未来を決めるのはいつも自分。ーミスする奴に神は勝利をもたらさないー 6/1
あとから見返してみましたが、今回の内容はなんか固いなって思ったので、眠たくなった方は限界が来たところでブラウザバックしながら読み進めてください。
ごめんね、オタクnoteじゃなくて。
前置き
世の中にはブレインストーミングという言葉がある。
決してデュエプレでも活躍している2マナの水の呪文ではない。
(大学の教授にウィキペディアは参考文献にならないからね?とは死ぬほど言われたけど、公文書とか論文書いてるわけでもないからいいよな)
まぁザックリと説明すると、とにかく意見をグループで出し合っていき、その中で思考して話し合う方法のことだ。高校生や大学生なんかは授業でよくやらされるかもしれない。「近くの人とグループになって話し合ってくださーい」というアレのことだ。
ブレインストーミングを実りあるものにするために以下の4つの原則がある。この方法で成果を出そうとした時に守らねばならないことだ。
判断・結論を出さない(批判厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、批判を含む判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。
粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。
量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。
アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。
(Wikipediaより引用)
まぁ相手の意見を批判的に潰してしまうと、意見を出そうとする人の生産性が下がり、萎縮してしまうことでその後の思考の発展、意見を出すことに対する妨げになるから、否定的でネガティブな意見をすぐに言う人よりは、ある程度寛容な人とやる方がいいのかもしれないという訳だ。
「粗野な考えを歓迎する」という原理に基づけば、試しもせずに「いや」とか「それはない」「弱い」みたいな言葉がすぐ出てきてしまう人とは時間の無駄なので多分やらない方がいい。意見を交える相手の実績や人柄でバイアスがかかっているなんて愚の骨頂。
その場はぐっと堪えるか、相手の意見を一通り聞いてから検討段階で建設的な理由を添えるといいと思われる。
まぁやってること自体は砂という変なアイディア(戯言)の束の中から、本物の砂金(名案)を探すようなものだ。
自分一人の考えでは限界があるし、視野を広げるためにも他者と意見を交えるのはいいだろう。
というかデュエマ史を振り返ってみても、天才的な発想をデッキリストにまとめる過程はいつもこうなのではないか、と思うわけだ。
アナカラーデッドゾーンを乗り越えるために赤単バイクに<暴走龍5000GT>を差し込んだり、
青白ロージアにサイケデリック・ガーデンを入れたり、
青黒カリヤドネが発見されたり、
サガループが最終的にDOOM型からダンタル型に変わったのも、ビルダーの様々なヒラメキがあったのだと思う。突飛なヒラメキを試行錯誤の果てに現実に落とし込めることでデッキは進化していくのだろう。
先週の自分はターボ型のマジックを作り上げた天才達に打ちひしがれてしまったが、仲間の力を借りれば、同じラインまでは届くのかもな、と思えた。
三人寄れば文殊の知恵はマジなのかもしれない
筆者は悩んでいた。
ぼく「このマヌケな顔してる奴がどうにかなったら、黒緑ゼニスは最強なんだけどな〜」
今の2ブロック環境はこのマヌケな顔が入ってる光闇のメカがトップシェア。
先攻1マナコンプとかアルデッドアーテルゴルギーニとか、3tペトローバ4t目ハイパーモードアーテルなんかやったらどんなデッキも粉砕できてしまうし、並みのビートダウンだとアーテル+カオスマントラのニンジャチェンジを乗り越えられないし、
じゃあループで勝てばいいじゃないと思うと、呪文主体のデッキには<鎧機天シロフェシー>を革命チェンジでぐるぐるさせているだけで勝ててしまう。まぁ基盤が強すぎて最強デッキになってしまっているわけだ。そりゃ母数も増える。
そしてそれに並び立つデッキパワーがあると思っているのが黒緑ゼニス。
<「呪怨」の頂天サスペンス>による、引きだけ4t全ハンデスがあるのと、<サスペンス・ザイン>による面処理、<「戦鬼」の頂天ベートーベン>による防御力。
<偽りの名ワスプメリサ>によるパンプとトリガーケア。
引いた手札だけで戦えばいいという、プレイの簡単さ。聞けば素晴らしいデッキに見える。
だが、いくら<「呪怨」の頂天サスペンス>で手札をもぎ取ろうが、
<「戦鬼」の頂天ベートーベン>を横に寝かせようが、
パワー25000のマヌケな顔の前には無力である。
水晶マナを9枚くらい用意しておけば1ターンはベートーベンで耐えることができるが、メカ側はコンプの横にいるクリーチャー=コンプが起き上がる回数(ベートーベンに自爆するとクリーチャーが離れるので)なので、
結局乗り越えられる+コンプの効果で相手の盤面が殴った回数分横に増える.…という、正に終末装置。
出されなきゃ勝てるとはいえ、基本出される想定でいなければなりません。
といった事情があり、既存の黒緑ゼニスではどうにもならない。
<ドアノッカ=ノアドッカ/「開けるか・・?」>でマイナスしたところで耐えれるわけもなく。
ハヤブサマルでブロックしても、ハヤブサマルが離れたね?って言われて起き上がるので、まるで意味がない。
なんとかパワー25000のマヌケな顔を止める手段を考える。
