Sunshine Farm Okinawa

沖縄県北中城村で、EM農法に取り組んでいる農業生産法人です。 主に暮らしの発酵ライフス…

Sunshine Farm Okinawa

沖縄県北中城村で、EM農法に取り組んでいる農業生産法人です。 主に暮らしの発酵ライフスタイルリゾートの農場として、有機野菜と平飼い卵を生産しています。 鶏以外にも、ヤギとネコがいます。

マガジン

  • 日誌的な記録2023.07〜

    自分向けの備忘録的な、日誌的な記録。 その日やったことや使った資材の内容などを感想とともに。

  • I Love Compost!

    ハマってしまったコンポスト。 野菜クズなどの食料残渣を微生物の力をかりて堆肥づくり。 温かくなるんです。

  • エンジョイ!発酵ライフ。

    農場で実感した「発酵」の力を、暮らしに活かして微生物との快適ライフを見つけていきます。

  • EM有機栽培、基本の基。農場での作業紹介。

    サンシャインファームの作業を紹介することで、EM有機栽培の基本の流れを追うことができる記事を集めました。

  • ミツバチマーニャの観察日記

    「暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」で始まった養蜂の様子を動画中心に記録しています。 巣箱の内見など、日々の観察記録。 ミツバチと幼虫がよく登場します。 ご注意ください。

最近の記事

  • 固定された記事

微生物に出会ってなるほど! 家庭菜園失敗ばかりだった僕。

はじめまして。 インターネットの巨大な海の中、こんな小さな島にたどり着いてくれて、ありがとうございます。 ようこそ、ココは微生物の力をかりて有機野菜を作っているサンシャインファーム。 沖縄県の中部地区、北中城村、イオンライカムのすぐ近くの谷の底。雰囲気はまるで山原(ヤンバルと読む=沖縄本島北部の自然豊かなエリア)。 人工物がほとんど見えない、緑に囲まれた農場です。 有機JAS認定の畑は、自家製の堆肥、肥料を中心に土づくりされ、1,200羽の鶏たちと、数え切れない微生

    • 畑やろう! コミュニティガーデンへのお誘い

      畑をやってみたいけど、何から始めたらいいのか。。 土に触れる機会が欲しい。。。 有機栽培を基礎から学びたい。。。。 一緒にやってみませんか? というお話です。 こんな所が有ればなぁ。。。をカタチに 野菜を育てられるようになりたくて、とにかく畑を始めた頃、初心者なのですぐにいろいろな壁が迫って来ました。 本にならって種を蒔いたはいいけれど、沖縄では大きく時期がずれていたり。 堆肥と肥料の違いも分かりません。。 そもそも、何から始めるのがいいのか、本を読んで頭は大きくなり、

      • 蒔いて蒔いて! 春作に出遅れないように。

        2月21日、曇り時々晴。 暖かい日が続き、ミツバチの巣箱も春仕様になったので、少し慌てて春の種まきをしました。 トウモロコシ、ピーマン、きゅうり、マクワウリ、スイカ、紫蘇、大葉、バジルを2種類。。。 全てポットに蒔いて、苗づくり。 週明けにもまた何品目か蒔く予定。。。いくつかは販売するつもり。 励みます!

        • 餅つきって最高! 今年もやります。

          僕は餅つきが好きだ。 大好きだと言っていい。 2024年2月19日の時点で、今年2回餅をついたのですが、さらに2月24日(土曜日)に、もう一度つく。3度目のこの日は、僕にとって特別な餅つきになるだろう。 餅つきの何が好きかって、まず、つきたての餅の美味さよ! 何もつけなくても美味しい。きな粉で美味しい。あんこで美味しい。大根おろしで美味しい。納豆でも美味しい。醤油と海苔でも。。。。 そして、餅つきの現場の雰囲気の良さ! 僕の感覚だと、その場にいる皆んなが笑顔。老いも若き

        • 固定された記事

        微生物に出会ってなるほど! 家庭菜園失敗ばかりだった僕。

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        • 日誌的な記録2023.07〜
          37本
        • エンジョイ!発酵ライフ。
          12本
        • I Love Compost!
          7本
        • EM有機栽培、基本の基。農場での作業紹介。
          15本
        • ミツバチマーニャの観察日記
          12本
        • 田んぼづくり〜お米が採れる人になる様子
          12本

