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横浜で紙プレイヤーやってます。主に刃鬼を筆頭したビッグマナやコントロールしか使えません…

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横浜で紙プレイヤーやってます。主に刃鬼を筆頭したビッグマナやコントロールしか使えません。 使用しているカード画像は全てウィザーズ・オブザ・コースト社に帰属し、ガイドラインに沿って作成しています。 写真等は許可を得たうえで掲載しています。

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誰もが熱狂する「神」フォーマットになるはずだった2020年度2ブロック及び十王編限定構築戦

2ブロック限定構築戦。 それは2018年度から公式に公認CSやグランプリ、全国大会店舗予選で採用され始めた、歴史の浅いデュエルマスターズのフォーマットの一つだ。 その概要はデュエルマスターズクリエイターズレターVol.23にて初めて公開され、 新DM編、双極編、超天編、十王編とカードプールが入れ替わりながらも現在まで楽しまれてきた。2ブロック構築が導入された1年目の時期と重なったDMGP 7thと、2days開催されたDMGP8thでは大会フォーマットとして採用され、大

    • テキストカバレージ「やわたCS2ブロック」2024/8/10 -さらば、全ての瞬閃と疾駆と双撃の決断。赤青マジック弱体化の裏で-

       殿堂入りカードの発表。それは環境の移り変わりを告げる一大イベント。  通常の殿堂発表は主にオリジナルフォーマットとアドバンスフォーマットに影響するため、2ブロックフォーマットはあまり影響が出ないことが多かった。    2ブロックフォーマットのカードプールに存在しながらも、殿堂入りに指定されたカードの事例は発売当日から殿堂入りしている<滅亡の起源 零無>を除けば、双極編の<轟轟轟ブランド>や<ガヨウ神>、超天編の<BAKUOOON・ミッツァイル>、<ヨミジ丁−二式>、<マリゴ

      • DTL第5節&店舗予選直前! デュエルマスターズ2ブロック 王道・アビスレボリューション編メタゲーム・ブレイクダウン(リスト集2024年8月段階)

        俺たちの住む地域の代表を決めよう。 そして、 逆転こそが、カードゲームだ。 今年のデュエル・マスターズを象徴するキャッチコピーとして流行っているCM。筆者はこのCMの中でこの文章が好きだ。 経験が長いヤツが勝つ? ・・・そんなの退屈じゃないか? の部分だ。  やはり長い間このゲームをしてきた人の方が知識量や経験値の面で不利になるのが現実だ。 その傾向が顕著に出ているのが昨今の全国大会だ。参加者はランキング上位や大型大会で入賞するような超強豪のみ。 一般プレイヤーが一

        • 殿堂予想2024夏

          ※筆者は4月から2ブロックのCSしか出ていないので、オリジナルとアドバンスはにわかです。 殿堂 芸魔隠孤カラクリバーシ 赤青マジックから。 今のマジックが3キルしてくるのは基本的にこのカードが絡まないといけないので、無限の3キルパターンを作り出すこのカードを規制して3キルデッキから4キルデッキにしてくるんじゃないのかなって。 あとこれは2ブロック事情なんですけど、瞬閃と疾駆と双撃の決断が殿堂入りすると、ビート系デッキが2ブロックから消えちゃうんですよね。本番中にチュー

        • 固定された記事

        誰もが熱狂する「神」フォーマットになるはずだった2020年度2ブロック及び十王編限定構築戦

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        • 殿堂予想2024夏

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 7月下半期

          「今の2ブロックフォーマットで最も強いカードは何か?」と聞かれたら、みなさんはどのカードを挙げるだろう。<DARK MATERIAL COMPLEX>かもしれないし、<芸魔王将カクメイジン>や<アーテル・ゴルギーニ>かもしれない。 筆者は<「戦鬼」の頂天ベートーベン>の名を挙げると思う。 2ブロックフォーマットにおいて、4ターン目にプレイできる最も強いカードは間違いなくこれだ。 場に出るだけで3枚リソースを稼ぎながら、攻撃誘導効果と高いパワー、挙句の果てには除去耐性まで持

