見出し画像

毒親から抜け出したいアダルトチルドレンすい⑥〜私の幼少期(3)〜

私の幼少期を振り返っています
(1)はこちらから↓

まみ(母)の機嫌に左右される
幼少期の私、すい

------

まみは人のせいにするのが好きだ
人を申し訳なくさせるのが得意だと思う
なぜかって?
私もそう育ってしまったから

相手に自分に対して申し訳ないと思わせる
それはたぶん"注目してほしい"と同義なんだろう

------

小さい頃から従姉妹と仲が良かった
住むところは離れていたけれど
同い年ということもあって
一人っ子の私には
友達であり姉妹であり
唯一無二の存在だった

ある日彼女が
部活の試合で近所に来たことがあって
私とまみは試合の応援も兼ねて出掛けた
試合は午前中だけの予定だったが
想定以上に押して午後までもつれ込んだ

まみは試合全部見る予定はなく
本来の目的であった
デパートでの買い物に早く行きたそうだった
だけど、
私はせっかく来たんだから、と
最後まで試合を見たいと言い張った

まみはバツが悪そうな顔をして
不機嫌になりながらも私の意見を呑んだ
だけど
試合が終わってデパートに向かう途中
「あんたが最後まで試合を見たいと言わなければ
こんなに遅い時間に買い物しなくても良いし、
早く家に帰れたのに」と。

私はその時(失敗した)と思った
まみの考えを汲み取れなかった
まみを不機嫌にさせてしまった
まみは試合を見たくなかったのに
私が駄々を捏ねたばかりに
何度も何度もぐるぐると頭を巡って苦しかった

私があんなこと言わなければ
まみと2人で笑顔で過ごせたのかな

------

まみはいつでも1人で戦っていた
子育てを相談する人も居ない
話を聞いてくれる友人もいない
おと(父)にも労ってもらえない
そんななか唯一話を聞いてくれるのが
私だったのだろう

私に愚痴を吐き
私をストレスの捌け口にし
私に甘え
私に自分の母親、もしくは父親としての役割を求めていたのかもしれない

当時はこんなに冷静に分析することはできなかった
今だからこそ言えるのは
じゃあ私のストレスはどう解消したらよかった?
私の愚痴は誰に言ったら良いの?
私の毎日の出来事をただ聞いてくれる人は
どこに居ますか?

------

そんな理由もあってか知らないが
私は小学校の頃から人間関係で
よく問題を起こした

同級生にひどく当たってみたり
無視してみたり
相手の気を引きたいのか
それとも親に注目してもらいたかったのか
(気にかけて欲しい?)
私にも訳が分からなかった

ただ言葉では感情を表せず
態度でしか威張ることができなかった
たぶん相手に察して分かってほしかった
(私なんかしたかな)と思わせたかった
だけど上手くいかなかった。

まみを優先してばかりで
私の人生を優先できなかった
幼少期のすいちゃん。

もう解放されても良いんだよ。

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?