        記事

          土の様子を確かめて、春作の準備を。

          2024年1月27日。くもり。 今日はアタイグヮーデン(コミュニティガーデン)の作業日。 ひと畝の土の状態をチェックして、栽培の準備。 表層はいい感じだけど、少し掘ると硬い。。こんな時は有機物を追加して再度土づくりをする。 約4mの小さな畝に、野菜クズの堆肥をふるっていいところだけをボカシと一緒にすき込む。微生物の働きを整えるために、EM活性液も原液で4リットルかけて、よく混ぜる。最後に草マルチをして、あとは2週間ほど熟成。。。葉物と果菜類を何品目か栽培する予定です。

          土の様子を確かめて、春作の準備を。

          タイコウ種籾を苗床へ。追肥もしたよ

          2024年1月26日。くもり。。 6:30頃に農場に到着。 冬の沖縄は日の出が7:00過ぎなので、まだ暗い。 徐々に明るくなっていく中、EM活性液を100倍に薄めたものを10リットル(活性液は100ml)を背負って、野菜という野菜、畝という畝にまいていく。 午後には田んぼにつくった苗どこに、「タイコウ」の種もみをおろした。覆土は野菜クズ完熟堆肥をパラパラとかぶせて。 ズッキーニとセロリにボカシ(一型)とエビ液肥を500倍で散布。 2月末頃採れる予定の「インカのめざめ」

          タイコウ種籾を苗床へ。追肥もしたよ

          播種と植え付け日のメモ【2023.秋作】

          10月4日(水曜日)。 スイスチャード、カブ(白・紫)、ニンジン(金美)を畑に直播。 10月6日(土曜日)。 ミニトマト、ルッコラ、バジルを植え付け(ひと畝のみにポット一つずつ)。 10月9日(月曜日)。 ほうれん草を畑に直播。 10月11日(水曜日)。 ミニトマト、バジルを3ポットずつ植え付け。 10月12日(木曜日)。 苗は、ミニトマト、ルッコラ、バジル、レタスが植え付けられそう。 ナス、甘とうがらし、キャベツが生育中。 時が経つのは早いもので、気づけば約3週間

          播種と植え付け日のメモ【2023.秋作】

          広場で楽しいアレコレだった【2023.09.18〜23】

          2023年9月18〜23日。 23日は「秋分の日」だ。 小さな田んぼの収穫を祝って、「採れたお米を皆んなで食べましょー会 」をやった。 今年は、「ユガフモチ」が約10kg、「ヒトメボレ」が約13kg。 それぞれ田んぼが9坪と13坪ほどなので、量としてはまぁ平均点。(味は最高美味しかったです。。感謝。。) 去年の2期分をひと作で超えてきました。全然、雨が降らず、水の管理に苦労した(ヒトメボレは地面が割れるほど)にしては、よく採れたと言えるでしょう。。。 「ユガフモチ」は種

          広場で楽しいアレコレだった【2023.09.18〜23】

          苗も徐々に芽を出しはじめた【2023.09.13】

          2023年9月13日(水曜日)。 朝とお昼に軽いスコールが。。。野菜たちには恵の雨でしょう。。 朝の苗チェックに行くと、ルッコラとバジル、ミニトマトが芽を出しはじめてました〜。 が、今回の種まき土はリサイクル土の割合が多かったようで、少し乾くと硬くなり、ベストな感じがしません。。。次回は、もう少し野菜くず堆肥の割合を増やそうかと。。 なんにせよ、芽を出したポットは双葉だけでも力強い。。 今から植え付けが楽しみです。

          苗も徐々に芽を出しはじめた【2023.09.13】

          台風で倒れた木たちを炭にした【2023.09.12】

          2023年9月12日(火曜日)。 風も穏やかな快晴。絶好の炭焼き日よりです。(暑さ以外は。。。ですが。) 畑の土づくりで使う炭が無くなってきたので、これからしばらくは炭焼きシーズンとなります。 幸いと言ってはなんですが、台風で倒れた木がたくさん「植物ゴミ資源化ヤード」(村の施設。村内の倒木や剪定残渣などが集まってくるヤード)に山積みです。 材料には事欠きません。 消防署に申請を出して、火入れ前に連絡。 OKが出たら、着火となります。 農場にある「無煙炭化器」を使って炭焼き

