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すごい、やばい、以外の言葉で感情を表現したい:言語化力【第1章】

みなさんこんにちは。
さて、今日も「言語化力」をまとめていきますよ。
昨日ご紹介した序章に続き、今日は第1章をまとめていきたいと思います。
本当は1日1冊のペースで紹介していきたいのですが、どのページにも勉強になる事がたくさん詰まっているので1つの記事にするにはとんでもない長さになってしまいそうなのです...
こま切れになってしまいますが、どうぞお付き合いください。

こんな人におすすめ

・武器を増やしたい人
・成長したい人
・自分に自信がほしい人
・なんとなくもやもやしてる人

どんな内容なの?

序章 すべては言葉で変えられる
第1章 「言葉にする」方法
第2章 印象に残る言葉、一生残る言葉をつくる
第3章 言葉で人を動かす
第4章 言葉で未来を指し示せ

第1章では、言語化していく上で一番重要な事である
「自分のスタンスを決める」ということに焦点が当てられています。
これが定まっているかどうかによって、会話の瞬発力や言葉に一貫性を持たせる事が可能になります。
言葉にしていくプロセスとして

1.本質をつかむ
2.感情を見つめる
3.言葉を整える

という3ステップが紹介されているのですが、これを進める上でもこのスタンスが定まっていないことには何も始まらないのです。
自分の持つ信念や価値観、好きなもの、など自分を構成する要素についてまずは言語化してみましょう。

自分のスタンスが決まったら、上記1〜3のプロセスを訓練していきます。これらは映画のレビューを書くことで鍛えることができそうです。
1で映画1本文のストーリーをあらすじにまとめ、2で自分が抱いた感情を掘り下げていきます。そして3で表現方法など言葉の飾り付けをしていくのです。

例えば友人に映画の感想を求められた時になにがどう面白かったのかを言語化して伝えることができると、その友人にもじゃあ観てみよっかな、という気持ちを起こさせ、序章にあった「相手を動かす」にも繋がってきますね。

上記のステップに加え、とにかく片っ端から言葉にしていく事が大切です。
映画の良さを友人に伝えるのも、ビジネスで商品の良さをお客様に伝えるのも全て言葉。なんとなくいい。言葉では言い表せない。そんな表現もありますが、そこを頑張って言語化するクセをつけることで、一歩先へ進む事ができます。言語化していく練習あるのみです。

響いたフレーズ集【第1章】

■うまく言語化できる人は、頭の中で「言葉の因数分解」をしている

なんとなくモヤモヤを抱えたままぐずぐず悩んでいた期間があり、その時上司が言語化を手伝ってくれました。適切な質問によって、わたしが発する言葉をひとつひとつ掘り下げくれたおかげで、悩みが軽くなったのです。まさに、「思考を因数分解して言葉にすることで、問題の本質や自分が進むべき進路が見えてくる」実体験です。
これからは人の手を借りずに悩みの沼から這い上がれるように、とにかく言語化する事を試みたいと思います。それでもモヤモヤが晴れなければ、助けを求めさせてください...


■「比喩力」を身につけると色々うまくいく

28年間色々な人と会話する中で、「たとえ話が上手い人は頭がいい・賢い」という持論ができあがりました。ただ、なぜその持論が出来上がったのか、理由を言語化したことはなかったことに気づかされました。この本によると、比喩表現が得意な人は構造を捉える力に優れていて、同じ構造だが遠いところの事例をひっぱり出してくる、ということを瞬時に頭の中で処理している、と。もう納得でしかないです。
大喜利が得意な方や芸人さんたちもこの能力が高いのだと思います。比喩力を高める上で参考になりそうなので、お笑い番組など見る際はただネタを楽しむだけではなく、ネタの構造にも意識して注目したいと思いました。


■とにかく言葉にすればいい

noteを始めることになったきっかけの一つです。
もともと文章を書くことは比較的好きでしたが、言語化することを意識的に書いてきたわけではありませんでした。言語化して文章にしてnoteとして公開するのは自分の頭の中をさらけ出すようで恥ずかしい気持ちもあります。でも恥ずかしさよりも自分のパワーアップを優先させたいと思いました。素晴らしい何かをみたり経験したときに、すごい、やばい、で片付けてしまうのは失礼ですしね。
少しずつでも、意識して言語化し続けていくことで、この記事を読んだ方が「この本読んでみたいな」と思っていただけるようになったら本望です。

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