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協力隊的嬉しい日

今日は嬉しいことが続いた。


協力隊員はやる気があっても、派遣される配属先の受け入れにすごく影響されてしまう。

私の配属先には同僚の理学療法士が2人いて、真面目な性格で話もちゃんと聞いてくれるのだが、まだ小さい子どもの面倒を見るために仕事の途中でいなくなることもある。

協力隊1回目の時に同僚がいなくなる経験はいくらでもあったので、イライラもせず受け入れられた。

職場の改善した方が良い点をいくつかあげると、理学療法の効果を示すための評価が不十分。同僚2人のコミュニケーションがうまくいっていない。同僚の男性が週3回ある医者の回診に出席していないなど

改善した方が良い点があるなら、そのまま言葉にして伝えたらいいじゃないか?と疑問に思うかもしれないが、言うタイミングを間違えると(忙しい時、やる気がない時、余裕がない時)何を言っても伝わらない。

だから私は配属先で勉強しながら、1人で同僚を待つ日が多くある。

待っても待っても数日来なかったり、来てもすぐ出て行って帰ってこない日々。こういった環境は協力隊あるあるの中でも最もよく聞く話の一つで、分かっているつもりだった。だけど、このままだと何もできずに終わるのかと考えると不安も出てくる。

私と同僚の一対一の関係は良いので、話をしながら2人の仕事に対する想いや得意分野、性格をノートに書き出していた

職場に来るタイミング、話を聞く余裕のあるタイミングが合致し、同僚2人のキャラも考慮に入れて行動していると、今日色々と動き出した。

まとめると、

∂ 配属先で理学療法評価の導入が開始できた。
∂ 評価のデータをまとめるためのexcel指導を行えた。
∂ 同僚が他の病院での良い取り組みを熱心に教えてくれて、私が同僚2人を繋いだ。うまくコミュニケーションの取れてない2人が話し合ってその取り組みを導入することになり、取り組みのためのフォーマットを同僚が自主的に作成した。

同僚2人の良くしていきたいという気持ちを感じて、3ヶ月半のパプアニューギニア生活の中で一番充実した日になった。


周りの環境とか、本人の余裕とかやる気によって大きく左右されるので、今日から一気にペースアップとかはしないだろう。

でもそれも分かっている。ゆっくりでいいから自分達で改善していけるようなチームになれば嬉しいな

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