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自分にとって大切なコトだけで生きる…エッセンシャリズム

エッセンシャリズム(Essentialism)。

自分が本当に大事にしている部分だけを、情熱的に、大切にして生きる、と言う在り方。

モノ・キャリア・人間関係など、あらゆる人生の選択肢において言える考えです。

自分で自分の価値観に沿った優先順位を決め、優先順位の低いことは切り捨てる。

ミニマリズムとも似ているのですが、ミニマリズムよりも本質的で、モノを少なくするコトよりも自分の望みを大切にする感じ。

日本語では「本質主義」と直訳できますが、「エッセンシャリズム」のニュアンスとは少しズレも生まれるため、カタカナでこのまま使われることがほとんどです。とは言っても新しい言葉なのでまだあまり普及してないはず。


私は前々から、どこか周りの人と交わらない部分を自分が持っていることを感じていました。

本当にポジティブな性格だったのと社交性があったことで苦労したことはないのですが、多くの同年代が人気者になろうと張り合ったり、芸能人を追いかけたりするのが理解できなかった。恋愛感情を持つことも私にはなかなかなく。

当時から自分の行きたい方向・なりたい人間としての在り方は常に考えていました。でもそんなこと、めちゃめちゃ仲良い子にしか離さないし、いつもクラスメイトからは天然だと言われてました。実際、今の自分からすると、ひたすら明るくてあまり何も考えてなかったな、とも思いますが、他の友達のことは別の意味で頭の中お花畑な人たちだなあ、となんとなく感じていた部分もあり。

日本に住んでいた頃は今と違い、みんな同じで当然、という社会を生きていたので、自分の価値観がほとんどの同年代とは相違しているのを不思議に思いました。特に恋愛に関しては、なんでこんなに好きにならないんだろうと、アセクシャルとかアロマンティックについて調べたりもしました。あまり認めたくないけど、周りと違うだけで、自分が何か変なのか、と不安になっていた部分もあると思います。


今年6月、オーストラリアでのカレッジの最終日を無事終えた直後、たまたまYouTubeで出会った動画でEssentialismに出会い、私は心から納得すると同時に安心感を覚えました。

Matt D'Avellaさんのポッドキャスト、The Ground Up Show。英語が得意な人には是非おすすめしたいのですが、その中でEssentialismという有名な本の著者と対談する、という回です。



これぞ人の理想的な在り方なんじゃないか、と思うと同時に、今までの私の傾向はどれもエッセンシャリスト的と言えるんじゃないか、と感じ、自分の在り方を一番良い解釈で認められました。

この動画には他にも大切な視点・発想・気付きを頂いたのですが、どれも深く濃い内容なので、それはまたの機会に。英語字幕もあるので、少し難しい英語でも平気だよって人は、この動画、是非見ながらゆっくりと考えてみると面白いと思います。

自分の大切なコトだけを充実させて生きることは、意識すれば奥が深いし、自身の人生が明らかに活き活きとしてきて、楽しい。私の努力・継続論とも繋がってくるのですが、自分にとって大切なことって、そもそも自然と、他人からすれば努力や継続に見えることができていたりします。そういった好きなこと、得意な事を人生の中心に置けば、自己肯定感だって高まるし、人生への満足度も増すのは、多くの人が想像できると思います。

頑張る事を諦めずに、楽しく充実して生きたい。そんな人にとっては、「より望んでいるカタチの人生」への近道となるんじゃないかな、と思っています。

私の努力・継続論はこちらの記事になっています。


エッセンシャリズム。英語としても、とても新しい言葉です。

私自身、今回ご紹介した動画に出会うまでは、エッセンシャリズム(Essentialism)なんて考えたことも聞いたこともなかったのですが、今では自分のことをエッセンシャリストだと思っています。すごく共感したから。そのくらい軽く、エッセンシャリストを名乗っても良いと思うのです。思考の話ですから。自分である程度定義しちゃっても、誰も文句言いやしません。

自分の生き方を見つける道中の手掛かりとなれば嬉しいです。

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それでは今回は、ここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらで自己紹介しています。


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