海が見えればOK牧場』と。
道の駅・開国下田みなとへ向かう。
ここまで来たんだからと海の幸を食わずしてどうすると回転ずし屋に入ってみた。
珍しいネタもあって、食べてみたいネタはたくさんあるし、どれもが美味しそうだった。
だが、どういう訳かさほど腹も減って

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ヤビツ峠ヒルクライム



国道246号線を厚木を通り抜けて秦野方面へと車を進めると、名古木交差点で信号待ち。
『ふ~ん...ナコキ...いや...ナガヌキ...?!?!っていうのかぁ...』と難解な地名に関心しつつ、さらに気になる地名が目につく。
『ヤビツ峠』
頭文字Dか...と。
ゲーセンでしか知らず、マンガ読んだことないけど(苦笑)
場違いな車だとはわかってはいるが、どんな道なのかという好奇心が勝った。
右折して、

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海と桜を愛でて三浦半島をグルっと一周



『この時期は桜は見ておきたいよね』
『海にも行きたいな』
そんな欲張りを満たす場所が三浦半島にはあるのだ。
午前中に所用を済ませて、いざ三浦半島へ。
環状4号線を鎌倉方面へ進行し、国道16号線にぶつかるまで脇目も振らずにひた走る。
そして、国道16号線にぶつかった六浦交差点から横須賀方面へ南下。
追浜を過ぎる頃からトンネルが増えて来る。
クレイジーケンバンドの『タイガー&ドラゴン』の歌詞に出て

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たまご街道



思い立ってシュークリームが食べたくなって相模原市南区麻溝台へ。
『たまご街道』と名のついた道は、養鶏場が集中している。
http://tamagokaido.soycms.net/

国道16号線からも行けるが、ちょいと混雑してそうだし、目的地までちょいと離れてる。
座間街道から行くにしても、こちらも混雑してそうだ。
そんな訳で別のルートをチョイスしてスイスイと走らせて到着。
玉子の直売や洋菓

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一路お台場へ



コンビニに貼りだしてあったポスターを見て、『これは行きたい』と熱望していた『企画展・工事中』
その熱望が叶う日が来た。

『え~と...ナビを...』とセットしていざ日本科学未来館へと向かう。
ひたすら下道で。
『この時間は混んでるかもなぁ...』ってことで保土ヶ谷バイパスは避けて、ナビをちょいと無視して、のらりくらりとくねくねと車を走らせる。
走らせるも意外と手間取る。
意外と混んでるようで

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地球不回転為我

朝と夕方は路上は殺気立っている。
それもそのはずで、朝は出勤や通学、夕方は帰宅の時間帯。
ラッシュは何も電車だけの話ではない。
一刻も早く仕事先や学校や駅などにたどり着きたい。
そのためにすっ飛ばす、一時停止やら信号の色変も知ったことじゃないって勢いの車が後を絶たない。
そして渋滞。

渋滞をいかに回避するかってのが早道になるが、それはごく簡単なことでかなりの割合で和らぐのではないかと思う時がある

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何かに誘われてセンチメンタルジャーニー

車を買って、どこかへドライブに出かけようとなったものの、行くあてもなし。
『まぁ...とりあえず走らせるべ...』と何も考えずに走らせると、国道246号線を東京方面へ。
江田駅東を左に折れて、ふらふらと住宅街を抜けて行く。
『この辺はいいなぁ...道幅が広くて』などと脳天気なものだ。
土地開発が上手にされているんだなぁとかいろいろ脳裏をよぎる。
そこで行く先々に目にする表示。
やがて、『登戸』とい

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洗車と遺伝

車を買った後に迎えた初めての洗車。
洗車道具も揃ってる。
『よっしゃ!』と気合十分で洗車場へと向かった。
高圧洗浄機でほこりを洗い流し、雑巾で拭き上げて、ワックスがけをみっちりと。
『これでバッチリ!』と喜び、さぁドライブだと車を動かしたまでは良かった。

その10分後。

ゲリラ豪雨襲来。
天気予報にはそんなことも言ってない。
『聞いてないよぉ~!』とダチョウ倶楽部ばりに天に向かって叫ぶ。
しか

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カーステにはアニソンだが...

 最近のカーステはとても便利である。
CDチェンジャーでは、何をどう組み合わせようかと悩んだのがエライ昔になった。(当たり前か...20年以上も昔の話だし...)
再生と同時に録音となって、その後は聴き放題で、組み合わせも曲順も思いのままってのは魅力的なことだ。
内装をどうしようかなどというのをさておいて、一等初めにやった作業がこれだった。
手持ちのCDを選りすぐっての録音は、ドライブと並行作業と

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専守防衛

 日本の自衛隊を語る上で、『専守防衛』という四文字熟語は必須。
しかし、それは車の運転でも然り。
私の住む神奈川県はけして交通マナーの良い土地とは言い難い。
かつては『暴走族の数が日本一』という不名誉な冠があった。
これがマナーのよろしい土地とは言えぬ揺るがぬ土台がある。
暴走族だった人が『いい加減、カタギにならなきゃなぁ...パラリラやっても食えねぇし...』って思ったかどうかは知らぬが、ある程

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グーグルナビは信用できない

 カーナビは今では必須のカーアイテム。
高速道路を使うのか使わないのか。
幹線道路を通るのか通らぬのか。
最短ルートは何なのか。
安全なルートはあるのかないのか。
などなど...行きたい場所へ向かうために通りたい道は人それぞれ。
出始めた当初は『高嶺の花』で値段も高かった。
メーカーオプションの据え付け型で結構な値段だった。
しかしながら、その性能はまだまだ疑わしきもので、おかしなルートを導き出し

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鈍足の貴公子...奇行師?...紀行史。何はともあれ書いてみた

それは1台の車から始まる。
『よかったら良い店紹介しますよ』と当時の同僚の『悪魔の囁き』。
買う気なんぞ全くなかったはずだった。
『買わん!』って強行に出られなかったのがなんだが。
買わぬ買えぬ理由を並べ立てて、やんわりと断ってたつもりだった。
つもりだったが、ありがちな『外堀から埋められる』
買わぬ買えぬ理由を解決する方法なるものを伝授されてしまう。
後は向こうの思うつぼ。
『買っちゃおうっかな

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