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限界長距離ツーリングとSSTRの話

「二度と走らんからな」 長距離をバイクで走って家に帰ってきたとき、大体こんなことを口走ってしまう。まぁそれでも乗るし、降りた瞬間から次のツーリング構想を練るけど。 まあ、楽しいから仕方ないね。面白い出会いもあるし。 初めて書いた記事でも書いたが、初めての長距離ツーリングは納車後の慣らしで富山まで走った通算600kmほどのツーリングだった。今思えばアレが1番楽しかったかもしれない。 僕は基本的に同じ道を往復するのが苦手だ。夜ならいざ知らず、日中だと特に往復同じ道なんてで

    • 仕事の話をさせてくれ

      2017年6月。大学の研究室で内定を受けた。第一志望ではなかったものの、興味のある会社だった。ちなみに第一志望の会社は普通に一次試験で落ちた。ちゃんと勉強しようね。 ということで入社したのは某関西の鉄道会社の技術系子会社。めちゃくちゃ理系職なのに、Fラン私立文系卒のオタクが入社してしまった。ちなみに理系で工学部卒とかだと入社時点で1000円くらい給料が上だった。なんやねん。 1ヶ月半にわたる新入社員研修が終わって、大阪に配属された。まあ実家近いし?ええやん!と思ったが、普

      • 本とは恋人のようなもの

        本とは恋人のようなもの 本とは恋人のようなものらしい。 確かにそうかもしれない。だが、僕の中ではそれは少し違う。自分で探し出して手に入れたものに限られる。その中で何度も短期的に読み直した本こそ、恋人のようなものになり得ると思うのだ。 図書館で借りた本や、誕生日とかクリスマスにプレゼントされた本では、どうにも遊びに来てくれた親戚の子や交換留学生みたいな気持ちになってしまう。 なぜか? 今回はそれを考えてみたい。 例えば僕は冒険モノが好きだ。その中でもいくつかのジャンル

        • 叫び、歌え。12番目の選手よ

          最初に明言しておくと、これはただの惚気で、下に貼っているリンクの記事の返し歌だ。 とりあえず先に下の記事を読んでください。 読んでもらったテイで書くから僕のことについては省略するが、知っての通り僕の彼女は松本山雅FCのすごく熱心なサポーターだ。だが、僕はそのことを知らなかった。 一緒にやっている位置情報ゲームのSLをモチーフにしたキャラクターを推していて、彼女を主体とした創作をする女性、という印象しかなかった。つまりTwitterで見た二次創作がファーストコンタクトだ。

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          県民熱狂!信州ダービーが物語る信州戦争

          ダービーってなんぞや ダービー、と言われるとなんとなく競馬の日本ダービーを思い出す。有馬記念でのみお楽しみ程度に賭け、宝塚記念しか観に行ったことがないので、それ以外はよくわからないが。 そして、伝統の一戦、と言われると、関西人の僕としては、どうしてもプロ野球の阪神タイガースvs読売ジャイアンツを思い出してしまう。勝ってくれ阪神。頼むから。僕近鉄ファンだけど。今はオリックスか。日本一おめでとう!んほー! そんな余談は置いておいて。僕がダービーと呼ばれる試合を初めて観戦した

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          ビワイチツーリングをしよう。1stCBTRに台風接近を添えて

          琵琶湖。それは滋賀県にある日本最大の面積と貯水量を誇る淡水湖。日本で2番目に大きい霞ヶ浦を知らない人はいても、琵琶湖くらいは知っているだろう。なにせ古代から存在する、歴史ある湖なのだ。 「近畿の水瓶」と呼ばれるほどの貯水量を誇り、京都市民や大阪府民諸兄は、何か滋賀県民をからかえば、「琵琶湖の水止めるで!」という必殺技を返されることも多かったのではなかろうか。淀川水系に住む大阪・京都府民は確かに困る。しかし、この手を滋賀県民は使えない。 実際に琵琶湖の水を止めることができる

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          絵を描いて好きなものをまとめた創作キャラを作る話

          「絵を描こう」 と思ったきっかけはなんだったか。元々乗り物オタクだったので、小さい時から電車や車の絵を描いていた。物心ついてから多分初めて描いたのは、写真を見て一目惚れした京成スカイライナーだったと思う。白い車体に赤と青のラインがよく映えていた。あとリトラクタブルライト。あれは男の子ゴコロを大変にくすぐるものだった。小さいながらに「絵がうまい、絵がうまい」と褒められまくったので、浮かれてたくさん描いていた。 スカイライナーから始まり、流線型の特急が好きでひたすら絵に描いて

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          雷鳥ダービーの話。松本山雅vsカターレ富山

          「松本山雅の応援を敵として見たい」 君は見たか、緑が覆いかぶさってくる森を。緑の大津波を。僕はここ最近のほぼ毎月1回、あれをアルウィンのゴール裏で眺めている。あれは大迫力だ。 あれをアウェイから観れないだろうか。と言ったのが6月のこと。6月11日にアルウィンで行われた、藤枝FCとの試合中だった。あの日はハーフタイムに入ってからの大雨で、1時間も試合が中断した。シャトルバスも予定を繰り上げて運行されるようになり、幾らかのサポーターがスタジアムを離れていくのを見送った。しかし

          雷鳥ダービーの話。松本山雅vsカターレ富山

          松本山雅のサッカーを観に行った話とカターレ富山

          小学生の頃、ちょっとの間だけサッカーをしていた。 幼い頃は病弱で、運動神経も良くなかった。瞬発力はあるが、足が早いわけでもなく、長く走れるわけでもない。水泳だけは得意だったが、それ以外は苦手だった。特に球技、その中でもサッカーは本当に苦手だった。 僕はボールが苦手だ。どこかの漫画で「ボールは友達!」というセリフがあったと思うが、正気ではないと思う。なぜ苦手なのか?それは小学生の頃まで遡る。 小学生の頃、先述したように僕はちょっとの間だけ、サッカーをしていた。なぜ始めたの

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          バイクを納車した話

          特になんの気なく入ったお店で、全く買う気なんてなかった。けどその商品を見た瞬間にビリビリと稲妻が走って、気が付けば商品を手に取ってレジに並んでいた。なんて経験はないだろうか。 僕の場合、それがバイクだった。多分他にもあった気はするけど、覚えてる上ではバイクしかないのでバイクの話をしようと思う。2020年11月15日にバイクを納車し、そこからちょろっと(3000kmほど)走るまで。 ある国で発生した新型ウイルスが世界中で猛威を振り撒き、感染しないためにも「密閉、密集、密接」

          バイクを納車した話