鈍足の貴公子...奇行師?...紀行史。何はともあれ書いてみた

それは1台の車から始まる。
『よかったら良い店紹介しますよ』と当時の同僚の『悪魔の囁き』。
買う気なんぞ全くなかったはずだった。
『買わん!』って強行に出られなかったのがなんだが。
買わぬ買えぬ理由を並べ立てて、やんわりと断ってたつもりだった。
つもりだったが、ありがちな『外堀から埋められる』
買わぬ買えぬ理由を解決する方法なるものを伝授されてしまう。
後は向こうの思うつぼ。
『買っちゃおうっかな...買うなら旅に便利そうなのが良いな...』となる。
予算やら使い勝手やらを考えて決めたのは、ホンダのFreed Spike
旅に便利そうだ。
キャンピングカーでは高すぎるし、普段使いもままならぬ。
取り回しの楽そうな車が良いな、でもちょっと『ブンドド感』をそそるのが欲しいな。
そんな勝手な願望を叶えてくれそうな車だった。

F1ドライバーのアイルトン・セナは『音速の貴公子』
ホンダのエンジン供給を受けたマシンで勝利を重ねたことでも知られる。
それを言い始めたのが古舘伊知郎。
そんなことがふとよぎる。
自分はというと....
音速には程遠い鈍足なマシンに乗ってる。
ホンダであることには変わりはない。
貴公子というには苦しいし、三枚目。
この車であちこちへと出かけるのだ。
そうか....
『鈍足の紀行史』
うん、決まりだ(笑)
どこまで書けるかはわからんけど、お付き合いいただければ幸いである。


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