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 7月下半期

          テキストカバレージ「やわたCS2ブロック」2024/7/13 -最強の盾たる超光喜エルボロムに真っ向勝負を挑む、最強の矛たる芸魔王将カクメイジン-

          王道編の開幕を告げたデーモン・オブ・ハイパームーン環境も終わりを迎え、2ブロックフォーマットの環境も研究が進んでいたなか発売された王道編2弾。 新弾であるカイザー・オブ・ハイパードラゴンに収録されたカードは環境を一変させた。 <終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン>を筆頭としたボルシャックの新規カードは、火光アーマードメクレイドを環境レベルへと押し上げ、それまでの環境トップだった光闇メカへの対抗馬として名乗りを上げた..…のだが。 2ブロックフォーマットに大きな影響

          テキストカバレージ「やわたCS2ブロック」2024/7/13 -最強の盾たる超光喜エルボロムに真っ向勝負を挑む、最強の矛たる芸魔王将カクメイジン-

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/29

          自分が高校生くらいの頃(双極編くらいかな)、対戦していた墓地ソース大好きなお兄さんがこんなジョークを言っていた。 「盤面にカードが並び始めたら異端流しオニカマスを他のカードの下に若干重ねておくと、注意不足の相手のミスを拾いやすくなるよ(笑)」 本人の名誉のために注意書きをしておくが、本人はむしろイカサマを断固として許さないよう活動していたジャッジだったし、大会などではしっかりと相手とコミュニケーションを取ってプレイしていて、大型大会でも入賞する実力がある人だ。「小手先のセ

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/29

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/15

          岡谷での敗戦から1週間。 デーモン・オブ・ハイパームーン環境の2ブロックもそろそろ終わりだな、と思っていた頃。木曜日の池袋でマジックが勝っちゃったらしい、という情報が入る。 ....…???  マジ...? しかも聞くところによるとベスト4の他のデッキは全部メカらしい。..…え?どうやって勝ってるの? マジックはメカが不利対面。 1 先攻を取られるだけでもう負けた気分になる 2 2マナのメカが出るだけでもうしんどい 3 そこにウルトラセイバー持ちのアシステス

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/15

          テキストカバレージ「音速CS2ブロック決勝戦」2023/6/15 ーデーモン・オブ・ハイパームーン環境総決算 2ブロック最強の名を欲しいがままにするのはメカか、頂天を司るゼニスかー

          王道編が開幕してから2ヶ月。王道編のデュエルマスターズは間違いなく2ブロックフォーマットの環境を変えた。 ハイパーモードという新ギミックの登場により、低コストのカード同士の掛け算により序盤から高い出力を発揮するようになったことは、これまでのカードデザインとは明らかに異なることだろう。 そしてその恩恵を最も活用でき、2ブロック最強の名を欲しいがままにするのが、環境トップたる光闇メカ。 <獲銀月 ペトローバ>の登場は間違いなくこのデッキをワンランク上へと押し上げた。 これに

          テキストカバレージ「音速CS2ブロック決勝戦」2023/6/15 ーデーモン・オブ・ハイパームーン環境総決算 2ブロック最強の名を欲しいがままにするのはメカか、頂天を司るゼニスかー

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/9

          旅行というか、遠征は何歳になっても楽しい。 岡谷・笠原書店デュエマCS 使用 闇自然ゼニス 理由 クリスゼブブがバレてないうちに使いたかった 1回戦 火自然ゼニス ○ 互いにベートーベン召喚。こちらの方が先にワスプメリサを出せたので相手のクリーチャーを踏んでいく。 最後はセオリー通りに過剰打点組んで勝ち。 2回戦 ミラー ○ 相手は華を咲かせる→シャンクリとブン回り。 こっちは裏マナ作りが出来る手札じゃないので、1/3でサスペンスを打ち落とすしかないと考えてミン