というわけでヨーカン先生に色々相談。ゼニスというデッキがメインのカラーリングから外れたカードを搭載できないデッキだから、闇か自然のカードがいいね、という話に。
ぼく「デカアースでラッキーナンバーみたいに相手のコンプの動きを止めるとか?」
ヨーカン先生「まぁ自分のクリーチャーのパンプもできるしとりあえず試そう。」
完全に封殺できるわけではないが、プレイヤーは攻撃されないので、一応効く場面もあったが.…
ぼく 「マナにベートーベン用の自然マナとデカアース用の自然マナを残せるタイミングが少なすぎてつらい」
結局クリーチャーを踏むことはできるのであまり効果的ではなく、Sトリガー+もワスプメリサしか出てこない。
なくはないけど、ボツに。ボンギゴではないんだよね。
ぼく 「じゃあ、コンプのワールドブレイクを耐えるって意味で<ニアピン・モスキート>は?コンプ+2面止まって、マナ回収も出来て腐りづらいですしお寿司。」
ヨーカン先生 「それはちょっと考えてた。」
試しに3枚くらい投入。すると…
ぼく 「1ターン雑にもらえるのすごいし、返しに必要なカードが回収出来ててすごい。」
大体の場面で1ターンもらえるので、かなり使い勝手がよかった。ミラーでも入ってるとワンショットしにくくて雑に殴らなきゃいけない分岐が増える。しかも色と欲しい自然のカードで至れり尽くせり。
他の人にも相談してみても結構好感触。
だが、次の課題が浮上。
「でも、耐えた返しのターンどうすんの?」
1ターン貰えたとて、返しに勝てなきゃ意味がない。<<「戦鬼」の頂天ベートーベン>を再び出そうがまたマヌケな顔した奴が上から踏みに来るだけだ。
ぼく 「シャングリラ・ファンタジア入れて、返しに走れるようにするとか?タブラサチャンタルムのDスイッチ込みならベートーベン+ファンタジアで打点組めます。」
ヨーカン先生 「単体だと微妙なカードかなぁ」
ぼく 「まぁフィニッシュ以外邪魔になっちゃうのはそうですけど..」
メカの横には大体<アーテル・ゴルギーニ>とか<星姫械エルナドンナ>みたいなブロッカーがいるし、<偽りの名ワスプメリサ>でも添えながら殴らないと<聖カオスマントラ>で耐えられるので、確かに現実的ではない。
これもダメか..…となっているとヨーカン先生がすごいことを言い始める。
ヨーカン先生 <「戦鬼」の頂天ベートーベン>の横にコイツ出したら良くない?」
・・・・
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
それやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
なんでこれに気付かなかったんだろう.…とちょっと悔しがりつつ回してみると、無色カードが2枚増えるデメリットはあれど、メカ側が捲れる方法が<アーテル・ゴルギーニ>2連打くらいしかなく、盤面が完成するとほぼゲームセットになった。
相手が<偽りの名ワスプメリサ>を出していても確定除去できる。
普通に<偽りの名ゾルゲ>みたいに面取りマシーンになってくれる
水晶マナ4枚でだせるくっつきやすさ(緑1水晶マナ5の状態から<「戦鬼」の頂天ベートーベン>との盤面が作れる
実質的なゼニス以外のクリーチャーにほとんどのバトルで無敵効果付与
相手のプレミを誘発しやすい
メカにも勝てる黒緑ゼニス、完成!!!!!!!!
やわたCS 2ブロック
使用:黒緑ゼニス
使用理由:色んな人に意見を投げつけまくったらデッキが完成形に近づいたため。最強。
1回戦 水闇火ハイパーモード
同期ボンギゴと出されてシールドが1枚割られる。
「もしかして出番まだだった?」
お前の出番は今じゃない。
4ターン目。プレジールがハイパーモードに。攻撃時に<アビス・アサルト>。<サスペンス・ザイン>を踏ませるも、<同期の妖精>のせいで全処理できない。
返しのターン。ベートーベンがあれば勝ちだったが、ベートーベンがなく負け。うぅ..…
2回戦 水闇火コンプ入りハイパーモード ○
なんか今日めっちゃ当たるな。
ハンデスしてクリスゼブブとベートーベンが揃って勝ち。
3回戦 ミラー ×
ここにきて全く勝った記憶がない、苦手意識のあるGTさん。勘弁してくれ。
先にサスペンスを出されてゲームをひっくり返せず負け。
まぁミラーはそういうゲームだから.…
4回戦 水闇火コンプ入りハイパーモード ○
なんか今日めっちゃ当たるな?(2回目)
ハンデスしてベートーベン+クリスゼブブで勝ち。
5回戦 青緑ゼニス ○
サスペンスがある分、カツオデッキにはガン有利なんだ〜
3-2
うーん。なんとも言えない戦績。リストが悪くないのはわかった。
ヨーカン先生がベスト4行ってたのでよかったよかった。
新弾が出るまではこのデッキでいいかな。 ボルシャックが来たらゼニスキツくなると思うので。
おわり
次の弾が来る前に<ボルシャック・アークゼオス>は買っておいた方がいいです。銀トレとかで来ない限りとんでもない値段になると思う。
アーマードメクレイドの出力が既にMAXに近いからこのカードの互換カードなんて出るわけないし、<終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン>のOver化のコストにもなるカードが現状これしかない。4枚買って。
邪神と水晶の華、過去一番金トレ当たりやすくて楽しい。
白枠に金トレ加工が綺麗でずっと眺めてられます。
ゼニス、最高だ.…2ブロック落ちするまでのあと1年間よろしくね。
ほんとにおわり
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