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#家族の物語
父のありがとうございます
#中学生〜高校生
ある日、父がカウンターを買ってきた。
付いているボタンをかちかちやると、9999まで数えられるようなやつだ。
父は別に野鳥の会ではなく、持つ意味がわからなかったため、聞いてみた。
ぼく「それ何に使うの?」
父「実は、数えたいものが有るんだよね。」
ぼく「でしょうね。」
話にならないので、すこし様子見することにした。
するとその夜、
リビングの方から父の声と、
カ
父の英語勉強法について
#幼少〜小学生
父は昔から英語をやけに勉強している。
なぜそこまで英語に執着すると言えば、
父の名前には英語の英が入っているから、らしい。
幼少の頃は英語の勉強をしているなんて、凄いなあと思っていた。
しかし残念ながら、父の勉強法はお世辞にも効率がいいとはいえない、
それは、父が未だに英語のリスニング・トーキングに関してカナリ低レベルだからだ。
一方で父の兄、つまりぼくの叔父は海外に出張し
ぼくの股関節脱臼を労ってくれた父
#幼少〜小学生
ぼくは小さい頃股関節が弱かった。
あんまりない症状だと思うが、よく脱臼していた。
脱臼するときはいつも寝ているときだった。
横を向いて就寝してしまうと一定確率で外れた。
初めて脱臼したのは小学校三年生の頃だった。
朝目が覚めると、
何が起こったのかわからないくらいの痛みを足の付根に感じた。
ぼくは起きた途端に泣き叫び、立ち上がることができなかった。
泣き叫んでいるとや
親子で宇多田ヒカルが好き
#大学生〜大学院生
ぼくは宇多田ヒカルが好きだ。
ファーストアルバムからずっと。
Automaticにはものすごい衝撃をうけた。
ぼくの父は基本的に音楽には興味がない。
が、そんな父もある日宇多田ヒカルを知ってしまい、
それからと言うものの、しばらく狂ったように聞いていた。
「ラスト・フレンズ」というテレビドラマがきっかけで知ったようだった。
そのドラマのエンディング曲が宇多田ヒカルの
テレビでエッチなシーンが流れた時の対処法
#幼少〜小学生
家族でテレビを見ている時、
ふいにエッチなシーンが流れることが有る。
ぼくが小さい頃、
ぼくの家族の場合はこんな感じだった。
母は心を無にしていた。
兄はどこか気まずさを感じているようだった。
ぼくは普通に見ていた。
父はぼくを見ていた。
なんなら父はぼくに話しかけてきた。
「どう?」
ぼくはそれがもの凄く嫌いだった。
もし自分に子供が出来たら、こんな時に話しか