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幸せってなんだろう:言語化力【第4章】

みなさんこんにちは。
これまで「言語化力」についてを章ごとにまとめてきましたが、今日はいよいよ最終章です。
最終章を読む前に序章〜第3章までをおさらいしておきたいという方はこちらからどうぞ。
序章】【第1章】【第2章】【第3章

こんな人におすすめ

・将来を考えたい人
・成長したい人
・自分に自信がほしい人
・なんとなくもやもやしてる人

どんな内容なの?

序章 全ては言葉で変えられる
第1章 「言葉」にする方法
第2章 印象に残る言葉、一生残る言葉をつくる
第3章 言葉で人を動かす
第4章 言葉で未来を指し示せ

第4章ではこれまでの章で登場した自分のスタンスや、Life is Contents、目標の前に目的を言語化するという考え方を使って、自分の未来設計をしていこうという内容になっています。

さっそくですが、幸せってなんですか?と聞かれて、あなたは幸せの定義を言語化できますか?
なんとなくのイメージはあっても、はっきりと言葉にすることって、結構難しいのではないでしょうか。でも、プライベートの充実にも仕事を楽しむためにも重要なのが、自分にとっての幸せとは何なのかを言葉で定義すること。これを自分が納得できる言葉で定義しておくと、たとえ自分好みではない仕事が舞い込んできたとしても、その定義に寄せていけるよう方向付けることで自分自身を鼓舞することができるようになります。幸せの定義をすることで人生の指針ができ、その達成を目指すことが人生の目的に繋がるのです。

自分の幸せや人生の目的を定義するのが難しいという場合は、「何をしているときがいちばん楽しいか」を考えるのがポイントだそうです。過去を振り返ってみて自分が輝いていた瞬間やモチベーションが上がっていたエピソードを思い出してみると、それらに共通点はありませんか?それがあなたの幸せの定義や、人生の目的になりうる言葉かもしれません。

響いたフレーズ集

■自分にとっての幸福の具体的なイメージを自分で決めておかないと、仕事を頑張る理由を見失ってしまう。

以前、わたしはある特定の職場において確固たるビジョンを持っていました。そのおかげで、単調な仕事も工夫して楽しもうと思えたし、難しそうなことにもチャレンジをしてきました。ですが、人生の目的というスケールの大きなところまでは考えたことがなかったので、その職場を離れた途端どこを目指すべきかわからず薄暗い道をうろうろすることになってしまった経験があります。自分の中で目的やビジョンを持つことが自分を引き上げてくれることも、逆にビジョンが定まっていないとふらふらしてしまうこともどちらも身を以て理解しているので、今後どうしていきたいのかしっかり言語化して紙に書いておこうと思います。


■過去を美化している?もちろんだ。過去の意味を変えることで、現在がより強く美しいものになる。

一般的に、過去を美化するのはあまりよろしくないことと思われがちですが、苦しかった過去・失敗した経験をそのままツラい思い出として心に置きざりにしてもしょうがないですよね。その過去を未来の自分の成長のために使う、という意味で、「もちろん美化してますよ」と言い切っているのが新鮮でした。

読み終えてみて

言葉って毎日無意識に使っているから敢えて考えることをしてこなかったのですが、普段意識していないからこそ意識できるポイントがたくさんあって、とても勉強になりました。また、毎日使う言葉だからこそ言語化するチャンスは無限に転がっていて、たとえば「これおもしろいな」って思っても、なんでおもしろいんだろう?って深堀りしていく癖がついてきたように思います。なにより道具なしで気軽に訓練できてしまうし、未来を言語化していくことによって前向きな気持ちになれるので、読書嫌いのわたしですが本当に読んで良かったと思える1冊です。

これからもnoteで言語化力強化していくので、あたたかく見守っていただけたら嬉しいです。

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