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【制作した動画の再生回数は600万回】経験豊富なコンテンツメイカーの次なる挑戦

こんにちは、Spiral.AI公式note編集部です。今回は、コンテンツマーケター武藤 貴将さんをご紹介します。

武藤さんは学生時代から、株式会社サイバーエージェントに所属。YouTubeチャンネルの動画制作・撮影・ディレクション・編集・出演をご担当されました。制作した動画の再生回数は、なんと600万回超え!

動画制作に携わった後は、バーチャルユーチューバー(VTuber)事業やAI/DX事業を経験。2024年1月からSpiral.AIにジョインされました。幅広い経験を持った武藤さんに、再生回数600万回のバズを生み出した背景や、Spiralに入社した理由を聞きました。

Spiralに入社したのは、AIでエンタメの面白さの幅を広げたいという熱い想いがありました。

プロフィール

武藤 貴将
1995年生まれ、埼玉県出身。学生時代は「アイシールド21」の影響でアメフトをしており、ポジションは一休と同じコーナーバック。バック走が早いことが強み。 大学在学中に株式会社サイバーエージェントにアルバイトとして入社し、 YouTube動画の企画や編集を経験。2019年に正社員として入社し、AIやDX領域の専門部署に配属。AIを活用したクリエイティブ生成プロダクトの開発PMや、大手小売業界向けのネイティブアプリ・ECサイトなどのUIUXプロジェクトの提案業務・ディレクション業務を行う。 2024年2月15日にSpiral.AI入社。

制作した動画が600万回再生!バズが生まれた裏話

— 大学時代で力を入れたことはなんですか?
武藤 サイバーエージェントでのアルバイトですね。YouTubeチャンネルの動画制作や撮影、ディレクション、編集、出演など幅広く担当しました。

制作した「ハイスクール研究室」の動画では、撮影・編集・教師役で出演し、再生回数は600万回を超えました。その実績が評価されて、正社員になった感じです。

— 600万回…!すごいですね。バズを生み出した裏話などはありますか?
武藤 正直自分も、動画制作当初は何がバズるかはわかりませんでした。「バズるにはどうすればいいんだ!」と悩んだ結果、「あるある」というアイデアが生まれたんです。

このアイデアは自分だけでなく、チームのみんなで考えました。動画は、プロ集団というよりもサークルや個人制作のような形で作っており、自由にワイワイできる感じが楽しかったですね。

一つ「あるある」という当たりのフォーマットが見つかると、そこからは「あるあるシリーズ」として横展開し、「少女漫画あるある」という動画も制作しました。

動画制作から、VTuber事業の立ち上げへ。こだわりは「チームみんなで作る」こと

— 動画制作の後には何をされていたんですか?
武藤 動画制作の後は、VTuber事業の立ち上げにコンテンツディレクターとして参画し、プロデューサーと二人三脚でキャラクターづくりを行いました。VTuberの世界観の設計からリアルイベントの実施まで、これも幅広く実施しましたね。

— 具体的にはどんなVTuberさんだったのですか?
武藤 彼女は、女神なんだけどグダグダなんです。お酒を飲みすぎて神の世界から追放されて人間界に来たというキャラクターで。配信中もお酒を飲みます。初回の動画は、お酒を飲みすぎて最後に吐くという展開でした(笑)

— めちゃくちゃ個性的なキャラクターですね(笑)こだわりポイントはあったのですか?
武藤 こだわりポイントはまず、「かわいいだけだと面白くない」ことですね。彼女は若干汚いんです(笑)。例えば、内股じゃなくてガニ股で歩いたり。この一見可愛いけれども抜けたポイントがあるというのはこだわりでもあり、中の人の良さが出たポイントでした。

他にも「オリジナルなコンテンツ」にこだわりました。たとえばタンスの角に足をぶつけるという動画だったり、冬にこたつに入って出られなくなるという動画だったり、太ったという動画だったり、多くの人が共通して持つ経験をオリジナルコンテンツとして提供していました。

— もうすでに魅力が伝わってきます。コンテンツづくりにおけるこだわりはありましたか?
武藤 コンテンツづくりにおいては「みんなで作る」という点にはこだわりがありました。当時のメンバーとは今も仲が良くて。ものづくりを共にすると、メンバーとの絆が深まるのはいいところですよね。

