小説「秘書にだって主張はある。」プロローグ、第一話(全二十話)
いわゆる「お仕事小説」を書きました。令和4年の暮れに上げたもので、舞台はその頃ですが、ファンタジー要素もあります。71,768字
<あらすじ>
令和とよく似た、しかし隣国と休戦中という少しだけ違う海生日本の東京で。
主人公伊藤恭子は、「柊社」の総務部長秘書であり、やりがいを感じている一方で、実は異能力者であることを、周囲にひた隠しにしていた。
ある時、恭子は相談役と直に面談し、社運に関わる重い案件について報告することとなり次第にその渦中に巻き込まれてゆく。
その過