神戸シュタイナーハウス

芦屋・神戸にて、毎月1回日曜日、自分たちにできるシュタイナー教育を実践中。始めたころ園…

神戸シュタイナーハウス

芦屋・神戸にて、毎月1回日曜日、自分たちにできるシュタイナー教育を実践中。始めたころ園児だった子が、今ではもう高校生。継続することの偉大さを感じています。子どもも大人も、それぞれが自身の課題と向き合って過ごしています。

マガジン

  • 中学生のハローワーク

    素敵なゲストからお話を聞かせていただいた記録。 小学校教員、企画屋さん、保育士、ITコンサル、命の話 …and more ! 職業について、人生について、社会について、考えるきっかけになれば嬉しいです。

  • 7年ごとの子どもの成長

    「シュタイナー教育って◯◯だよね」に「それは時期によって・・・」と答えたいけれど説明が長くなりそう。なので、ここに書き記しています。

  • 【大人】手仕事アレコレ

    単純に、自分の身体を使えば世の中に働きかけられるんだ、というのが目に見えて現れるのが手仕事。…なんて事を大げさに言わなくても、キレイなものが出来るのは素直に嬉しいです。

  • 【子ども】リズムの時間

    クラスの前半はリズムの時間。身体を動かして、学習のためのウォーミングアップ。いえいえ、それだけではありません。頭だけでなく心と体も使って学ぶ、大切な時間なのです。

  • バイオグラフィー・ワーク

    バイオグラフィー・ワークに取り組むことは、自分の人生から学ぶことでもあります。一人ひとりが、自分の人生を7年ごとの課題に沿って思い出す中で見えてくる一本の糸。過去を振り返ることで、自分の今と未来を作るヒントが見えてくるという貴重な体験になりました。

最近の記事

  • 固定された記事

【開催報告掲載中】中学生のハローワーク

人と人が出会いにくい今。学びの場が制限されています。 中学生は、身近な大人から離れ、社会から学び、世界を広げていく時期。 シュタイナークラスの先生を進行役に、いろんな職業、経験、価値観を持つ 大人との対話を通して、思考力や表現力が身につきます。 初対面の人と話すのが苦手でも大丈夫。ぜひご参加ください。 ※中学生のハローワークは終了しました!マガジンから開催報告をご覧いただけます。 実施概要・日時  毎月2回 日曜日 19:30〜21:30                

    • あいだにーワークショップマルシェに参加します!

      子どもが生まれましたお久しぶりです、子どもクラスのえりか先生です。昨年の夏、中学生のハローワークが終わった次の月に子どもが生まれました。 理想と現実の間、教育と支援の間、障害と健常、男性と女性、緊張と弛緩、大人と子どもの・・・飛ぶように時が過ぎる中、子育てしていると、極と極のちょうど中間、いいバランスを探そうとすることが増えた気がします。 そんなとき、ご縁あって参加することになったワークショップマルシェ。屋号を聞かれたので「あいだに」としました。 事前に子どもたちが出店して

      • 大きく大きく無限大!

        あけましておめでとうございます。 今日、書初めの代わり(?)に、大きく大きく、机いっぱいに広げた紙にフォルメンでレムニスカートを動いていて、気づいたことがあります。 動き始めたら、いくらでも修正できる。 ってこと。 頭に描いたものが、完璧な図形であっても、紙の上で動いた瞬間、バランスが崩れます。頭の中では完璧なバランスで描けていたのに。でも、思い描いただけでは、その通り、動けるかどうかすらわかりません。 自分では出来ないことも、出来ると思い込んだ挙句、そのように動か

        • 【感想】最終回、修了そして未来へ!|22年6月|大学生の宮澤秀斗さん

          コロナもあり、オンライン開催が多かったのですが、なんとか最終回は対面で開催したいと思っていました。この日は何か月ぶりかの教室開催です。「その日、約束があるから、最後の方に顔だけでも出せたら」と言っていた高校1年生が、友達との約束を早目に切り上げて最初から参加してくれました。実際に合うというのは、そういうことなんですね。 クラスの最後はいつものとおり、抽象的な絵柄のカードを1枚選びながら、話を聞く前、聞いた後の自分の変化を味わってみました。お話を聞いて、どう変わったのでしょう

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        【開催報告掲載中】中学生のハローワーク

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        • 中学生のハローワーク
          61本
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          3本
        • 【大人】手仕事アレコレ
          9本
        • 【子ども】リズムの時間
          6本
        • バイオグラフィー・ワーク
          6本
        • 【子ども】植物学
          5本