          台風で倒れた木たちを炭にした【2023.09.12】

          芽が出たスイスチャード。ひき続き、有機マルチをな【2023.09.11】

          2023年9月11日(月曜日)。 朝、畑を覗くと。。。スイスチャードの芽が出てる。。 野菜くず堆肥のマルチから、チョロっと顔を出して。。可愛いいですね〜。 種まきの準備ができた畝から、播種をはじめようと、野菜くず堆肥をせっせと振るっていますが、量が足りない。。 熟成中のものがそろそろ使えそうだけど。。待っている間に、土が裸のままだと、ドンドン乾いて、せっかくの団粒構造も崩れてしまう。。。 そこで、野菜くずマルチが間に合ってない所は、刈り草マルチでカバーしておきました。 有

          芽が出たスイスチャード。ひき続き、有機マルチをな【2023.09.11】

          種まき続々な【2023.09.09】

          2023年9月9日(土曜日)。 毎週土曜日は「畑の朝市」&「畑のオープンデー」。 畑の野菜を採って、そのまま購入したり、採れたての卵や自然栽培の種なども並ぶ、小さなお店を出しています。 コミュニティガーデンの「EMサンシャイン・アタイグヮーデン」の作業日でもあるので、畑が賑わいます。 コミュニティガーデンも秋作の準備が進み、苗作りが始まりました。 ミニトマト・リーフレタス・ルッコラ・フェンネル・スウィートバジル・セロリを播種。 去年の苗ポットからのリサイクル土と、野菜

          種まき続々な【2023.09.09】

          秋作準備、まずはコウブシ(ハマスゲ)を抜いた【2023.09.08】

          2023年9月8日(金曜日)。 朝のスコールの後は、晴れたり曇ったり。。。 作業のしやすい日でした。 秋作の準備を進めているのですが、不耕起の畝はコウブシを取って、マルチをかけて、準備完了。すぐに栽培を始て行こうかと。。 そこで、今日はコウブシ取りという地味な作業に向き合いました。 コウブシというのはタイトルの画像の雑草で、周りの植物の育成を阻害する物質を出すと言われていて、畝の上にはできるだけいて欲しくないのですが、この圃場は、放っておくとコウブシ畑になるくらいたくさん

          秋作準備、まずはコウブシ(ハマスゲ)を抜いた【2023.09.08】

          家庭で試せるプランターコンポストを設置した【2023.09.06】

          2023年9月6日(水曜日)。 草刈りが主な仕事だった。。 午後、暑い時間に広場の日陰が気持ち良かったので、急遽プランターコンポストを作ってみた。(キエーロ型=堆肥をつくらず、野菜くずを分解するのが主な目的) 有り合わせの材料で、とりあえずといった形だけど、これでも十分動くはず。 やってみて、工夫できそうなところがあれば、どんどん改良していきます。 プランターの底に炭を敷いて、その上に土を入れました。 別のプランターから移したので、底石がわりに使っていた炭も一緒に入りま

          家庭で試せるプランターコンポストを設置した【2023.09.06】

          やっと植え付けたべチバー。雑草に見えるけど。。な【2023.09.05】

          2023年9月5日(火曜日)。 軽くかすめた程度だった台風11号。それでも風が強くなって、先週末の朝市はカウンターはひっくり返るし、突然の大雨でタープを張り替えたり。。 台風が過ぎるごとに涼しくなるとは言うものの、まだまだ暑い沖縄です。 それでも太陽はずいぶん優しくなった感じがします。 畑も秋作の準備で、盛り上がってまいりました。 僕の管理する圃場は、基本不耕起(畑を耕さない)なので、準備と言っても、草を取って、堆肥や刈草を敷くだけなので、草刈りと堆肥を振るうのが主な仕事

          やっと植え付けたべチバー。雑草に見えるけど。。な【2023.09.05】

          コンポストの僕的ポイントを書こうと思った【2023.09.01】

          2023年9月1日(金曜日)。 心配された台風11号もそれ(各地の被害が少ないことを。。祈。。)、秋作の準備を進めた今日。 昨日に引き続き、堆肥(野菜くずのコンポストでつくった堆肥)でのマルチング作業を進めた。 コンポストはいい。 僕は、コンポストから微生物の世界に入った、と言う実感がある。 ポイントを押さえて、自分に合った工夫をすれば、コンポストはそんなに難しいものじゃない。(以前コンポストのコツについて書いた記事) 僕も失敗した時の惨状が心配で、なかなか手が出せないで

          コンポストの僕的ポイントを書こうと思った【2023.09.01】