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/9

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/1

          あとから見返してみましたが、今回の内容はなんか固いなって思ったので、眠たくなった方は限界が来たところでブラウザバックしながら読み進めてください。 ごめんね、オタクnoteじゃなくて。 前置き  世の中にはブレインストーミングという言葉がある。 決してデュエプレでも活躍している2マナの水の呪文ではない。 (大学の教授にウィキペディアは参考文献にならないからね?とは死ぬほど言われたけど、公文書とか論文書いてるわけでもないからいいよな)  まぁザックリと説明すると、とにかく

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/1

          テキストカバレージ「やわたCS2ブロック」2024/6/1 -2ブロック最強の光闇メカに待ったをかけるのは、オリジナル環境最強の火水マジック-

          光水ゴスペルの優勝から始まり、黒緑ゼニスや光闇メカへとメタが回った5月もあっという間に終わった。光闇メカが環境を定義してからの2ブロック環境はどう変わったのか。 光闇メカは2コストと3コストのカードの種類と出力に富んでいて、以下の強みがある。 <アーテル・ゴルギーニ>や<DARK MATERIAL COMPLEX>などのパワーカードによるフィニッシュ性能 <聖カオスマントラ>+<アーテル・ゴルギーニ>、<ドラン・ゴル・ゲルス>による防御力 <鎧機天シロフェシー>による

          テキストカバレージ「やわたCS2ブロック」2024/6/1 -2ブロック最強の光闇メカに待ったをかけるのは、オリジナル環境最強の火水マジック-

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 5/25

          世の中には”天才“と言われる人がいる。普通の人より身体能力や技量が高かったり、ある能力が突出していたりするのがそうだ。そういった類いのものならまだ努力で追いつけるのかもしれない。 だが、天才的な発想というのはどうしたら手に入れられるのだろう。 それだけは、自分個人でどうにかできる範疇を超えている気がして、途方に暮れてしまうのだ。自分はどこまでも凡人でしかないのだと痛感してしまうから。 使用デッキ 今回はまず前置きを入れる必要があるな、と思ったので、先にリストを貼ります

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 5/25

          テキストカバレージ「やわたCS2ブロック」2024/5/18 -スーパーロボット大戦を勝ち上がる、最強のメカ使いは誰か-

          Dreams come true、夢や願いが叶うとき。 人はその時が来ると信じることができるからこそ、努力を続けられるのだろう。 ある者は、過去の自分を越えるために戦った。 ある者は、自分の歩んできた道のりと誇りをかけて戦った。 ある者は、自身と仲間の目標を達成するために戦った。 そんなプレイヤーの姿を見て、人は感動しないだろうか。いや、そんなはずがない。 だからこそ、デュエル・マスターズはそんな人々の姿を記録に残しているのだと思う。この会場に集まった人それぞれにド

          テキストカバレージ「やわたCS2ブロック」2024/5/18 -スーパーロボット大戦を勝ち上がる、最強のメカ使いは誰か-

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 5/12

          みなさんはゲームをやっている時に、直感や嗅覚というものを信じるだろうか。 (怪しい宗教とかじゃないですよ別に。これは勘違いしないでほしいのですが、ぼくは真剣です。) 「なんとなく嫌な予感がする」「なんでかは分からないけどこっちの方がいい気がする」といった具合に。 「あっ!!!これ進○ゼミでやったやつだ!!!!!」とまでいうとちょっと違う気はするのだが、定石や理論的に考えればありえない行動が、結果論でいえば最善択だった経験はあるだろうか。 もう昔のことだから誰のなんの

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 5/12

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 5/3

          これはぼくの自論だが、CSなどの競技イベントでプレイングミスを1度すると、たとえそれまで調子が良かったり流れが来ていたとしても、その後は全く勝てなくなる気がするのだ。その日の自分の挑戦権はそこまで、といった感じに。 実際、振り返ってみても優勝した日はそういったミスがなかったし、自分がミスしていなくても、後手3ターン目を迎える手札に<絶望神サガ>手札に2枚持っているのに先3ガルラガンされて負けたりするなど、自分の手には負えない理不尽負けをした日すらあった。 でも、だからこそ、

          未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 5/3