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バイオグラフィー・ワーク

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バイオグラフィー・ワークに取り組むことは、自分の人生から学ぶことでもあります。一人ひとりが、自分の人生を7年ごとの課題に沿って思い出す中で見えてくる一本の糸。過去を振り返ることで… もっと読む
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記事一覧

【大人】バイオグラフィー・ワーク①自分に学ぼう!

【大人】バイオグラフィー・ワーク①自分に学ぼう!

子どもの頃に思っていた大人のようになっていますか? 私は思っていたのと全然違います。小さな頃は、大人って何でもわかっていて、何でもできるマルチな存在だと思っていたし、思春期の頃は、世界が理想から遠いのは、大人がサボっているからだと思っていました。そのくらい大人ってスゴイと思っていたのです。

それなのに、大人になった自分がこんなにデコボコだとは! 自分を自覚するにつれて、デコボコな世界と少しずつ仲

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【大人】バイオグラフィ・ワーク②人生を3段階に分けると

【大人】バイオグラフィ・ワーク②人生を3段階に分けると

人間は生まれてから死ぬまで、どのように成長・変化していくのか。20代から40代ってどうしてこんなに大変なのか。「50を越えたらラクになる」といろんな先輩が言っていたけどそれは本当か。老いる事はマイナスなのか。年を重ねてしかできないことは何なのか。今の自分は人生全体から見たらどんな課題に取り組む時期なのか。自分は何をするために生まれてきたのか。自分の人生を貫く背骨は何なのか…。

人生の謎はきりがあ

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【大人】バイオグラフィーワーク③0~21歳は「与えられる時期」

【大人】バイオグラフィーワーク③0~21歳は「与えられる時期」

シュタイナーは人生を大きく3つのステージに分け、それぞれ21歳までを「与えられる時期」、21歳~42歳までを「交流する時期」、42歳以降を「与える時期」と区切りました。もちろん個体差があるので、年齢の区切りはおおまかな目安です。

前回まではこちら
①自分に学ぼう
②人生を3段階に分けると

その21年をさらに3つに区切り、7年ごとに区切ってみたのが、「第〇・七年期」と言われるもの。特に最初の21

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【大人】バイオグラフィーワーク④21歳~42歳は「交流する時期」

【大人】バイオグラフィーワーク④21歳~42歳は「交流する時期」

バイオグラフィーを学ぶことは、自分の人生の課題に向き合うこと。
人生を大きく3つにわけたら、子ども時代から21歳くらいまでは、与えてもらっていた時代。そして大人になり、世間に揉まれ、社会の中でアタフタしながら鍛えられる21歳~42歳。やがて、それ以降は少しずつ自分から与えて行ける年齢になっていく。

今回は人生の中でも最も大変な時期、21歳~42歳について、その時期の特徴や課題を7年ごと×3つに分

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【大人】バイオグラフィーワーク⑤42~63歳は「与える時期」

【大人】バイオグラフィーワーク⑤42~63歳は「与える時期」

人生を大きく3つにわけるとしたら、子ども時代から21歳くらいまでは、世界からモノも教育も愛も与えてもらっていた時代。そして大人になり、社会に出て与えたり与えられたり、アタフタしながら鍛えられる21歳~42歳。やがて、42歳以降になると、少しずつ自分から社会に向けて与えて行ける年齢になっていきます。

たとえば、旅行に行っても、おいしいもの食べても、どこか満たされない気分になる時があります。それって

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【大人】バイオグラフィー・ワーク⑥人生のテーマは見つかったか?!

【大人】バイオグラフィー・ワーク⑥人生のテーマは見つかったか?!

生まれてから学校を出るくらいまでは、世界からモノも教育も愛も与えてもらえます。そして世の中に出て社会で鍛えられ、中年期を越えると、今度は自分から社会に何かを与えて行ける年齢になっていきます。

そんな風に人生を大きく3つに分けて、それぞれ7年ごとに分けて整理し、振り返りながら、自分の人生のいろんなシーンに光を当ててきました。今回はこれまで9か月かけて見てきた自分の過去の中から、人生を貫くひとつのテ

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