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夫との話

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夫(2023年1月に入籍)とのことをまとめています。彼の書いた記事もあります。自分で読み返すためのアルバムみたいなもの。2023年7月1日、アルウィンで挙式しました。
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記事一覧

叫び、歌え。12番目の選手よ

叫び、歌え。12番目の選手よ

最初に明言しておくと、これはただの惚気で、下に貼っているリンクの記事の返し歌だ。

とりあえず先に下の記事を読んでください。

読んでもらったテイで書くから僕のことについては省略するが、知っての通り僕の彼女は松本山雅FCのすごく熱心なサポーターだ。だが、僕はそのことを知らなかった。

一緒にやっている位置情報ゲームのSLをモチーフにしたキャラクターを推していて、彼女を主体とした創作をする女性、とい

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松本山雅のサッカーを観に行った話とカターレ富山

松本山雅のサッカーを観に行った話とカターレ富山

小学生の頃、ちょっとの間だけサッカーをしていた。

幼い頃は病弱で、運動神経も良くなかった。瞬発力はあるが、足が早いわけでもなく、長く走れるわけでもない。水泳だけは得意だったが、それ以外は苦手だった。特に球技、その中でもサッカーは本当に苦手だった。

僕はボールが苦手だ。どこかの漫画で「ボールは友達!」というセリフがあったと思うが、正気ではないと思う。なぜ苦手なのか?それは小学生の頃まで遡る。

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いつかあなたに飛んでほしい

いつかあなたに飛んでほしい

私の彼はファイターパイロット志望だった。

ファイターパイロットとは、戦闘機を操縦するパイロットのことである。
危険な職業だ、と誰もが思うだろう。なぜ、なりたかったの?と、私は何度か尋ねたことがある。今でも時々、確かめるようについ尋ねてしまう。

その答えは、いつも決まっている。

「空を飛びたかったから」

私と彼との出会いは、鉄道に乗ってスタンプラリーをするゲームだ。
そのコミュニティで、私た

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沼があったらハマってみる。彼とバイクと私の推し活

沼があったらハマってみる。彼とバイクと私の推し活

はじめて結婚の話をしたとき、彼がバイクを手放すと言い出した。

やめてくれ、と私が説得した。
立場が逆じゃなかろうか。

私の住む信州はツーリングの聖地である。
旅行に来るなら最高だ。しかし暮らすとなると話は変わる。

下手をすれば、年に四ヶ月以上も乗れない期間がくるだろう。
降雪に、凍結。ここ数年で、マイナス10℃という気温も見慣れた。
ならば県外脱出、と思っても、どこへ出るにも峠を越えて行かね

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