見出し画像

理想の生活を送るためには、勤務時間を4.5時間以内にしよう。

こんにちは。SUEです。
noteを始めてから2週間が過ぎました。
もう、時間が圧倒的に不足しています。

noteを書くだけでも1時間以上かかるし、他の人のnoteもたくさん読みたいし、noterさんがおススメしてくれた本も読みたいし。全部やっていたらあっという間に夜中になっている今日この頃。


そんなことを考えていたら、3年前にプレスリリースした「若者の理想の働き方調査」のことを思い出した。若者の働くことへの価値観って変化してるし、デジタルネイティブな若者ならではの理想の働き方ってのもあるはずだから、数字で明確にしよう。という話からそうなった。

調査設計を立てる時、前職の広告会社の同僚に軽く相談してみた。すると彼はこう言った。「若者の理想とする生活を全部積み上げたらこうなりました。それを実現するには、勤務時間をここまで減らさなきゃダメだよって世の中に提唱したら面白そうじゃない?」と。そいつはマーケターだから人事制度とか働き方改革とか詳しくないんだけど、それでも、こんなに切れ味いい仮説を立ててくれた。(本当に面白くて斬新で優秀なマーケターだ)

もちろん彼のアイデアも調査に盛り込んだ。
すると、こんな結果が出てきた。
若者が理想とする「睡眠」「通勤」「食事」「趣味や自己啓発」の時間を実現するには、勤務時間を実働5.5時間以内に収める必要がある、というのだ。フルタイムで働いていたら、理想的な生活なんて送れやしないんだよ、というメッセージをデータが実証してくれた。

画像1

若者(90%以上)の理想のプライベート時間を実現するためには、1日24時間から睡眠、食事、趣味などそれぞれ理想の時間をマイナスすると勤務時間は5.5時間以内という結果になった。


しかし、久しぶりにこの調査記事を読み返して、今更ながら気づいたことがある。

質問項目の中に家事が入っていない。今どき、若者(調査上は社会人1年目から3年目を対象)だって、料理、洗濯、掃除くらいする。お風呂だって毎日入るだろう。これらの時間を加えただけでさらに1時間は減る。しかも、私のように育児している人はさらに1時間は減る。

つまり、3年前は理想の勤務時間を5.5時間と発表したが、家事TIMEも加えたら、本来の理想の勤務時間は4.5時間以内ということになる。

実際、この4.5時間は現実的なラインだと思っている。私が今実働5時間の時短勤務(10:00-16:00 休憩12:00-13:00)で働いているが、なんとかギリギリ理想の生活を実現できているからだ。

日本も週休3日制がわずかだが出始めている。
週休3日ももちろんいいが、勤務時間を5時間とかにして、残り時間を個人の活動に充てるような制度ができればいいのに。個人の活動なんて、SNSでも読書でもオンライン学習でもなんでもいい。言われたことをただやる仕事よりも、よっぽど仕事の意義を理解して還元できるはず。

それにしても。
あの時の若者調査に「家事」も入れておけば良かった。ちょっとだけ悔しい。

この記事が参加している募集

noteのつづけ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?