        記事

          【大人】え、大学生に子育ての相談??|22年6月|大学生の宮澤秀斗さん

          プロの話を聞こう、という「中学生のハローワーク」。最終回は、職業人ではなく子どもたちと年齢の近いお兄さん、大学生の宮澤秀斗さんです。 全体の話はこちら 留学やサッカーに挑戦し、将来の可能性がキラキラ光る大学生の宮澤さん。「予定があるから途中で失礼します」と言っておられた参加者のお一人が、次の予定をキャンセルするほどに、引き込まれるお話が続きました。 両親はあなたをどう育てたんですか? こんな魅力的な青年を見ると、子を持つ親としては「どう育てたらこうなるの?」「自分の子

          【大人】え、大学生に子育ての相談??|22年6月|大学生の宮澤秀斗さん

          【子ども】「自分にはこれができる」があれば|22年6月|大学生の宮澤秀斗さん

          「挑戦」をキーワードに、自分が大切にしていることを教えてくれた宮澤さんに、今度は参加者から質問をさせてもらって深めていく。宮澤さんが大人クラスで話している間に、子どもクラスは質問の準備からスタート! 全体のお話はこちら 付箋に書き出して、拡散お手玉でちょっとブレイクした後、1枚の付箋に1つずつ質問を書き出していく。1人でお話を振り返って、自分と向き合う時間であると同時に、あれもこれも聞いてみよう〜と考えを広げていく時間でもある。 みんなで交流して、集中たくさんの質問を考

          【子ども】「自分にはこれができる」があれば|22年6月|大学生の宮澤秀斗さん

          【子ども・大人】挑戦するために大切な5つのこと|22年6月|大学生の宮澤秀斗さん

          中学生のハローワーク最後のゲストは、ちょっと名前を検索してみただけであちこちのニュースが出てくるくらいサッカーで大活躍の宮澤秀斗さん。大人にも子どもにも人懐っこくて話しやすそうな雰囲気のお兄さんを迎えて、始まる前から部屋中にワクワクムードが漂う。もう、今日のこの時間が素晴らしいものになる予感しかないよね。 やってみないとわからないー何事も挑戦だ!高校時代、サッカーで大活躍した宮澤さん。「自由」で「時間がある」大学生活は何しようかな?と自分に向き合った上で、キーワードとして浮

          【子ども・大人】挑戦するために大切な5つのこと|22年6月|大学生の宮澤秀斗さん

          【コラム】考えるだけ? それも上等!

          「こういうのっておかしいな」とか、「こういうの、しんどいよな~」って思うことが、いろいろあります。ついでに、そういうのを感じたら「できることなら変えたいな」って、あれこれ考えますよね。 ワタクシ、ず~~~~~~っと、考えるばっかりで形にならない事が続いていて、自覚症状として「考えてるだけで、何もしないやん、私」って我ながら自己評価が下がっていました。 言い訳になるかもしれませんが、「考えてるだけやん」って思っても、考えることは大事なプロセスです。何か・誰かに出会った時に、

          【コラム】考えるだけ? それも上等!

          【コラム】身体を動かすことで生まれるもの

          数あるシュタイナーの学びの中で、今までオイリュトミーには、あまり縁がありませんでした。カラダを動かすことにあまり喜びを感じなくて(むしろおっくう^^;)、汗かくのガイヤとか体力がないとか言って。カラダがあるからこそ、この世に働きかけられるんですけどね。 そんな私を、オイリュトミーのワークショップに誘ってくださった方がいました。「音楽と共に動くオイリュトミーは珍しいから」と。そのために作られたピアノ曲の生演奏と共に動くのだそうです。ピアノを習っていることもあり、そっちの興味か

          【コラム】身体を動かすことで生まれるもの

          【コラム】私に与えられた課題は何?と問い続けた7年間③

          7年間子どもが授からないな〜と思いつつ、いろいろ試した話の続き。個人的なことだけど、シュタイナーの思想の影響もあるしまとめてみよう・・・と書き始めた3回目の最終回。よければお付き合いください。 1・2回目はこちら↓ ついに課題を発見家中のときめきお片付けを通して、意外と母親に気を遣って生きていた自分に気づいた私は、数年前、子宮筋腫が見つかったときに読んだ本を思い出しました。「病気が教えてくれること」みたいな内容の本。シュタイナー界隈の知人がすすめてくれたものです。 本に

