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エンジョイ!発酵ライフ。

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農場で実感した「発酵」の力を、暮らしに活かして微生物との快適ライフを見つけていきます。
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エンジョイ! 発酵ライフ。

エンジョイ! 発酵ライフ。

畑の土づくりやコンポストで気になりだした微生物のはたらき「発酵」。

もちろん、納豆とかヨーグルト、味噌、醤油、お酒など発酵でつくられた食品は、僕の暮らしの中にもよく登場して、知ってか知らずか発酵の恩恵はすでにたくさん受け取っていたんですが、発酵の凄さを肌で感じた今、もっと積極的に暮らしに取り入れられないかと探ってみたところ。。いい入り口を発見したんです。

発酵を暮らしに取り入れるのにいい入り口

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コンポストの僕的ポイントを書こうと思った【2023.09.01】

コンポストの僕的ポイントを書こうと思った【2023.09.01】

2023年9月1日(金曜日)。
心配された台風11号もそれ(各地の被害が少ないことを。。祈。。)、秋作の準備を進めた今日。
昨日に引き続き、堆肥(野菜くずのコンポストでつくった堆肥)でのマルチング作業を進めた。

コンポストはいい。
僕は、コンポストから微生物の世界に入った、と言う実感がある。
ポイントを押さえて、自分に合った工夫をすれば、コンポストはそんなに難しいものじゃない。(以前コンポストの

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ひこばえが芽吹き出した田んぼに、微生物ポタポタ【2023.07.26】

ひこばえが芽吹き出した田んぼに、微生物ポタポタ【2023.07.26】

2023年7月25日(水曜日)。
久しぶりに雨らしい雨。昨日屋根直しといて良かった〜。

昨日と書きましたが、書いている今日から見るとずいぶん前の話。
28日(金曜日)にまとめて書いております。

この日は、月曜から朝の1時間作業を頑張ってくれた2人が、サツマイモのカズラを植えてくれた。去年の感じから予想すると、11月末か12月頃に芋掘りできるので、次は掘りに来てねと別れた。

雨が結構降ったので

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反省と改善。今年の畑づくり2022~2023

反省と改善。今年の畑づくり2022~2023

「土について思うこと2022〜2023」に書いたことを踏まえて、実際にどんな土づくりをするのか。。

これも毎年書いているんだけど、過去の2回を読み返してみると、自分の中で起きている変化が分かるようで面白い。

初年度(2年前)は、イメージは大体つかめていて、今とほとんど変わらないけど、それに対して具体的に何をすれば良いのかまでは見えていない感じ。
自ずと、土づくりも先輩たちの真似をしているだけで

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土についておもう2022〜2023

土についておもう2022〜2023

毎年、土について思うことを書いている。

今年で3回目。

コンポストを通して開いた、微生物ライフへの扉。
「発酵」という微生物のはたらきが育む、不思議で豊かな暮らし。

ティースプーン1杯の土(約1g)に10億の微生物。
僕にとってはもう、土自体が生きていると思えてくるのです。

1gの土に10億ですが、私たちの体には100兆を超える微生物が住んでいると言われています。細胞の数が37兆ということ

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お米づくり始まってます。

お米づくり始まってます。

自給自足を目指す者にとって、お米の栽培は重要なテーマ。
なんと言っても主食ですからね。

お米の栽培には田んぼが必要(畑で育つ陸稲もあるようですが。。)で、ハードルが高い気がしますよね。

しかし、稲自体はとても強い植物で、育てるだけならそんなに難しいくないと言うから希望が持てます。
それでも美味しいお米をたくさん採るのは、簡単ではないようです。

実はサンシャインファームでは、去年から密かに準備

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コンポストのススメ。失敗しないコツ。

コンポストのススメ。失敗しないコツ。

料理をするとどうしても出てしまう、野菜の切れ端。

生ゴミとして捨てると、ゴミの量が増えるし、時間が経つと臭くなって、ゴミ箱を開ける度に、嫌な思いをすることありますよね。

この野菜の切れ端、実はほとんどが水分で、焼却するのも大変。たくさんのエネルギーを使って処理されています。

そのまま捨てると厄介なこの切れ端ですが、微生物の力を使って発酵的に分解すると、嫌な臭いを出すことなく、手品のように消し

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不耕起栽培に向かう、土づくり2021

不耕起栽培に向かう、土づくり2021

土づくり、奥の深い話です。。

去年、土づくりについての記事で、入り口に立ったばかりと言ったのですが、一歩くらいは進んだのでしょうか。

ただ、発酵というキーワードと、コンポストから芽生えた微生物愛が灯した明かりを道標に、8〜9月から今シーズンの土づくりが始まりました。

まずは水捌け。

コンポストでも水分過多は腐敗の大きな原因になります。
土を発酵的につくるためには、水捌けが良くなければいけま

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発酵する農場って? 土について思うこと2021。

発酵する農場って? 土について思うこと2021。

10月も終盤に入って台風の心配も無くなり、土づくりができた畝から、植え付けが進んでいます。

11月に入ると圃場は少しづつ賑やかになってきて、畑を眺めるだけでも嬉しい気持ちに。

大好きな季節です。涼しいしね。

去年書いた土について思うことと、土づくりの記事を読み返して、なるほどなるほど。。

前シーズンは野菜を効率よく栽培して、収穫した野菜を売って成果を得る「農業」的な視点から、土づくりへアプ

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3つのハーブで淹れる、サンシャインファームのフレッシュハーブティ。レシピ付き

3つのハーブで淹れる、サンシャインファームのフレッシュハーブティ。レシピ付き

日差しも強くなってきた沖縄。

休憩時には冷たいお水をガブガブ飲みたくなる今日この頃。

熱中症には気をつけて参りましょう。

そんな暑い最中ではありますが、土曜の農場朝市の時、あったかい(淹れたては熱いくらいで、最後はぬるくなってますが。。)フレッシュハーブティを淹れています。

朝市の広場に植えてあるハーブを積んで、洗って、お湯を注ぐだけ。

5分ほどすると、美味しいお茶に。

使っているハー

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パーマカルチャーで発酵。

パーマカルチャーで発酵。

パーマカルチャーって聞いたことありますか?

ひと言で説明することは難しいですが、

この先の未来もずっと、楽しく暮らし続けるにはどうしたらいいのか、のヒントがたくさん詰まった考え方というか、デザイン体系というか。。。

まぁ、やっぱり説明は難しいんですが、パーマカルチャーというのは造語で、パーマネント+カルチャー(アグリカルチャー)なんで、「永続(できる)文化」という感じでしょうか。

気候危機

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発酵する、農と暮らしの場所づくり。

発酵する、農と暮らしの場所づくり。

2011年3月から10年経った現在、2021年7月。

自分を取り巻く環境、社会や世界の変化の大きさと速さは、さらに加速していきそうで不安になったりもします。

そんな中でも僕は日々の暮らしを重ねていくしかない訳で、朝起きて、今日どんな暮らしを積み上げるのか、忙しさに流されて、普段あまり意識しないことを考えたり、考えなかったり。。。

1日に何億も稼ぐ人がいるかと思えば、給食しか食べるものがないと

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