【社員インタビュー#2】「このままでいいのか?」総合商社のキャリアを捨ててベンチャーに飛び込んだ、組織づくりに心を燃やす男の挑戦
こんにちは!STANDAGE広報担当です。
社員インタビュー第2弾は、国内営業部部長の加藤さんの話をお届けします!
1.30歳に差し掛かって気づいた違和感
―加藤さんは新卒で兼松に入社されていますね。元々商社を志望していたのでしょうか?
加藤:
商社かメーカーの海外営業を志望していました。出身が名古屋ということもあって、まずは大手メーカーの系列を受けたりしました。
でも、選考が進んでいく中でだんだんと違和感を覚えたんです。
なんというか、安定志向で無難だなと。良いことなんですけど、自分にはどちらかというと変化や刺激のある環境の方が向いているのかもと思って。
それで、海外営業といえば商社だ!と思って、今度は商社を色々受けることにしました。
いくつか内定をいただいた中に兼松があって、高い熱量で誘ってくれて。配属先の希望も叶えるよと。
自分の希望を聞いてくれるならと、兼松への入社を決めました。
希望通り自動車関係の部署に配属になり、商社マンとしてのキャリアがスタートした感じですね。
―そんな兼松を離れて、なぜSTANDAGEに?
加藤:
兼松に入社してからは異動もなく、最初の配属先の仕事を堅実に続ける毎日でした。
環境の変化が頻繁にあるより、ひとつのことに何年もかけて取り組んで極めたいという人もいますし、それは素晴らしいことだと思います。
でも、自分にとってはやっぱり変化と刺激というのはとても大切なことだったので、30歳に差し掛かったくらいから、だんだんと「このままでいいのか?」と思うようになってきたんです。
大森さん(STANDAGE取締役副社長)に出会ったのがちょうどその頃でしたね。
―それですぐにSTANDAGEへ?
加藤:
いや、最初は仕事の絡みで知り合って、一緒に案件を進めていました。
2018年頃、部署のメイン事業だったイラン向けの自動車の輸出が情勢の影響でできなくなって、自分が担当していたアフリカ地域への輸出を増やしていこうとしていて。
STANDAGEがナイジェリアを中心にアフリカ輸出に注力していた時期でもあったので、大森さんと知り合って、ビジネスの話を色々としていました。
会食にも行きましたね。
―最初は普通にビジネスパートナーだったんですね。
加藤:
そうですね。確か2回目の会食があった頃、本格的に転職を考え始めていて。
そのときに、ふと思ったんです。
「大森さんと働けばいいんじゃないか?」と。
よく考えてみたら、会食でSTANDAGEからやってくる人たちが、副社長の大森さん以外に新卒しかいないことに気付いたんです。
これだけ忙しくしている大森さんだから、新卒のマネジメントや教育まで手が回っていないんじゃないか、自分が入社すれば、ちょうどその足りないピースを埋める存在になれるんじゃないか、と考えました。
そこからは早かったですね。大森さんに話して、社長の足立さんにも会って、ご飯にも行って。
晴れてSTANDAGE社員となったのが、2022年の夏でした。
2.辛さの中にも、常にあり続ける「楽しさ」
―STANDAGEでは営業部長ということで、どんなお仕事をされているんでしょうか?
加藤:
日本の中小メーカーの輸出参入・拡大をSTANDAGEが請け負う、貿易まるなげパッケージ「デジトラッド」の営業をしています。
ひとことで言うなら、「中小企業に夢を売る仕事」でしょうか。
中小メーカーの社長さんとお話していると、皆さん危機感を持ってらっしゃるんです。
国内市場の縮小や円安などを案じて、このままではいけない、自分たちで動かないと、と思っている方が多いように感じます。
で、英語を話せる社長さんも多いので、まずは自分でやってみよう!と海外の展示会に出てみたりして、そうしたら案外引き合いがたくさんあったりして。名刺を持ち帰ってくる。
ただ、この後ができないという人が本当に多い。
社長さんって忙しいじゃないですか。海外バイヤーとの交渉やフォローなんてやっている時間が取れないんですよね。かといって社内に任せられる人もいない。
そんな社長さんたちが実現したいことを、海外事業部の外注先として働くことで叶えるのがこのサービスだと思っています。
単なる手足ではなく、会社や製品の情報をいただいて、戦略や方針を一緒に話し合って決めたりとか。
―加藤さんが部長を務める国内営業部はどんなチームですか?
