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【子ども・大人】挑戦するために大切な5つのこと|22年6月|大学生の宮澤秀斗さん

中学生のハローワーク最後のゲストは、ちょっと名前を検索してみただけであちこちのニュースが出てくるくらいサッカーで大活躍の宮澤秀斗さん。大人にも子どもにも人懐っこくて話しやすそうな雰囲気のお兄さんを迎えて、始まる前から部屋中にワクワクムードが漂う。もう、今日のこの時間が素晴らしいものになる予感しかないよね。


やってみないとわからないー何事も挑戦だ!

高校時代、サッカーで大活躍した宮澤さん。「自由」で「時間がある」大学生活は何しようかな?と自分に向き合った上で、キーワードとして浮かんできたのは「やってみないとわからない。見てみないとわからない」。だったら、サッカーだけじゃなく、いろんなことに挑戦するぞ!って意気込んでいたそうで、その中の一つが留学だった。

「留学って?」と尋ねられ「外国の学校で勉強すること」って答えた高校生も、それだけじゃ表現しきれないくらい、壮大な学びが得られるものなのだということを話の中から感じている様子。言葉が通じない恐怖や不安、でもその中で何ができるかを模索する宮澤さんのリアルな言葉に、どんどんお話へ引き込まれていく。

英語を学ぶことが留学の動機だったけれど、留学で得たものはそれ以上のものだった。何度も海外へ学びにいき、日本とは全く違う文化に触れ、“当たり前“を覆される経験を重ね、自分の考え方をアップデートしていく。

やってみないとわからなかった。挑戦したからこそ、今の自分がある。そして、大学生には挑戦するための時間がたくさんある。

実感のこもった言葉の一つひとつに、重みがある。これが普通の大学生なのかしら。いや、きっと宮澤さんだからだ。始まる前は、若者を応援するスタンスだった大人たちの眼差しにも、「尊敬」の二文字が見える。


挑戦するために大切な5つのこと

挑戦っていうけど、具体的に何をしたらいいのか?という話に。「こんなことができるようになりたい」と言う中学生に、それを実現するために“今“何ができるかな?って考えて、まずはそれに挑戦する、と宮澤さん。そのために大切にしていることとして、5つのキーワードを教えてくれた。

①やり方を知らなきゃいけない
②前向きに考える
③②を続ける
④周りに言う
⑤挑戦している人と話す

特に④を大切にしておられるそうで、「言霊ってあると思う」と宮澤さん。神戸シュタイナーハウスにおいても、やりたいなーと声に出してみたことがあれよあれよと実現に向かっていくのをたくさん経験してきたので、ものすごく共感する。

まだまだ話を聞きたい雰囲気もありつつ、あっという間に全体でのお話はおしまい。


おまけ

実は、終了後にも、残って話してくださったり、夕食をご一緒して今後の抱負について聞かせていただいたり!リアル開催ならではの、超豪華な一日だった。

宮澤さんの「講演活動やってみたいな〜と思ったら、今回の話が来て」の言葉に、私の背筋がすーっと伸びる。やっぱり、これからの未来を拓いていく人なんだ。中学生のハローワーク修了の日にふさわしい、神々しい人。私も、大人も子どもも出会えて良かった。今日から何かが変わっていく、そんな気がした。

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えりか先生。神戸シュタイナーハウスでは、子どもクラスを担当。 小学校・放課後等デイサービスを経て、児童発達支援事業所で障害児支援にあたりつつ、神戸・京都において日曜クラスの先生としても活躍。現在は初めての育児に奮闘中。
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