仕事の最高の瞬間って、リリースが終わったり、イベントが終わった後にみんなでお酒を飲むタイミングだと思っています。この瞬間のために、コンテンツはみんなで作りたい。

私が関わったVTuberさんもリアルライブイベントを実施して成功し、最高の瞬間があったのですが、事業としてはクローズし、今は独立し個人勢として日々配信を頑張っています。

AI事業本部で、UIUXデザイン・マネジメントを経験

— 事業がクローズした後には、何をされていたのですか?
武藤 VTuber事業がクローズした後は、立ち上げ間もないAI事業本部に配属になりました。AI事業本部では、合成音声の作成や、画像の高解像度化ができるAIツールをクリエイティブ制作の現場で試すことをミッションにしていました。

エンジニアさんが担う「技術」とそれを活用する「ビジネス」に近い環境にいたことで、AIとはどんなもので、どのように活用していくのかを学ぶことができました。その後、AI事業本部の中のDX本部に異動になります。

— DX本部ではどんな仕事をされていたのですか?
武藤 DX本部では、サイバーエージェントのメディアづくりの知見を活かして、小売業界をはじめとするナショナルクライアント様の、ユーザー向けのアプリやECなどのメディアづくりをしていました。

メディアづくりでは、キモとなるUIUXを強みに、企業様へのご提案やプロジェクト進行、ワイヤーフレーム作成を行っていました。プロトタイプのUIを作って、お客様に提案することが多く、ここでUI・UXの知識が身につきました。

またトップデザイナーであり信頼できる上司やメンバーに恵まれ、「ユーザーを知ることの大切さ」や「なぜこのデザインが良いのかを正しく伝えることの重要さ」を学びました。

UIUXデザインチームの拡大に伴い、マネージャーも担当。採用面接やナレッジを貯める仕組みづくり、目標設計などをしていました。

AIという一見難しいことを「面白さ」に使いたい。Spiral.AIを選んだ理由

— 動画制作・VTuber事業立ち上げ・AI/DX事業と幅広い経験を積まれた武藤さんがSpiralを選んだ理由はなんだったのですか?
武藤 やはり、CEOの佐々木さんやCOOの周さんChief of Staffの嶺元さんとの出会いがあります。彼らが自分の事業や会社のことをすごく楽しそうに話されているのが好印象でした。

他にも、AIという一見お堅く見える技術をtoBの領域などに活用するのではなく、エンタメなどの領域で「なにか面白いことをやろう」という姿勢が印象的で入社の決め手の一つになりましたね。

— 他に決め手はありましたか?
武藤 スタートアップにチャレンジしてみたかったというのはありますね。会社自体の立ち上げに関わりたかった。

私自身、特定の業種をやってきたわけではありません。動画制作、編集、ディレクション、VTuber立ち上げ、UI/UXデザイン、営業、マネジメントなど広く浅く色々なことができるタイプです。これは事業の立ち上げフェーズで使えるかなとも思っています。

AIでエンタメの面白さの幅を拡張する。Spiralで挑む次なる挑戦

— Spiralで挑戦したいことはありますか?
武藤 AIを使うことによって、もう一段エンタメの面白さの幅を広げてみたいですね。

仕方なくAIを使うのではなく、AIがあるから表現の幅が広がるとか、新しいファンを獲得できるとか、よりファンが楽しめるようになるとか、そういった世界観を目指したいと思っています。

— エンタメの面白さの幅を広げる!いいですね。
武藤 エンタメ領域だけでなく、メンタルヘルスやロボットの領域にも興味があります。

人間の能力には限界があります。一方で、AIならば膨大な量の情報を覚えておくことができるし、一人ひとりに合わせた対応ができる。これはAIならではのすごいところです。

このような力を持つAIの成功例の型を見つけていきたいですね。人間らしいAIを使うのならば、こんなストーリーでやっていくと良いというような成功例をSpiralで示せればいいなと思っています。

— ありがとうございます。最後に、どんな人と一緒に働きたいですか?
武藤 AIだけでなく、エンタメに詳しい方と一緒に働きたいですね。面白いことを作りたいという方たちと一緒に働いて、切磋琢磨できればいいなと思っています。

Spiral.AIでは、エンタメ領域の面白さの拡張に挑むメンバーを募集しています

Spiral.AIではメンバーを募集中です。もし少しでも興味があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。

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