加藤:
大森さんを含めて6名いて、特徴はとにかく若いチームということですね。
大森さんと自分が30代、それ以外は全員20代です。
ただ、しっかりと自分の意見を言うことができるメンバーが揃ってますね。
若いと上の意見に流されてしまうこともあると思いますが、うちのメンバーにはそれが全くないです。(笑)
だからこそ、自分はしっかりと全員の意見を聞いて、とことん話して、みんなが納得できる組織づくりを心がけています。
コツコツと積み上げてきて、この1年で良い感じにチームらしくなったなと思っています。
3.一緒に働くなら、我が強すぎるくらいがいい
―前線に立つ営業には色々あると思いますが、どんなときにやりがいを感じますか?
加藤:
営業なので、数字が出ている時はやっぱり嬉しいですね。
あとは、チームで議論したうえで新しい施策を打って、それが当たって結果が出た時とか、自分のアシストでチームのメンバーが結果を出した時とか。
―ご自身のことより、チームやメンバーのお話が多いですね?
加藤:
ひとりで出来ることって限界があるじゃないですか。
自分どうこうより、チームメンバーが成長してくれる方が嬉しいんですよね。
―逆に、大変なことって何でしょうか?
加藤:
シンプルに時間が足りない時はしんどいですね。あとは当然、数字が出ないときも…。
ただ、仕事なのでもちろん辛いことはあるんですけど、同時に「楽しい」が存在しているんです。
前職の時は「退屈」がとにかく辛かったんですが、今は毎日変化しかない。
自分たちで次のアクションを考えて、何かしら結果が出る。そして成長を実感できる。
だからこそ、単に「辛いな」とは思わないですね。
それに、自分より上の人たちは皆素晴らしい人ばっかりで。
自分が起こしたアクションに対して的確なアドバイスが貰えるし、深いディスカッションができる。
そう思えているということは、自分もまだまだ成長できる、まだこの組織の天井じゃないということですし、所属する価値を感じられる会社だなって思います。
―刺激のある毎日で、楽しく過ごされていることが伝わってきます!そんな加藤さんは、どんな人と今後一緒に働きたいですか?
加藤:
新しい組織、新しいチームをつくる過程を楽しむことができて、成長を追い求めながら積極的に挑戦ができる人ですかね。
学習欲と成長意欲が強い人には非常に向いている環境だと思います。
とにかく変化と成長のスピードが早い組織なので、それに付いてこられる人と仕事がしたいです。
逆に、安定した毎日を過ごしたいとか、平穏に過ごしてお給料をもらいたい人とかだと、ちょっと辛くなっちゃうかもしれないです。
あとは、自己主張が強い人ですかね。年齢も立場も関係なく、どんどん意見を言ってほしい。
我が強すぎるくらいが丁度良いです。
こちらも納得するまでとことん付き合って話す覚悟があります。
実際、今のチームは我が強い人たちばかりなので。(笑)
4.圧倒的なスピード感で成長し、組織づくりを極める
―今後STANDAGEで成し遂げたいことや、目標などはありますか?
今の組織をもっともっと大きくして、自分が営業全体の責任者になりたいです。
自分はビジネスをゼロイチで作っていくよりも、組織をつくってチームとして上手く運営していくことに魅力を感じるんです。
自分が責任者となって、できるだけ大きな規模の組織を1から作り上げて、もっともっと成長していきたいですね。
―STANDAGEの社員たちは、事前に打ち合わせているわけでもないのに、皆「挑戦」や「成長」といったワードをよく使いますね。
加藤:
採用の時に、採用担当や足立さんがそのあたりを良く見ているんでしょうね。
創業者の二人がまさに自身の「挑戦」と「成長」のために伊藤忠商事を退職して起業していますし。
STANDAGEには他にない圧倒的なスピード感と成長環境があり、それを求める人たちが集まっている。だからミスマッチが少なく、定着率が高いんだと思います。
今商社や大手企業に勤めていて、かつての自分や2名の創業者のように「このままでいいのか?」と悩み始めている人って一定数いると思っていて、そういう人たちには最高に刺激的な環境を提供できるんじゃないかと。
もっと変化の激しい環境で成長したい、挑戦したいという人たちが、STANDAGEにたくさん集まってきてくれたら嬉しいです。
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