          【コラム】私に与えられた課題は何?と問い続けた7年間③

          【コラム】私に与えられた課題は何?と問い続けた7年間②

          7年間、赤ちゃんはまだかしら?と待ち続けた話の続きです。個人的な話ではありますが、シュタイナーの思想に影響を受けること多々・・・なので、よろしければお付き合いください。 前回の話はこちら↓ 神頼みと仏頼み、下心をそえて「これはきっと精神的な問題だ」と思った私は、ビンビンにアンテナを張って、周りからのメッセージを受け取ろうと意気込んでいました。『一般人間学』の真ん中あたりに、「普通の人が何気なく素通りするような出来事にも、意味はありますねん。意識的に生きなはれ」というような

          【コラム】私に与えられた課題は何?と問い続けた7年間②

          【感想】むしろ謝る仕事?|22年5月|広告関係の三橋雅仁さん

          中学生のハローワーク。 22年5月は広告関係のお仕事をされている三橋さんのお話を聞きました。 詳細はこちら↓ 全体の話 子どもクラス 大人クラス 話を聞く前と聞いた後、参加したみなさんの印象はどんなふうに変わったでしょうか。カードをヒントに聞いてみました。何人かご紹介します。 最初と最後、絵は変わってないけど考え方は変わりました。最初は「テレビとか新聞とかを見てる人に伝える」というだけの理由でしたが、話を聞いた今は「他の人との接点」というか…。別の絵にしようかと迷ったけ

          【感想】むしろ謝る仕事?|22年5月|広告関係の三橋雅仁さん

          【コラム】私に与えられた課題は何?と問い続けた7年間①

          結婚して8年、子どもが授からなかった私。とはいえ、始めの1年は結婚式の準備にバタバタして妊活もしてなかったので、実質は7年。西洋医学的には悪いところがないらしく、不妊の原因は不明。てことは、もう、精神的な理由しか考えられない。授からないということに、どんな意味があるのだろう?私は、今生でどんな課題を達成しようと思って生まれてきたのだろう?そんなことを考えた7年間についに結末が。 めちゃくちゃ個人的なことですが、シュタイナーの思想にもかなり影響を受けているので、ここで振り返っ

          【コラム】私に与えられた課題は何?と問い続けた7年間①

          【大人】プロデューサーはエライ?|22年5月|広告関係の三橋雅仁さん

          22年5月のゲスト、広告プロデューサーの三橋雅仁さんからの全体の話が終わって、いよいよ大人の時間。 全体の話はこちら 大人はいつもいきなり質問三昧になります。今日もいろんな質問が飛び交いました。では代表的なものをいくつかご紹介します。 Q&A プロデューサーってエライ人? Q そんなに大勢の人が関わっていて、モメた時の調整係は胃が痛くなりそうですね。 A 実は、あれでもごく一部です。カメラマンも一人じゃないし、お弁当屋さん、お花屋さんなど、一つの広告を作るのには本当に

          【大人】プロデューサーはエライ?|22年5月|広告関係の三橋雅仁さん

          その手の役割は何ですか?

          どんな方でも、そう、こんな私でも出来るお絵描き。コレ、最初から最後まで、20分~30分くらいで充分楽しめます。 こないだ大人クラスで集まった時、30分くらい時間があったので、やってみました。机がない環境だったから描きにくかったけど、「作品作り」が目的じゃないから妥協して。 さて。 テーマは「手」です。まず、濃い目の好きな色で手をかたどってみます。 次に、普段、手を使ってしていること、手の役割を言っていきます。 さわる、抱きしめる、撫でる、叩く、楽器を弾く、料理する、洗う

          その手の役割は何ですか?

          【子ども】まず、答えを出す。細かいことはそれから|22年5月|広告関係の三橋さん

          みんな一緒に、三橋さんご自身の話や広告について教えてもらったら、大人と子どもに分かれて活動する。子どもクラスの前半は、後半の質問コーナに向けて準備しておくのだけど、なんだかお疲れ気味の中高生。先月もそうだったような気がする。新学期っていろいろ気をつかって、疲れが溜まりやすいんだろうな・・・ みんな一緒に聞いたお話はコチラ お手玉を使ってそんなときにはコレ!と太鼓判を押したいのが、お手玉。子どもクラスでは毎回、何かしらのエクササイズに取り組んできた。それぞれ、ちょっぴり難し

          【子ども】まず、答えを出す。細かいことはそれから|22年5月|広告関係の三橋さん