私のBAD DAY

昨日から体調があまり良くなかったけれど、オフ会だの出勤だので自分の身体にムチを叩いて乗り切った。

ここまで無理して頑張ったのも、正直、彼がいたからだ。

オフ会にも、BARにも来てくれた。

BARに関しては、2度と行かないと言っていたのに、体調を気にしてくれて、最後までいてくれたのだ。

日曜は比較的暇だというのに、ゴールデンウィークだったからだろうか、BARはお客さんの波が途切れることなく、また出勤しているスタッフの少なさから、1番古株の私があっちへこっちへと動き回る。なんとかお客さんが落ち着いてきたのは、もう閉店1時間前くらいのことだった。気分の悪さをどうにか押し込めて退勤すると、ふらふらな足取りのまま酔った彼を連れてタクシーに乗り込み、そのタクシーにはスマホを置き去りにしてしまい、帰って熱を測れば38.5度あり、私にはどうすることもできないまま、彼頼みでiPhoneを探すで彼のiPhoneからアクセスして、場所を特定し、どうにかタクシーのおじさんが近くまで持ってきてくれた。(そして、動けない私の代わりに、彼が受け取りに行ってくれた)

お釣りいらないですと、チップを上げてよかったと、心から思った。

全くもう散々な1日だった。

今日も熱はあまり下がらず、ほとんど動けずに、ベッドの上で過ごしている。がしかし、スマホをさわる余裕は出てきた。

・・・

彼には申し訳ないやら、有難いやらで、今日もひたすらダウンしているけれど、こんな時、同棲してて良かったと思える。

冷えピタを買ってきてくれて、適度に貼り替えてくれたり、ポカリやお粥を用意してくれたり、涙が出てくる。

ふと、小学生に戻った気持ちになって、「ああ、今日は音楽の授業があったなぁ」とか、「今日の授業は体育があったから、休めてラッキーだったなぁ」とか考えていたことを思い出していた。休んだ日に見る、ガンコちゃんとか最高だった。さわやか3組とか、ね。知ってる人がいたらきっと同世代ではないだろうか。

そんなことを彼に言うと、ふふっと笑って頭を撫でてくれた。優しさが身に染みる。

・・・

社会人になったら、「ああ仕事休んでしまった。誰かに迷惑がかかってしまう。」という罪悪感に苛まれて、どうしても苦しんでしまう。

体調管理も仕事のうちだ。なんて言うけれど、そんなことない。体調不良は体調不良なのだ。

大人になったからって、強靭な肉体に急に変わるわけでもないし、逆にひとり暮らしなどで実家を出た人の方が栄養の偏りが出てきて、体調不良に陥りやすいと思うのだ。

実家のありがたみって、こういう時に考えてしまう。

きっと、熱のせいということにしておこう。

また明日、元気になるように。

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お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。